大谷翔平 MLB 100本塁打達成,記憶に残る10本は?
大谷翔平選手が,5月14日,ダブルヘッダー第2試合で 記念すべきメジャー通算100本塁打を達成しました。
これに関連して ‘MLB’ Official Site が,May 14,2022 付けで,彼のMLB 100本の本塁打のうち記憶に残る,あるいは 残すべき10本の本塁打を挙げています。
下記,拙訳・転載します。
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“Out of Ohtani's 1st 100 home runs, these 10 stand out”
「大谷の最初の100本塁打のうち,際立っている10本」
大谷翔平は,ホームランの最初の大きなマイルストーンの1つである100号に到達した。
エンゼルスの二刀流スーパースターは,ビッグ・リーグの100号本塁打に向かう途中でたくさんの記憶に残る本塁打(big flies)を放っていた。それらの最高のものを再訪しよう。
これが大谷のMLBキャリアのこれまでのトップ本塁打,10本。
1) April 4, 2021 vs. White Sox (off Dylan Cease)
2021/4/4 ホワイト・ソックス戦(投手:ディラン・シーズ)
大谷の決定的な(defining)本塁打である。これは大谷のMVP 2021シーズンのすべてを始めたゲームだった - 彼は同じゲームで初めて打撃と投球をし,投手として最初のイニングで時速100マイルを3回投げた後,1回の最後のバッターとして立ち,これをした。時速115.2マイル,飛距離451フィートのモンスターの本塁打が,ディラン・シーズからの時速97マイルの速球を打ち返した。大谷は,同じイニングは言うまでもなく,同じゲームで時速100マイルの投球をし,時速115マイルの球を打った唯一のプレーヤーである。
2) April 3, 2018 vs. Guardians (off Josh Tomlin)
2018/4/3 ガーディアン戦(投手:ジョシュ・トムリン)
あなたの最初のもののようなホームランはない。大谷が最初のビッグ・リーグ・シーズンに入ったとき,未知の大谷がどれほど大きかったかを忘れがちかもしれない。彼が日本からメジャーにジャンプしたとき,彼の伝説は彼に先行した,しかし,春のトレーニングでの彼の苦闘は彼がここでスターになるかどうかについての疑問を提起した。大谷はすぐにそれらの質問に答え始めた。4月1日のピッチング・デビューを勝ち取ってから2日後,大谷はエンゼル・スタジアムでの最初のホーム打席で,打者として彼の最初のホームランを打った(belted)。それで 彼のルーキー・オブ・ザ・イヤー・キャンペーンの火蓋を切った(kicked off)。
3) June 28, 2021 vs. Yankees (off Michael King)
2021/6/28 ヤンキース戦(投手:マイケル・キング)
スタットキャストが2015年に追跡を開始して以来,エンゼルスは1,000本以上のホームランを打っている…そして大谷はそれらすべての中で最も強い(hardest)ものを打った。大谷はこの117.2mphの本塁打は昨年の夏,ヤンキー・スタジアムの右翼の観覧席に引き裂き(ripped),チームの最も強い本塁打でエンゼルスの新記録を樹立した。マイク・トラウト(Mike Trout)やアルバート・プホルス(Albert Pujols)がエンゼルスで打ったホームランよりも強い。実際,彼が破った記録は彼自身のものだった - 大谷は5月25日に117.0mphの本塁打で116.8mphのトラウトの前の記録を最初に破っていた。
2021/7/7 レッド・ソックス戦(投手:エドゥアルド・ロドリゲス)
2004年の松井秀喜の31本塁打は,MLBで16年間,日本人選手のシングル・シーズンの記録となっていた。2021年,大谷はそれを突き破った(smashed through)。記録的な32号本塁打は,オール・スター・ブレイクの直前にエンゼル・スタジアムでレッド・ソックスとの対戦で出た。これは完璧な(absolute)ロケットだった:バットからの時速114.5マイル,右翼まで433フィートだった。日本生まれの野球選手の松井の名声(stature)を考えると,大谷がゴジラを上回ったことは大きな成果だった。
5) May 16, 2021 vs. Red Sox (off Matt Barnes)
2021/5/16 レッド・ソックス戦(投手:マット・バーンズ)
