大谷選手,待望の本塁打,それも2本連続,しかも1本は満塁本塁打。
エンゼルス大谷翔平選手は「3番DH」で 5月9日のレイズ戦にスタメン出場。6回に5号ソロ本塁打,7回にメジャー初となる満塁本塁打を放ちました。
その活躍ぶりを,多くのメデイアが報道していますが,ここでは ‘MLB Official Site’(May 10, 2022)の伝え方を紹介します。
(下記,拙訳・転載)
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“Having the most fun right now': Ohtani hits first slam as a pro”
「今一番楽しい」:大谷がプロとして最初のスラム(満塁ホームラン)を打つ
アナハイム - 日曜日にエンゼルスがナショナルズに逆転勝利を収めた試合で,可能性が低い9回裏2アウトで,左中堅の壁に2打点となる2塁打を打った後,大谷翔平は次のように語った,「比較的遅いスタートだが,スイングは ようやく望むところに近づいていると信じている。」
大谷の予感(premonition)は真実であることが判明した,二刀流スターが,彼のプロ経歴上 初めてのグランド・スラム(満塁ホームラン)を含む2本のホームランを叩き,エンゼルス・スタジアムでの月曜日のシリーズ・開幕戦(opener)でエンゼルスをレイズに11-3の勝利に導いた。大谷のキャリアで8回目,今シーズン2回目となるマルチホーマー・ゲームとなった。驚いたことに,彼はまた,日本の日本ハム・ファイターズでの5シーズンの間にグランド・スラムを打ったことがなかったので,これは彼のプロとしての最初の記録だった。
「彼はいつも正直な男だよね?」 エンゼルスのジョー・マドン監督は言った。「彼は良くなっているように見えた。球は左中央(left-center)に飛んだ。彼はちょうどすべてうまくいってなかった,しかし今,バットの角度はより良くなっている。うわー,我々が 彼を数ヶ月間 この調子に留めておくことができれば。」
現役のアメリカン・リーグMVPである大谷は,最近の ‘funk’ から抜け出すために,最近の試合で球を逆方向に打つために一生懸命努力していた,そして,今,配当(dividend)を受け取り始めた。彼のホームランは両方とも逆方向フィールドに飛び,彼が5打点(five RBIs)でキャリア・ハイに結びつくのを助けた。
「翔平は自身のスイングを獲得し始め,最近の2試合でそれを示した」と,6回でホームランを打ったマイク・トラウトは語った。「もし彼がそのようにボールを逆方向に打っているなら,それが翔平だ。彼はいつもボールを引っぱる(pull)必要はない。」
大谷はタンパ・ベイ(Tampa Bay)に対して,4打数3安打のパフォーマンスによって,30試合で6本塁打,二塁打 5本,4盗塁,21打点(RBIs)で .252 / .315/ .445(打率/出塁率/長打率)となった。彼は昨年のMVPシーズン中に .257/ .372 / .592を打ったが,リーグ平均OPS(出塁率+長打率)の昨年は .728だったが,今年は .676に低下したことも注目に値する。
しかし,大谷は,エンゼルスが首位で,今年これまでに20勝したクラブとしてヤンキースとメッツに加わったため,今年は昨シーズンよりもさらに楽しんでいると語った。
大谷は通訳の水原一平さんを通じて語った。「今は間違いなく一番楽しい。今は最高の打撃の年ではないが,チームが勝っていて,これが最も重要なことだ。 連勝(the hot streak)を続けようとしている。」
彼の1本目のホームラン(blast)は,左投げのジャレン・ビークス(Jalen Beeks)の6回,初球のカット・ボール(cutter)で,スーパースターのトラウトの2ラン・ホームランの直後であり,エンゼルスの今シーズンの試合で初めて連続ホームランとなった。また,対マリナーズ戦の2019年6月8日以来,彼らが連続本塁打を打ったのは4回目だった。
大谷は「特定の球を待っているわけではなかった。球はゾーンにあり,良いスイングをした。前の打席(at-bat)のトラウトのホームランで雰囲気が整った」と語った。
グランド・スラムは,メジャー・リーグ・デビューを果たしていた右投げのカルビン・フォーチャー(Calvin Fauche)に対しての7回だった。フォーチャーはトラウトを歩かせ塁を埋めた,大谷は3-1カウントだった。フォーチャーは真ん中にカット・ボールを投げ,大谷はそれをレフト中央に完全に打ち返し,エンゼルスの11対3をもたらした。
大谷は,しかし,それが彼の最初の満塁ホームラン(homer with the bases loaded)であることに気づいていなかった。「正直なところ,初めてだとは知らなかった。日本で打ったことがあると思っていた。」と大谷は語った。
(転載了)
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これからのバッティングが楽しみです。
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