小学校での銃乱射事件の後の全米ライフル協会の年次大会で-
‘Vox’ 電子サイト May 28,2022付け-
“Days after school shooting, Republicans defend gun rights at NRA convention”
「学校での銃乱射事件の数日後,共和党はNRA(全米ライフル協会)大会で銃の権利を擁護」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
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Former President Trump and Texas Sen. Ted Cruz were among those dismissing calls for tougher gun laws.
トランプ前大統領とテキサス州上院議員のテッド・クルーズは,より厳しい銃規制の要求をはねつける(dismissing)人々の中にいた。:
「銃の所有率は変わっていない。それでも,今週見たような悪意のある行為が増えている」と,テキサス州上院議員のテッド・クルーズ(Ted Cruz)は,今週 ヒューストンで開催された「全米ライフル協会(the National Rifle Association)」の大会で群衆に語った。事実上誤解を招くような銃の所有権の停滞(stagnant)に関するクルーズの主張は,今年のNRAの年次総会で共和党当局者が行った不正確な主張の山(trove)のひとつであり,ここ数週間の一連の銃乱射事件が彼らの銃保有支持の確信(pro-gun convictions)に影響を与えていないことを明らかにしている。
NRAは,銃器の展示と銃支持の共和党の役人によるスピーチの出演を特徴とする毎年恒例の大会を,銃乱射者がユバディの小学校で19人の学童と2人の教師を殺したわずか数日後の木曜日(5月26日)に開始した。毎年の集会を実行するというグループの決定は,大会の会場(venue)の外に何千人もの抗議者を引き寄せた。
今週の記者会見での学校の銃乱射事件で,現在のテキサス州知事であるグレッグ・アボット(Greg Abbott)と対峙した州知事の有望な候補者で元民主党大統領候補のベト・オルーク(Beto O’Rourke)氏は,抗議者の一人だった。
「私たちがユバルディを阻止すべきだったのは サンディ・フックの直後だったということを,あなたが私に同意してくれることを願っている」とオルークは群衆に語った。「私たちがユバルディを阻止すべきだったのは,パークランドの直後だった。私たちがユバルディを阻止すべきだったのは,サンタ・フェ高校の直後だった。私たちがこの国での銃乱射事件を阻止すべき時は今,まさにここであり,今日である。」
金曜日(5月27日)に,元大統領のドナルド・トランプと,テッド・クルーズやサウスダコタ州知事のクリスティ・ノーム(Kristi Noem)を含む一連の著名な共和党幹部による,銃のロビー活動の一環で,スピーチが予定されている,ヒューストンのジョージR.ブラウン・コンベンション・センターの外に推定4,000人の抗議者が姿を現した(showed up)。
複数の選出議員は,激しい批判を受けて,NRA大会への予定された出席を直前に辞退した。
テキサス州副知事のダン・パトリック(Dan Patrick)は,Twitterに投稿した声明の中で,「米国憲法修正第2条の強力な支持者であり,NRAのメンバーであるが,今日の私の姿がユバルディの家族や苦しんでいるすべての人々にさらなる苦痛や嘆き(grief)をもたらすことを望まない」と述べた。
大会のマーキー(marquee)「リーダーシップ・フォーラム」で講演する予定だったアボット州知事は,代わりに,事前に録音されたメッセージを通じて出席者に声明を出すことを選択した。ジョン・コーニン(John Cornyn)上院議員とダン・クレンショー(Dan Crenshaw)議員(どちらもテキサス共和党員)も,スケジュールが合わないことを理由にNRAの集会への出席を辞退した。
この集会をめぐる論争にもかかわらず,NRAの指導部とその支持者は,国民がより厳しい銃規制を要求しているにもかかわらず,彼らの銃保有支持のスタンス(pro-gun stance)に固執したままであった。
冒頭の挨拶で,NRAの最高経営責任者であるウェイン・ラピエール(Wayne LaPierre)は,「21人の命は,犯罪の怪物(criminal monster)によって無慈悲に(ruthlessly)無差別に消滅した(extinguished)」と認めながら,「自身を守るため,法を遵守する(law-abiding)米国人の基本的人権を制限することは答えではない」と主張した。
Trump mocked Republicans who pulled out of the NRA convention
