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2021年11月22日 (月)

大谷翔平の,とんでもない15の事実

11月18日,大谷翔平がA.L.MVP Awardを獲得した翌19日,MLB公式サイトに 彼の今シーズンの偉業に関する記事が掲載されました。
下記,拙訳・転載します。

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15 wild facts from Ohtani's MVP campaign
「大谷のMVPシーズンにおける15のとんでもない事実」
By Sarah Langs

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大谷翔平の2021年のMVPシーズンは,間違いなく,最近の記憶の中で最も記憶に残る最高のシーズンの1つだった。二刀流(two-way)選手を見たことはあるが,450フィート以上の本塁打と時速100マイルを投げることができる大谷のようなプレーヤーは今までいなかった。4月末までにベーブ・ルース(Babe Ruth)と「ブレット・ジョー(Bullet Joe)」ローガン(Rogan)の比較を追い越した(sped past)が,これが他とは異なるシーズンであることは明らかだった。

彼にAL MVPの栄誉を与えた,2021年のキャンペーンから,最もクールでクレイジーな大谷の15の事実をここに示す。

1. 大谷はシーズン最初の先発登板の44日で,ホワイトソックス相手に1回表の投球で100マイルを計測すると,1回裏に初速115.2mph185km/h),451フィート(137m)のホームランをかっ飛ばした(crushed)。彼は,DHが導入される前,1972年シーズンの最終日のロリック・ハリソン(Roric Harrison)以来,ALチームに対して本塁打を打った最初のアメリカン・リーグ先発投手になった。彼は,又,スタットキャスト(Statcast)が導入された2015年以降,同じ試合で110mph以上の打球と,100mph以上の投球を記録した史上初の選手となった。

2. 打球初速といえば、2021年シーズン開幕当初、投手による最高打球初速は、マディソン・バムガーナー(Madison Bumgarner)が2017年の開幕日に記録した112.5mph181km/h)の本塁打だった。9月初旬までに,大谷はバンガーナー(Bumgarner)に先駆けて,すでにそのリストのトップ5を獲得していた。そして,それは彼が投げた試合のみの記録である。

3. 大谷は2021年に何度も本塁打でMLBをリードしながら 先発で投げた。 エリアス・スポーツビューロー(the Elias Sports Bureau)によれば,彼の前に,1921613日のベーブルース以来,誰もそれをしていなかった。

4. 大谷には,ピッチング能力(prowess)とスラッギングだけではない。スピードもある。彼はMLBの歴史の中で,シーズン中に少なくとも20本塁打,20盗塁,20登板を達成した最初のプレーヤーになった(ニグロ・リーグ(Negro Leagues)の統計が含まれるかどうかは保留中)。20盗塁,20登板した選手で次に多い本塁打は? 1887年のボブ・カラザーズ(Bob Caruthers)の8本だろう。が,繰り返しになるが,単純には比較できない。

5. 統計の歴史的な組み合わせが非常に多いため,大谷のユニークで,かつてなかったシーズンを示す,すべてをリストにすることはできない。しかし,注目に値するもう1つの組み合わせは,30本以上の本塁打とマウンドでの30以上の三振である。また,大谷は46本塁打と156三振があり,これらの控えめな予選通過者(modest qualifiers)にはほど遠い。

シーズン30本塁打のこれまでの最多三振は,1930年のベーブ・ルースによる3回だった(49本塁打)。2019年 ルースが30奪三振を獲ったシーズンの本塁打は29本だった。

6. 大谷は今季のハード・ヒット率とスプリント・スピードの両方で90%以上に入った4人のうちの1人であり,そのエリート・パワー/スピードのコンボを披露した。リストの他は,ロナルド・アクーニャJr. Ronald Acuña Jr.),フェルナンド・タティスJr. Fernando Tatis Jr.),そしてタイラー・オニール(Tyler O’Neill)の3人の素晴らしい選手たちだが,この中で20試合以上に登板した選手はいない。

