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2022年8月10日 (水)

日本各地で「竜舌蘭」が花茎を伸ばし,開花しているらしいが-。

先日 TVで 日本各地で「竜舌蘭」が開花している,という報道がありました。
「竜舌蘭」が開花するのは 数十年に一度と言われ,開花すれば 新聞の地方版に掲載されるほど珍しいことのようです。
この報道では10ヶ所以上とのことでした。

003_20220807173501私が ネット検索したところでは 今年 20ヶ所近くで開花していることが分かりました。(茨城県,千葉県,東京都(浜離宮),埼玉県,静岡県,愛知県,三重県,和歌山県,兵庫県,長崎県など)

今年の開花数が特別に多いのか?
毎年,どのくらいの「竜舌蘭」が開花するのか分かりませんが,今年は 特別 多いような報道でした。
今年の猛暑の影響があるのかも知れませんが,「開花」する条件は分かってないようです。葉に充分な栄養を蓄える必要があるらしく,それに数十年かかるようです。

Wikipedia によればー

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「アオノリュウゼツラン」

リュウゼツランの一種。本来、植物の基本は葉に斑が入っていない物を指すため,リュウゼツランはこの「アオノリュウゼツラン」のことを指すが,日本では斑入りの品種が先に輸入されて「リュウゼツラン」という名前を取ってしまったため,基本種である斑なし品種があえて「アオノ」を前につけた呼び名となった。

数十年をかけ成長したのち,1度だけ花を咲かせ枯れてしまう。まず,「栄養成長期」には葉を次々に出して栄養を貯めていく。原産地である熱帯地域では栄養成長期は10-20年にわたり,その後開花する。日本では30-50年で開花する。開花期になると「生殖成長」へと切り替わり,葉から花茎へと養分の転流が起こり,下の葉から枯れ始めると同時に花茎が急成長をする。花茎は1日に10cm程成長し,2ヶ月ほどで大きいもので高さ10mにもなり数千の花をつける。・・・

日本の植物園では江の島サムエル・コッキング苑(旧・江の島植物園,神奈川県藤沢市)に数十株が展示されている。近年では,星薬科大学薬用植物園(東京都品川区)の栽培株が2018年7月に開花した。

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―とあって,近年の開花実績として 2018年の1ヶ所の開花例を敢えて示しているのは,とんでもなく珍しく,「日本で,数年に一度」のような書き方です。

日本各地で花茎を伸ばし始めるトリガーが一斉に引かれている条件とは?

一説には 「約60年前に多くの竜舌蘭が植えられ,それらの開花時期がきたから」と言われています。納得できる説明です。

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