大谷のこれまでで最高の逆転本塁打(clutch home run)。彼はビッグ・リーグでサヨナラ本塁打(walk-off home run)を打ってない…まだ…しかしこれは同じくらい大きかった(this one was just as big)。大谷がクローザーのマット・バーンズからの時速96.7マイルの速球に向かい(turned on),右翼ペスキー・ポールの内側フェアに引っ掛け,勝ち越しの(go-ahead)ツーラン本塁打としたとき,エンゼルはフェンウェイ・パークで最後の,9回表で5対4を追撃していた。エンゼルスは完全に逆転勝利を手繰り寄せ,6対5で勝った。
6) Sept. 5, 2018 vs. Rangers (off Austin Bibens-Dirkx)
2018/9/5 レインジャーズ戦(投手:オースティン・ビベンス=ディルクス)
この本塁打は,大谷が如何に比類のない(unique)選手であるかを完璧に表している。エンゼルスが大谷にトミー・ジョンの手術が必要だと発表したのと,彼の残りのルーキー・イヤーをピッチャーとしてシャットダウンしたのとは同じ日に起こった。他の誰にとっても,それはシーズン期間の終わりだっただろう。しかし,大谷は他に類を見ない存在(one of a kind)である。 彼にとって,それは彼が数時間後にDHとして試合に出て,1本ではなく2本塁打を打つことができることを意味した。これは,最初のもので,時速107.3マイル,45度のムーンショットだった - 大谷がビッグ・リーグでのキャリアで打った,最大高度に到達した本塁打である。彼は2本の本塁打を含み,この試合で4安打を記録した。
7) Aug. 18, 2021 vs. Tigers (Jose Cisnero)
2021/8/18 タイガース戦(投手:ホセ・シスネロ)
大谷が2021年に打った他のすべての数と組み合わせると,40本塁打のマイルストーンに到達したことは信じられないほどの成果だった:40本塁打,25盗塁,100打点,150奪三振。野球史上,こんなシーズンはなかった。40号は,コメリカ・パーク(Comerica Park)の右翼への110.1 mph,430フィートの本塁打だった。
8) June 8, 2021 vs. Royals (off Kris Bubic)
2021/6/8 ロイヤルズ戦(投手:クリス・ブビック)
470フィート。 四百七十。私たちは大谷の最も得点能力の高い(prolific)本塁打をリストに載せなければならない。この本塁打の最良の部分は,ボールが観覧席(bleachers)の後ろに着地している間,ただじっと立ってボールを見つめている(staring up)中堅手のマイケルA.テイラー(Michael A. Taylor)である。2015年以降MLBで打たれた約39,000本塁打のうち,470フィート以上飛んだのは130本だけである。それは0.3%である。試合でこれほどの本塁打を打つには,最高の(top-of-the-scale)パワーが必要である。これは大谷の最長のキャリア本塁打である…これまでのところ。
9) April 6, 2018 vs. A's (off Daniel Gossett)
2018/4/6 アスレチックス戦(投手:ダニエル・ゴセット)
大谷初の大本塁打。彼はメジャーリーグに入ってまだ1週間しかたってなかった。彼は3日前に最初のキャリア本塁打を打ち,2日前にサイ・ヤング賞(Cy Young Award)を受賞したコーリー・クルーバー(Corey Kluber)をホームに迎えた。これらは大谷が本物である最初の兆候だった…そしてこの本塁打の後,疑いの余地はなかった:バットから112.4 mphの初速度,エンゼル・スタジアムのど真ん中(dead center)の岩まで449フィート。大谷が初めてエリートMLBパワーを持っていることを示した(showcased)美しいホームラン。
10) May 9, 2022 vs. Rays (off Calvin Faucher)
2022/5/9 レイズ戦(投手:カルビン・ファウチャー)
彼は2021年のMVPシーズンと同じくらい素晴らしく,2018年のルーキー・オブ・ザ・イヤー・シーズンと同じくらい素晴らしく,日本と同じくらい素晴らしい,プロ野球のキャリアで1つのことを成し遂げたことがなかった:満塁本塁打である。彼はついに2022年にビッグAで,レイズに対する逆方向の本塁打でそのボックスにチェックを入れた。彼は日本ハム・ファイターズで5シーズンに一度もサヨナラ本塁打したことがなかったので,MLBまたは日本プロ野球のいずれかでも彼の最初の満塁本塁打だった。
(転載了)
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