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2022年2月 8日 (火)

米国旅行雑誌の読者が選んだ旅行先ベスト・カントリー

まだ 自由に海外旅行に行ける状況ではありませんが,米国大手旅行雑誌 ‘Conde Nast Traveler’ のサイトが November 22, 2021付けで “The Best Countries in the World: 2021 Readers’ Choice Awards”(世界のベスト・カントリー:2021リーダーズ・チョイス・アワード)を掲載していました。
掲載時期が終息の微かな兆しが見えたときで ‘The places inspiring your return to travel.’(旅行への復帰を刺激する場所。)の副題が付いていますが,現在,状況は変わっています。
取りあえず,読者が選んだ旅行先の記事を紹介します。

下記,拙訳・転載します。
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34回リーダーズ・チョイス・アワードの調査では,登録された有権者が世界で最も優れた国を評価した。世界が再開し,再調整し始めたため,結果には,旅行できなかったときに訪れたいと思っていた場所と,旅行できたら最初に戻った場所の種類が反映されている。

日本や昨年の優勝者であるイタリアのような長年の(perennial)お気に入りは,ボツワナやフィリピンのような比較的新しい国と並んで再びリストに載った。そして,これらの場所はそれぞれ,厳格な検疫を維持することから国境を開放することまで,独自の方法で訪問者を歓迎するという課題に対処した。

ここでは,選ばれた20ヶ国を見てみよう。

1. Portugal

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読者がポルトガルを愛している理由を理解するのは難しいことではない。ポルトガルは,過去10年間,予算重視の(budget-minded)勝ち目のない(underdog)目的地から,スペインやイタリアなどに匹敵する主要な競争相手へと変貌を遂げてきた。

当初から,そして40年間の権威主義体制(authoritarian regime)と不安定な経済の下で苦しんでいたとしても,ポルトガルは感覚的な過負荷に接する喜びに満ちていた:伝統的なアズレージョ・タイル(azulejo tiles)の複雑な(intricate)青と白のパターン,オーブンで焼きたてのパステル・デ・ナタ(pastéis de nata,エッグ・タルト)の酩酊する香り(intoxicating aroma),生のファド音楽の哀愁を帯びた和音(mournful chords),さわやかなヴィーニョ・ヴェルデ(vinho verde,早熟なワイン)の心地よい冷たさ,またはポルト・ワインの蜜腺の甘さ(nectary sweetness)。

軽快な(jaunty)黄色い路面電車と丘の上のサン・ジョルジェ城(São Jorge Castle)があるリスボンは,初めての人にとっては愛らしい(easy-to-adore)出発点だが,米国からポルトへの直行便が増えているため,旅行者は2番目の都市の,新しくオープンしたワールド・オブ・ワイン地区を含む現代的な文化的シーンを探索することができる。

それから? ポルトガルは,ドウロ渓谷(Douro Valley)の段々になった丘の中腹,アレンテージョ(Alentejo)地方の過小評価されているワイナリー,アルガルヴェのサーファー天国,さらにはアゾレス諸島(Azores)のハワイのような火山の風景など,自分自身で選んだ冒険でリピーターを飽きさせない(rewards)。

2. New Zealand

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ニュージーランドは常にその冒険心で祝福されてきた:結局のところ,キウイはバンジー・ジャンプ(bungee-jumping)(彼らは “bungy”  と綴る),キャニオン・スイング,ゾーブ(zorbing- 知っていると思うが,透明なプラスチックのボールで丘の中腹を下っていく遊び -を発明した。

しかし昨年,この国は地球上で最も厳しいロックダウンのいくつかを制定したので,注意のためにスリルを交換して,別の方法を取った。

ニュージーランドは20201月以来28人のCOVID関連の死者しか記録しておらず,ギャンブルは報われた。そして,うまくいったパンデミック戦略を恨む(begrudge)ことはできないが,それでも私たちのお気に入りの自然の遊び場が恋しい。

この国のグランド・リニューアル・オープンを待つ間,少なくとも,ロード・オブ・ザリングの三部作を見たり,ネイティブの息子(そしてオスカー受賞者)のタイカ・ワイティティ(Taika Waititi)のフィルモグラフィに飛び込んだり,有名なソービニョン・ブラン(sauvignon blanc)やピノ・ノワールを飲んだりすることができる。

3. Japan

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読者は日本をどれだけ愛しているだろうか? 東京,大阪,京都は,世界のリストで最高の大都市の上位3つのスロットを獲得した。

昨年,首都は隈研吾によって設計され,江戸時代の寺院に触発された新しい国立競技場で,夏季オリンピックのために世界を歓迎する準備ができていた。しかし,もちろん,それは計画通りにはいかなかった。
いずれ あなたが戻ったきも,素晴らしいレストラン,とてもリラックスできる温泉,神社,桜,そして申し分のない(impeccably)清潔で効率的な高速列車を見つけることができる。
しかし,この未来の目を見張る(whizz-bang)国には,常に何か新しいものが現れている。A buzzy gin scene?

もちろん。 一晩の滞在を予約できる1599年の丘の上の城? 確かに。
そして今、国の極北と南の遠くまで冒険する素晴らしい言い訳がある。今年の新しいユネスコ世界遺産の指定地の中には,北の縄文先史時代の遺跡と,完全に無人の群島(archipelago)の南西部にある一連の島々があり,絶滅危惧種(endangered species)でいっぱいである。

4. Morocco
5. Sri Lanka
6. Italy
7. Iceland
8. Greece
9. Croatia
10. Turkey
11. Norway
12. The Maldives
13. Kenya
14. Ireland
15. Israel
16. Australia
17. Switzerland
18. Indonesia
19. Botswana
20. Philippines

(転載了)
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1位の ポルトガルは 40数年前,20歳代後半の現役時代,初めての海外出張で一人で行った国です。(往きは 羽田発ロンドン経由,復りは アムステルダム発,開港したばかりの 成田空港着)
リスボンから車で1時間ほどの町の古城(砦)跡のホテルに3週間ほど滞在し,土,日は泊りがけでリスボン観光に出かけました。
それ以後 行っていませんが,もう一度 行きたいと思わせる国でした。

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