7. 大谷のオールスター・ウィークのパフォーマンスもまた,再見の価値がある(well worth a revisit)。
確かに,彼はホームラン・ダービーのファースト・ラウンドで負けたが,他の多くの中で513フィートのホームランを飛ばした前ではなかった。そして,次の日のオール・スター戦で彼は何をしたか? ノーラン・アレナド(Nolan Arenado)に時速100.2マイル(161km/h)で投げた(hurled)。これは彼の遠征での最大速度だった。24時間のうちに,500フィート越えと100mph越えである。信じ難い。

8. 大谷は,リーグで3番目に多い46本のホームランと,ブライアン・レイノルズ(Bryan Reynolds)とデビッド・ペラルタ(David Peralta)とタイの8本の三塁打でシーズンを終えた。同一シーズンに本塁打と三塁打の両方でトップ3に入ったのは,1978年のジム・ライス(Jim Rice)以来,タイを含めて最初の選手である。

9. 彼の最高の投球であるスプリッターについて話そう。
大谷のスプリットの被打率 .087は(最低120打席をその球種で終えた),全投手の全球種のなかで最少である。そして,それは2021年だけではない。大谷のスプリッターは彼のキャリアの中で平均0.075の被打率に値し,これは,2008年以来(最低200の打席)、ピッチ追跡時代のどのピッチ・タイプの,どの投手の中でも2番目に低いものである。唯一低い記録は,デリン・ベタンセス(Dellin Betances)のスライダー(.064)に対するものである。

10. 大谷は511日のアストロズ戦で,10奪三振を記録した後に,打者として試合に残るため,右翼に移った。エリアス(Elisa)によれば,10奪三振以上を記録した投手が,その試合で投手でないポジションでプレーしたのは,(1900年以降の)近代野球で彼が3人目である。彼は,197076日のサム・マクダウェル(Sam McDowell)(15奪三振後,二塁を守った),1958928日のハーベイ・ハディックス(Harvey Haddix)(11奪三振後,右翼を守った)に加わった。

11. 5月12日,大谷はシーズン中,初めてリードオフを打ち,先発投手の翌日にそれを行った。
彼はマウンドでゲームを開始した最初のプレーヤーになり,191672526日のレイ・コールドウェル(Ray Caldwell)以来,チームの次のゲームでリードオフを打った。エリアスによれば,コールドウェルはヤンキースのためにスタートし,先頭打者を打ち,翌日中堅手でプレーした。

12. 6月4日,大谷は10三振を奪った。エリアスによると,65日,彼はエンゼルスにために本塁打を打ち,1893年にマウンドが現在の距離に移動して以来,10奪三振試合の後,連続した(back-to-back)試合でホームランを打った,2番目のプレーヤーになった。彼は1964717日に10奪三振を記録し,719日のチームの次の試合で13回に代打でサヨナラホームラン(walk-off home run)を打ったホワイトソックスのゲイリー・ピーターズ(Gary Peters)に加わった。

13. 6月29日,大谷は ヤンキー・スタジアムで 2本の本塁打を放った。
翌日,彼はマウンドでスタートした。エリアス・スポーツ・ビューローによると,少なくとも2本の本塁打を打った次のゲームで先発投手をした5人目のプレーヤーになって,1930年のベーブ・ルース(Babe Ruth),1887年のジョン・クラークソン(John Clarkson),1886年のボブ・カラザーズ(Bob Caruthers),1883年のモンテ・ウォード(Monte Ward)の列に加わった。

14. 8月12日,大谷は先頭打者として試合を開始し,ピッチングで勝利を収めた。 少なくとも1906年以来,それを行った唯一の他のプレーヤーは,1918819日のチャーリー・ジェイミーソン(Charlie Jamieson)だけだった。

15. 大谷は,時速110マイル以上の初速度の本塁打を25本放ち,他の誰よりも4本多い。彼はまた,少なくとも450フィートの飛距離を6本打ち,今シーズン3番目とタイだった。

(転載了)
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記録の組み合わせを考えればキリがないほど特筆すべき成績がでてくるようです。

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