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2021年11月26日 (金)

世界はインフレだが,日本は?

Pew Research Center’ ,Nov.24,2021付けで “Inflation has risen around the world, but the U.S. has seen one of the biggest increases”(インフレ率は世界中で高まっており,米国で最大の増加の1つが見られる)の見出し調査報告がありました。

下記,拙訳・転載します。
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最近,食料品店に行ったり,ホリデーショッピングを始めた米国人は,消費者物価が急上昇している(spiked)ことに気づいていると思う。米国の年間インフレ率は202110月に6.2に達し,消費者物価指数(CPIConsumer Price Index)で測定した場合,30年以上で最高になった。他のインフレ指標(inflation metrics)も,CPIほどではないが,ここ数ヶ月で大幅な増加を示している。

インフレ率がこれほど急速に上昇した理由を理解することは,急上昇がどれくらい続くか,そしてもしあれば,政策立案者がそれに対して何をすべきかを明らかにするのに役立つだろう。最近のインフレ率の加速は,通常の景気循環とより密接に結びついた他のインフレ期間とは根本的に異なるように思われる。これまでに提供された現在の現象の説明には,コロナウイルスのパンデミックの中で世界的なサプライチェーンの継続的な混乱が含まれている; 労働市場の混乱(turmoil; 今日の価格が昨年のCOVID-19によって引き起こされたシャットダウン中の価格に対して測定されているという事実; 地方経済が再開された後の強い消費者需要。

002h_20211125144301 少なくとも1つのことは明らか:復活した(resurgent)インフレ率は,決して米国だけの懸念ではない。ピュー研究所が46ヶ国のデータを分析したところ,2021年第3四半期のインフレ率は,パンデミック前の2019年第3四半期よりもほとんどの国(39ヶ国)で高かった。米国を含むこれらの国のうち16ヶ国では,インフレ率は2019年の同時期よりも前四半期に2パーセンテージ・ポイント以上高かった。(この分析では,主に高度に進歩した民主主義国のグループである経済協力開発機構(the Organization for Economic Cooperation and Development)のデータを使用した。データは,38OECD加盟国に加えて,他の8つの経済的に重要な国を対象としている。)

米国は,調査した46ヶ国の中で2021年の第3四半期に5.3で,年間インフレ率が8番目に高く,ポーランドよりわずかに高い(edging out)。米国のインフレ率の上昇(2019年の第3四半期から2021年の第3四半期までの間に3.58パーセンテージ・ポイント)は,調査グループで3番目に高く,一般的に米国よりも大幅に高いインフレ率を示すブラジルとトルコに次ぐものだった。

各国のインフレの絶対レベルに関係なく,多くは同じパターンでの変動を示している:2020年の第1四半期にCOVID-19パンデミックが発生する前の比較的低いインフレ; 多くの政府がほとんどの経済活動を大幅に縮小した(curtailed)ため,その年の残りから2021年にかけてインフレは横ばいまたは低下した; 今年の第2四半期と第3四半期には,世界が正常に近い状態に戻るのに苦労したため、インフレ率が上昇した。

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この分析のほとんどの国で,2021年は,低から中程度の(low-to-moderate)インフレの異常に長い期間であったものからの急激なブレークを示した。実際,パンデミックに至るまでの10年間で,分析対象の46ヶ国のうち34ヶ国の平均インフレ率の変化は2.6以下だった。これらの国のうち27ヶ国では,インフレ率は平均2未満だった。最大の例外はアルゼンチンで,その経済は何十年にもわたって高インフレやその他の災難に悩まされてきた。OECDは,2018年以前のアルゼンチンのインフレ率に関するデータを持っていないが,2018-19年の期間の平均は44.4だった。

対極にあるのは日本で,20年以上もの間,持続的な(persistently)低インフレと定期的なデフレ,または価格の下落に苦しんでいうが,ほとんど成功していない。2020年の第1四半期には,日本のインフレ率は沈滞した(anemic0.7で推移していた。2020年の第4四半期にデフレ領域に滑り込み,それ以来そこにとどまっている。今年の第3四半期の消費者物価は,2020年の第3四半期の水準を0.2下回った。

他のいくつかの国は,一般的なディップ・アンド・サージ(dip-and-surge)パターンから逸脱している。たとえば,アイスランドとロシアでは,最近の数ヶ月だけでなく,パンデミック全体を通してインフレが着実に上昇している。インドネシアでは,インフレは早い段階で低下し,低水準にとどまっている。メキシコでは,2020年のロックダウン期間中にインフレ率がわずかに低下したが,急速に回復し,2021年の第3四半期には5.8に達し,2017年の第4四半期以来の最高水準に達した。そしてサウジアラビアでは,パターンが逆転した:インフレ率はパンデミックの最盛期に急上昇したが,直近の四半期にはわずか0.4に急落した。
(転載了)

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何事も極端はいけません。

ほどほどのインフレが望ましいのでしょう。

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