「マスク拒否－飛行機遅延」行動の谷本呉市議への 政倫審「辞職勧告決議案」提案を求める決定

・問題－2月6日，釧路空港にて呉市議会の谷本誠一市議ら２人がマスクの着用を拒否して もめて，強制的に降ろされ，出発が１時間14分遅れ発生。

・呉市の谷本誠一議員がマスクの着用を拒否して飛行機の出発が遅れた問題で，呉市議会の政治倫理審査会は「市民の代表者としての品位と名誉を損なう違反があった」として，2月22日，辞職勧告決議案の提案を議長に求めることを決定。

・条例違反 「政治倫理条例第３条第１項第１号」（市民全体の代表者としてその品位と名誉を損なう一切の行為を慎む）

・谷本議員の主張/反省なし
  「大義において 私は間違っているとは考えていない」
  「遅延は航空会社の責任だ」
  「人権を蹂躙したマスク着用の強要。多くの国民に気づいていただき，目覚めていただくきっかけを作りこの理不尽さを訴えていく」
  「機内でのマスク着用はお願いであって強制ではない」

・呉市議会議・政治倫理審査会委員の発言
  〇「呉市政の足を引っ張る結果となっており，呉市民の福祉を考えるべき呉市議会議員としての背任ともいえる行動である」
  〇「市民全体の代表者として品位と名誉を損なった行為。乗客への配慮無かった点も否めない」
  〇「自分の主義主張を不特定多数の方に強制的に押し付ける自己中心的な振る舞い」
  〇「公人として取るべき行動ではなかった。条例違反があったということは当然。辞職勧告決議の措置にすることを決定したことも当然だと思います」

報告を受ける議長は現在開会中の定例会で今後，市議会としての結論を出したい方針だそうです。

辞職勧告が決議されても 法的強制力はないので，彼のこれまでの発言・厚顔さからすると，居座ることになりそうです。

リコールの署名活動が始まれば 呉市民としてすぐに応じます。
それにしても 彼は 釧路に行くときと，最終的に帰るときは マスクはどうした？