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2022年1月10日 (月)

‘Brain Control Weapon’,中国開発中?

NEW YORK POST’ のDec.31,2021付けで-
Inside China’s terrifying ‘brain control weapons’ capable of ‘paralyzing enemies’
「敵を麻痺させる」ことができる中国の恐ろしい「脳制御兵器」の内幕)と題する記事が掲載されていました。

下記,拙訳・転載します。
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中国が,敵と自国民を麻痺させ(paralyze),制御するために使用できる恐ろしい脳制御兵器を開発している,と報告書は述べている。ワシントンは,「バイオテクノロジー」を使用したとして,北京の軍事医学研究院(Academy of Military Medical Sciences)と他の11の研究所に制裁措置を取った(sanctioned)と伝えられている。
ワシントン・タイムズによると,開発されていると報告されている兵器の1つは,「脳制御兵器と称されている(purported brain-control weaponry)」ものである。

中国の研究所は先週,米国商務省によってブラックリストに載せられた。政府部門は邪悪な(sinister)武器について詳細に説明しなかった – しかし,報道機関によって見られた2019年の軍事文書はいくつかの洞察を提供した。中国は「敵の抵抗する意志を攻撃する」ことによって「敵を麻痺させ,支配する」ことを望んでいる,と報告書は述べています。伝えられるところによると,この武器は殺したり「死体を破壊」したりするためには使用されないという。

「実在リスト(entity list)」に掲載された後,米国の企業は,ライセンスなしで,禁止された中国の研究所に商品を輸出または譲渡することができなくなる。これは,中国がバイオテクノロジーを含む主要セクターを獲得するために,米国の技術を取得しようとしているという米国企業への政府の警告の中に含まれる。ある情報筋が,共産党が「遺伝子編集(gene editing),人間のパフォーマンス向上,および ブレイン・マシン・インターフェース」などの分野で技術を開発しようとしているとFinancial TimesFT)に語った。

米国商務長官のジーナ・ライモンド(Gina Raimondo)氏は,北京がそのような兵器を使用して,中国北部の収容所に収容されている百万人を超えるウイグル人イスラム教徒を含む市民の支配を維持することが懸念されていると述べた。彼女は次のように述べている:「残念ながら,中華人民共和国はこれらのテクノロジーを使用して,国民の支配と少数民族および宗教的少数派グループのメンバーの抑圧を追求することを選択している。我々は,医学と生物工学の革新をサポートする米国の商品,技術,ソフトウェアを,米国の国家安全保障に反する用途に転用することを許可することはできない。」

FTは、米国財務省(the US treasury department)がドローン・メーカーの ‘DJIテクノロジー’ を含む8社を「中国軍産複合体企業(Chinese military-industrial complex companies)」のブラックリストに載せると述べた。報告書によると,この動きは,ウイグル人のイスラム教徒の少数派の監視(surveillance)への企業の関与の疑いを網羅するものだった。

米国投資家は,現在約60社で構成されているリストにある企業に出資することを禁じられている。これに対し,北京の外務省スポークスマン,趙立堅氏は,中国は米国の企業の「抑圧(suppression)」に反対しており,状況の進展に細心の注意を払うと述べた。
一方,中国は過去30年間で軍隊を急速に近代化し,北京が今後数年間でワシントンと同等(parity)になる可能性があるという懸念を強めている。

今年(2021年)初め,アジアの超大国は極超音速核ミサイルを「地球の周り(around the Earth)」に飛ばしたとされている(allegedly)。

クインシー研究所(Quincy Institute for Responsible Statecraft:責任ある政治手腕をめざすクインシー研究所)の専門家であるイーサン・ポール(Ethan Paul)は,The Sunに次のように語っている:「我々は終わりのないサイクルのまさに始まりにいる。米国と中国は,互いの脆弱性(vulnerabilities)を悪用しよう(exploit)とするための措置を講じ続けるだろう。必然的に,アジア太平洋地域全体が,これまでに存在した中で最も強力で,洗練された,致命的な兵器システムと結びついているのを目にすることになるだろう。」

Weapons of war
戦争の兵器

中国は現在,米国大陸を攻撃する能力のある大陸間弾道ミサイルを約100発保有しているが,北京の極超音速開発プログラムについてはほとんど知られていない。この,世界で最も人口の多い国は,核弾頭の点で依然としてワシントンに遅れをとっており,米国の5,500と比較して350と報告されている。軍備管理協会(the Arms Control Association)によると,惑星の核兵器の90%以上がロシアと米国に属している。

2019年,中国で開催された世界知能大会(the World Intelligence Congress)で,心を読む(mind-reading)コンピューター・チップが発表された。画期的なデバイスは ‘Brain Talkerと呼ばれ,脳波だけでコンピューターを制御できるようにする。脳チップ(brain chip)がどのように装備されるかは暗に(implicitly)述べられていないが,ほとんどのBCIBrain-computer Interface)は現在,体の外側で着用されており,実際にはユーザーの脳の内側には装備されていない。

天津大学の研究者であるMing Dong氏は,次のように述べている:「BCI には,有望な未来がある。‘Brain Talkerチップは,BCIテクノロジーを進歩させ,よりポータブルでウェアラブルになり,一般の人々がアクセスできるようになる。」

(転載了)
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今年も気が抜けない年になりそうです。

中国の地球制覇の野望に基づく計画が着々と進んでいる気がします。

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