MLB,MVP発表が近付いて大谷翔平に対して-
大谷翔平が アメリカン・リーグのMVPの候補に挙げられた後,スポーツメディア ’Fan Sided’ のエンゼルス専門ページ ‘Halo Hangout’ がNov.10,2021付けで 次の記事を掲載しました。
下記,拙訳・転載します。
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“AL MVP finalist Shohei Ohtani will undoubtedly run away with the award”
「アメリカン・リーグ MVP ファイナリスト大谷翔平は,疑いなく,賞を持ち帰る」
大谷翔平が月曜日の夜,アメリカン・リーグのMVP,3人のファイナリストの1人として発表された。
彼がロサンゼルス・エンゼルスに その賞を持ち帰ることは間違いない。大谷は,ブラディミール・ゲレロ・ジュニア(Vladimir Guerrero Jr.)とマーカス・セミエン(Marcus Semien)と競うが,2人の選手は,大谷の価値にほど遠い存在である。
マーカス・セミエンとウラジミール・ゲレロ・ジュニアが,大谷翔平からAL MVPを奪うチャンスはない。
大谷翔平は今シーズン,打者として 打率 .257,出塁率.372,長打率 .592,OPS .965 46本塁打,100(打点)RBI:runs batted in,103得点を記録した。(OPS:On-base plus slugging,出塁率+長打率),主要なチームメイトの負傷でラインナップの援護なしに。マイク・トラウト,アンソニー・レンドン,ジャスティン・アップトンは全員の怪我を負って,誰も彼の後ろを打ってなかった,トラウトは36試合,レンドンは58試合,アプトンは89試合に出場した。バリー・ボンズを歩かせたチームよりも,大谷を歩かせ始めたチームはとてもひどいものだった。エンゼルスの相手チームのファンでさえ,大谷を歩かせる自身の贔屓チームにブーイングした(booed)。
一方,ゲレロとセミエンは,もちろんお互いを含め,十分なラインナップの援護があった。
セミエンは,それでも大谷ができた攻撃的な数字を上げることができなかった。彼の打率は .265とわずかに優れていたが,出塁率は .334と平凡で,OPS .900すら達しなかった。彼はまた,大谷より本塁打が少なかった。
ゲレロ・ジュニアに関しては,彼はラインナップ援護を有利に利用し,実際には大谷よりも良い記録を残している。 彼は 打率 .311,出塁率 .401,長打率 .601,OPS 1.002,48本塁打,111打点,123得点を記録した。大谷をそのジェイズ(Jays)のラインナップに入れ,ゲレロ・ジュニアをハロス(Halos)のラインナップに入れると,統計ライン(stat lines)が逆になるが,それは問題ではない。
大谷は彼の攻撃的な試合にどちらも持っていない別の側面を持っているので,それは問題ではない,そして ゲレロは持っていることにさえ近づいていない:エリート走塁(Elite baserunning)。大谷は今年26の盗塁を成功させ,仲間からアメリカン・リーグで最速の走者にランクされた。セミエンの盗塁は15で,ゲレロの盗塁は4つしかなかった。
そして,走塁は盗塁だけにとどまらない。それは,ピッチャーやキャッチャーから塁(bag)を盗むだけでなく,可能な限り余分な塁を手に入れることで,大谷は8つのトリプルでMLBをリードした。
セミエンはたった2つで,ゲレロは一年で,一つの2盗から3盗にしか伸ばすことができなかった。
これを超えて,大谷はマウンドのエースであり,23回の先発登板で9勝2敗を防御率3.18で終えた。 彼は9イニングあたり10.8三振を取り,今シーズン1.090 WHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched,イニングあたり与四球・被安打数合計)を記録した。セミエンとゲレロは明らかに一度もマウンドに登ろうとしたことさえない。
大谷は投打でエリートである2ウェイプレーヤーであると同時に,リーグ最速ランナーであり,余裕でMVPに選ばれる(easy choice)。満場一致(unanimous)であるべきで,そうでなくとも,少なくとも それに近くもないだろう(even if it’s not, it at least won’t be close)。
(転載了)
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来週末を待ちましょう。
興味は 満票か否かに移っています。
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