« 米国人は アフガニスタンからの米軍の撤退をどのように捉えているか。 | トップページ | ‘Brooks Brothers’ のボタンダウン・シャツ,“A Feeling Like No Other”。 »

2021年9月 4日 (土)

池袋 車暴走事件,飯塚被告の罪。

「東京・池袋で2019年4月、暴走した乗用車で母子が死亡するなどした事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に対し、東京地裁は2日、禁錮7年の求刑に対して禁錮5年の実刑判決を言い渡した。
・・・ 判決は『ブレーキと間違えてアクセルを踏み込んだ過失がある。アクセルペダルを最大限まで踏み込み続けた』と述べた。・・・」 との報道がありました。
妥当な判決と思います。

飯塚被告は 「アクセルが押されたまま,戻らなかった。ブレーキを踏み続けたが利かなかった。」として無罪を主張していました。

飯塚被告の罪は「過失運転致死傷」ですが,倫理的な罪があると思います。

彼の主張が 無罪を勝ち取るための偽証なら 何も言うことはありませんが,もし,本当に記憶違いであったとした場合でも ー

彼は工業技術院の元院長であり,東京大学卒業の工学博士で,当然,合理性を尊重する特質を備えているものと考えます。

彼の経歴から推察される合理的考察力のレベルからすれば,公判中に検察から示された証拠,「トヨタ」のコメントなどを 合理的に考察すれば 自分の記憶が誤りであったことは,裁判官ならずとも 容易に判断できていたはずです。(もし そう判断できなかったとすれば 能力に問題ありと見做せるでしょう。)

そのことを隠して 無罪を主張し続けたことは 判決とは別の罪と言わざるを得ません。
元部下の方々も その倫理観の薄弱さに驚き,落胆したことでしょう。
自らの有罪の判断ができなかったとしても その能力の低さに驚き,落胆する結果に変わりありません。

いずれの場合であって,「晩節を汚した」と言わざるを得ません。
これを避ける唯一の道は,自らの過ちを認めることでした。更なる過ちを犯さないことを願うばかりです。

|

« 米国人は アフガニスタンからの米軍の撤退をどのように捉えているか。 | トップページ | ‘Brooks Brothers’ のボタンダウン・シャツ,“A Feeling Like No Other”。 »

つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 米国人は アフガニスタンからの米軍の撤退をどのように捉えているか。 | トップページ | ‘Brooks Brothers’ のボタンダウン・シャツ,“A Feeling Like No Other”。 »