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2021年11月23日 (火)

伝説の写真集 “TAKE IVY” を 英文 Wikipedia はどのように記しているか。

001_20211116162201 写真集 “TAKE IVY” は-
  「いまでこそIVYTRADファンの永遠のバイブルともいわれているが,当初はさほどの人気はなく,発行部数数千部の半分はVANが買い取り,得意先に配布したという程度のものだった。
   ところがその数十年の間に,この本は海外のファッション専門家の間でカルト的な人気を博すようになり,オリジナルの日本語版はeBayのオークションにおいて数千ドルで売買されるまでになる。日本でもその人気は高まり,2006年にはSHIPSの協力で限定復刻版が1000部発刊されたが,またたく間に完売したという。」(「石津謙介 大百科」より)

以下,英文Wikipedia を拙訳・転載します。
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TAKE IVY

TAKE IVY” は,1960年代のアイビー・リーグの学生の服装を記録した1965年のファッション写真集である。ニューヨーク・タイムズはそれを「ファッション・インサイダーの宝物(a treasure of fashion insiders)」と表現した。“TAKE IVY” は,日本のベビーブーム世代向けのアイビー・リーグのバイブルであり,近年では「ネオ・アイビー」スタイルにも影響を与えている。この本は世界中で5万部以上売れている。オリジナルのコピーは西洋では稀少であり,2,000ドルものオークション価格を獲得している。

002_20211116162201 Background
背景

TAKE IVY” は,4人の日本の,洋服スタイル(sartorial style)の愛好家(enthusiasts)によって制作され,米国のエリート・アイビー・リーグ大学のキャンパスで撮影されたスナップ写真(candid photographs)のコレクションである。このシリーズは,1959年から1965年までの大学生の男性とその服に焦点を当てている。キャンパスで食事をする,寮(quad4人部屋)でくつろぐ,自転車に乗る,図書館や教室で勉強する,またはボートハウスで,この写真の概要(compendium)の主題は,完璧で(impeccably)独特な(distinctively)米国製の上質な衣服を着ている。

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Reception
受け入れ

ラルフ・ローレンや J.クルーなどの有名な米国人デザイナーは,どちらも “TAKE IVY” のコピーを店頭に陳列している。雑誌の編集者や小売業者は,本の写真から直接取ったファッション(looks)を誇らしげに表示しており,このスタイルはクラシックと見なされている。

Authors
著者

TAKE IVYは,日本の写真家とメンズ・スタイルの愛好家によって作成された写真集だった。タイトルはデイヴ・ブルーベックのジャズ曲 “Take Five” にインスパイアされたものである。

林田昭慶は,都会の,おしゃれな青山地区で生まれ育ち,メンズクラブ誌のタイトル発足直後から表紙撮影を開始した。
彼のスタイルは非常に洗練されている(sophisticated)と見做されており,グルメ料理の愛好家でもある。自家製醤油漬けの山椒(soy sauce-marinated Japanese pepper)と,ガネルの天ぷらとリースリング・ワイン(riesling wine)が大好きなことで知られている。

石津祥介,石津オフィスのディレクターは岡山県生まれ。
桑沢デザイン研究所卒業後,メンズクラブ編集部に勤務。彼は1983年に石津事務所を設立し,ニブリック(Niblick)を含むいくつかの衣料品ブランドを生み出し続けている。

くろすとしゆきは1961年にVAN Jacket(株)に入社し,商品の開発と販売を推進した。
彼は1970年に会社を辞め,‘Cross and Simon’と呼ばれる彼自身の事業を始めた。ブランドの営業を停止した後,としゆきは「アサヤン」と呼ばれるヒットバラエティ番組にレギュラー・ゲストとして出演し始めた。としゆきはまた,活発なライターであり,知識人でもある。

元(Paul)長谷川は兵庫県出身である。
長谷川は1963年に米国での留学を終えた後,帰国してVAN Jacketに入社。そこで彼は広告と広報を担当した。長谷川は “TAKE IVY” 制作のメイン・コーディネーター兼通訳だった。それ以来,彼は国内外で様々な管理職を歴任した。彼は現在,‘Cosmo Public Relations Corporation’ の常務取締役を務めている。

Publishing
出版

TAKE IVY” のオリジナルは,1965年に日本で,現在は「㈱ハースト婦人画報社」(Hachette FujuingahoCo.Ltd)として知られている「婦人画報社」の発行者によって発行された。
最新版は,2010831日にニューヨークのブルックリンにある ‘powerHouse Booksから出版され,24.95米ドルと28.95カナダ・ドルで販売されている。 2011年に,オランダ語の翻訳が ‘Michael Hendriks’ によって書かれ,‘Parvenu Publishers’ によって 19,95ユーロで発行・販売された。

(転載了)
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このWikipediaには 参考資料として オリジナル版をスキャンしたサイトが紹介されています。

http://www.acontinuouslean.com/2008/05/19/take-ivy/
http://thetrad.blogspot.ca/2008/12/take-ivy-chapter-i.html

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