阿武町 誤給付4630万円 返還渋り男への言葉遣い
一日中 TVを点けていると 4630万円誤給付事件ばかりが流れています。
「謝罪と返金の意思を示した。」と報道されていますが,これだけ世間を騒がせ,町に迷惑をかけている非常識で悪意のある男に対する,コメンテーター等の言葉遣いに頭痛がします。
「・・・ この方は ・・・」⇒「この男は」でしょう。
「・・・ 戻して戴きたい」⇒「もらいたい」でしょう。
何故 この男に対して敬語を遣うのか,不思議と言うより 不愉快です。
この時点では犯罪が立証されてないし,刑事事件の容疑者でもありませんが,この場合は 「ニュートラル」の表現が適当です。
18日 夜,逮捕されたようなので ますます 言葉遣いには注意が必要です。
不必要な敬語遣いは 教養程度が露見します。
敬語は それらを知っているかどうかよりも,遣う相手かどうかの判断が最重要です。
自分の子供に「 ・・・ してあげる」などと謙譲語を遣って当たり前の世の中になっているので仕方がない?
この件に関連してー
阿武町の町長が しきりに「事実を明らかにすることが一番大事」の意味のことを言っていますが,一番大事なのは 「失った金を取り戻すこと」でしょう。事実(手口)を知って どうするつもり?
物事の軽重の判断,行動の目的設定がおかしいのが 誤給付の原因では?
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コメント
ご指摘の内容、同感ですが、
阿武町は父母のルーツ(曾祖父の代)の地(旧阿武郡)です。
縁もゆかりもない土地ではなかった。田舎の役所がもう少し素早く対処できなかったのかと思います。なんだかなあ。
投稿: hirosuke | 2022年5月19日 (木) 22時31分