韓国人の最近の大発明 “Kosk” を知っていますか?
英国の ‘The Guardian’ 電子版 Feb.3, 2022付けに 面白い記事がありました。
下記,拙訳・転載して紹介します。
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“South Korea’s nose-only ‘kosk’ mask for Covid-safe eating raises eyebrows”
「コビッド・セーフな食事のための,韓国の,鼻だけの『コスク』マスクに驚かされる」
The unusual masks designed to protect wearers while they eat have attracted criticism online
着用者が食事をしている間 保護するようにデザインされた珍しい(unusual)マスクは,オンラインで批判を集めている
韓国では,鼻だけを覆い,食べたり飲んだりしながら着用し続けることができるアンチ・ウイルス・マスクが販売されている。
朝鮮語で鼻を表す koとmaskを組み合わせた “kosk” は,アートマン(Atman)という会社から発売され,オンライン小売店のクーパン(Coupang)で,10箱で9,800ウォン($8.13,£5.99)で販売されている。それは2つの部分で構成されており,そのうちの1つは取り外して,口を覆わないようにすることができる。
一方,常に鼻を覆うだけの3つの再利用可能な “Copper Antivirus Nose Masks” は,同じくクーパンの ‘Spar Clone Fabric’ から2,000ウォン($1.65,£1.22)でさまざまな色を入手できる。このマスクは,外食したり,他の人と飲んだりするときに取り外す,口を覆う通常のマスクの下に着用するようにデザインされている。
この珍しいマスクはオンラインで多くの注目を集めている。 「チョコレートで作ったティーポットも売っていますか?」 と,あるツイーターが尋ねているし,別のツイーターは「次元が違う愚かさ!(Next level stupidity!)」とコメントした。別のTwitterユーザーは,「鼻の下にマスクを着用している人と同じです」と示唆した。
それでも,いくつかの研究は,コロナウイルスが体内に侵入する最も容易な経路は鼻であると示唆しているので,鼻マスクを着用することは見た目ほどばかげていないかもしれない。
オーストラリアのディーキン(Deakin)大学の健康変革研究所(Institute for Health Transformation)の疫学部長(chair in epidemiology)であるキャサリン・ベネット(Catherine Bennett)教授は,鼻だけを覆うマスクは「奇妙なアイデア」であるが,「ないよりはましだ(better than nothing)」と ‘Nine News’ に語った。「それはおそらくわずかな違い(marginal)を生むだろう」と彼女は述べた。
韓国でのコロナウイルスの症例は,水曜日(2月2日)に初めて20,000人を超えた後,木曜日(2月3日)に記録的な22,907人に達した。これは,オミクロンの亜種の蔓延によるものである。
しかし,東アジアの国は,パンデミックの開始以来,比較的少ない6,812人の死者を記録している。 これは,英国の100万人あたり2,300人,米国の2,747人と比較して, 100万人あたり133人の死亡率に相当する。
(転載了)
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口だけでも,鼻だけでも,“better than nothing” ということのようです。
最近の韓国で 鼻の整形が流行っていると思っていけません。彼らなりに真剣に考えています。
感染者が口から出す飛沫で他者に感染させることなど,あまり気にせず,まずは感染しないことを考えるところが韓国人らしい発想です。
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