「ありがち」なこと。
先日の朝日新聞の投書欄「声」で興味深い投書を読みました。
「小学校のテスト 基準明確に」と題する ,25歳の女性による投書でした。
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・・・
私が小学4年の時だ。日本地図が描かれたプリントに都道府県名を書き込む課題があった。
先生はプリントを配る前に,「大分県」は「大分」,「東京都」は「東京」のように都道府県までは書かなくてよい,とおっしゃった。
私はそのとおり「都」,「道」,「府」,「県」の文字を抜いた47の答えを書いて提出したが,先生は開口一番,「『北海』じゃなくて『北海道』が正しい」と言って×をつけたのだ。15年経った今でも納得はできない。
小学校の先生には採点基準を明確に正しく伝えてほしいものだ。
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すぐに思ったのは これは「基準を正しく伝える」という問題ではなく,単に この先生の質が低かっただけ,ということでした。
先生にとっての正解は,書かなくていいのは「都道府県」ではなく「都府県」でした。
もし「北海道」を「北海」と略すのが 何かの基準,慣例等で 許されないのなら,それを児童に説明することが教師としての義務でしょう。
世の中,このようなことは ありがちで,そのような経験をしながら 人を見る目を養ってきました。
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