トランプは,NRA大会出席を辞退した共和党員を嘲笑
今年の4日間のイベントは,パンデミックによる年次総会の事前延期以来の最初のNRA大会であり,より厳しい銃法の国民の要求を非難する(railing against)共和党からの著名な(high-profile)講演者のラインナップを準備した。
2024年の共和党の大統領選挙の候補者と見なされているクルーズ上院議員は,銃の購入に関する身元確認調査や攻撃銃(assault rifles)の禁止など,より強力な銃政策の制定をはねつけている。代わりに,クル-ズは,ビデオゲーム,教会の礼拝の減少,ソーシャル・メディアなどのような,米国の銃暴力の蔓延を非難した。
「今週の出来事のような悲劇は,私たちの文化がどこで失敗しているのかを見ることを要求する,私たちに難しい質問をすることを強いる鏡である」とクルーズは言った。「私たちは,憲法を放棄したり,法を遵守する市民の権利を侵害(infringing)したりすることにより,悪や悲劇に反応してはならない。」
一方,トランプの演説は,大統領職を彩った典型的なジャブとギミックが振りまかれていた(peppered)。 銃器やその他の致命的な武器は,米国シークレット・サービスのセキュリティ・プロトコルに基づいて,トランプの演説中に総会から禁止された。
トランプ氏は,イベント参加を辞退した共和党議員を嘲笑してことから演説を始めた。「他の何人かとは異なり,私は今日現れなかったことであなた方を失望させなかった」とトランプは群衆に言った。次に,彼はユバルディの銃乱射事件の犠牲者の名前を読み上げた—それぞれにゴングの音が続いた。
トランプは演説の間に,米国人が直面している主要な問題として「壊れた家族(broken families)」やメンタル・ヘルスのような他の社会的病理に焦点を当てて,クルーズがしたのと同じ話のポイントに力を入れた。トランプ氏はまた,学校のセキュリティ対策を強化することを求め,銃のない(gun-free)ゾーンが学校の安全性を低下させる誤った主張をし,ユバルディの学校の銃乱射にする地元警察の,疑問の残る対応を明らかにした報告があるにもかかわらず,テキサス州の警察組織を称賛した。
トランプは,彼の講演中に,2019年にテキサスの教会での銃撃を阻止したジャック・ウィルソンをステージに招き上げた。ウィルソンは「私は殺さなかった— 私は悪を取り除いた」と言い,「あなたはまだ私たちの大統領だ」と言って,トランプを称賛した。
別の学童グループが攻撃兵器を携帯する(wielding)銃撃者に虐殺されたとしても,NRAの指導者とその支持者による武装権を保護することについての巧言(rhetoric)の倍増(the doubling-down)は,Voxによって報告されたように,銃乱射事件に対する米国の対応の歴史的傾向の一部である。
2020年に,‘Journal of Public Economics’誌 の調査によると,銃乱射事件後の州レベルの対応は,銃規制を強化するのではなく,緩める方向に大きく傾いている(heavily tilted)ことがわかった。
著者は次のように書いている:「共和党が管理する立法機関(legislature)のある州では,銃乱射事件により,事件の翌年に銃規制を緩和する法律の数が約2倍になった。民主党が管理する立法機関がある場合に制定された法律に対する銃乱射事件の重大な影響は見られない。」
研究者たちはまた,より厳格な銃法の数に大きな影響はないことを指摘した。つまり,米国の頻繁な銃乱射事件は,より良い銃規制法に広く拍車をかけることにはほとんど影響しなかった。
(転載了)
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当然ですが,何の反省もないようです。
銃の問題ではなく,「持つ人間の問題」と言う立場です。
トランプは銃乱射事件から児童を守るためには,学校内の警備(教員を含め)を強化-銃携帯-を提言しており,米国の 銃器メーカーは 安泰のようです。
しかし,道(方法)はあります。
今年,2月15日,2012年に発生し,児童26人が死亡した,コネティカット州のサンディ・フック小学校での銃乱射事件にかかわる訴訟で ある和解が成立しました。
26人の児童のうち9人の遺族が,乱射事件に使われたライフルを製造した「レミントン・アームズ」を相手に訴訟を起こしていました。
和解内容は レミントンが遺族に合計7300万ドル(約84億円)を支払うというものです。
銃乱射事件に絡み,銃器メーカーが法的責任を問われたのは初めてでした。
裁判所には共和党の手は回ってないと思われるので,全ての銃乱射事件の犠牲者遺族は 今後,銃メーカーを訴えることを考えることになりそうです。
上記の 和解金が 銃メーカーにとって どの程度の額か分かりませんが,心して 銃を製造することが必要になりそうです。
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