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2022年9月13日 (火)

2022年,ヨーロッパを襲った熱波

英文Wikipedia の “2022 European heat waves” に示された,2022年にヨーロッパ全土を襲った 熱波(Heat Wave)の状態を,各国ごとに読んでみましょう。
(下記,拙訳・転載)

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July-1723-maxtemp


2022年6月から 8月にかけて,持続的な熱波がヨーロッパの一部に影響を与え、避難や熱に関連した死亡を引き起こした。 記録された最高気温は,714 日にポルトガルのピニャンで 47.0 だった。

6月には,ヨーロッパの一部で 4043 の気温が記録されたが,フランスで最も深刻な異常気温が記録され、いくつかの記録が破られた。

7月中旬に 2回目のより深刻な熱波が発生し,北は英国にまで達し,英国で初めて 40を超える気温が記録された。熱波は,ヨーロッパの気候変動に関連していると推定されている。

8月には 3回目の熱波が始まり,フランスとスペインの一部では 38に達すると予想されていた。長期にわたる猛暑が英国を襲うと予想されている。

熱波の結果,大陸全体で広範囲にわたる干ばつが発生した。

Meteorology/気象学

6月の熱波は,大気の安定性を生み出す高気圧間の相互作用の結果だった: 熱帯性暴風雨アレックス(Tropical Storm Alex),北半球の夏の強い日差し,北アフリカから発生した気団がイベリア半島に入り,半島の中央と南に浮遊砂塵を積んで霧を発生させた。

気候学者は極端な暑さを気候変動の影響と結びつけ,専門家は,気候変動の結果としてのジェット気流の変化がヨーロッパでますます頻繁に熱波を引き起こすと予測している。さらに,ジェット気流により,ヨーロッパ諸国の熱波の増加は,米国など北中緯度の他の国よりも 34 倍高くなる。

By country/国別

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Andorra/アンドラ

(省略)最高気温 34を記録。

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Croatia/クロアチア

(省略)バルポボ(Valpovo)で,最高気温 39.4 が記録された(40℃越えも記録されたが非公式)。

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France/フランス

June heatwave/6月の熱波

6月16日,Météo-France(フランス気象局)は熱波のため,12県(departments)で赤警報(red alert)を発令し,別の 25県でオレンジ警報を発令した。警戒態勢にあったのは,主に南西部,大西洋沿岸および南部に位置する県だった。暑さは一般に,北と東ではそれほど深刻ではなかった。熱波は記録が始まって以来,今年で最も早く発生し,2003年の熱波後にプロトコルが発動されて以来、赤熱警報が発令されたのは 4 回目だった。

6月17日,前日の 12県にオート・ピレネー(Hautes-Pyrénées)とピレネー・アトランティック(Pyrénées-Atlantiques)が追加され,14 県で緊急警報が継続された。オレンジ色警報は,さらに56県が追加された。

July heatwave/7月の熱波

ジロンド(Gironde)州の山火事により推定合計 20,800 ha 以上が焼失し,合計 37,000人近くが避難した。

7月20日,ピレネー・アトランティックで,過熱した車内で赤ちゃんが死亡した。当局は,業務関連の事故で 2 人が死亡し728日に 4人に増えたと報告した,全て極端な熱気によるものだった。

気温はブルターニュでも前例のない 40を超えた。ビスカロッス (ランド) では 42.6,カゾー (ジロンド) では 42.4,ナント (ロワール・アトランティック) では 42.0,ラ・ロッシュ・シュル・ヨン (ヴァンデ) 41.5℃,ランムール (フィニステール) 40.3,ブレスト (フィニステール) 39.3などが計測された。

この 2回目の熱波は,年初から続いていた干ばつを悪化させ,20227月は記録が始まって以来最も乾燥した 7月となった。

August heatwave/8月の熱波

フランスの一部では,最高気温が 38 に達すると予想されていた。

Deaths/死者

9月6日,ル・モンド(Le Monde) は INSEEL'Institut National de la Statistique et des Études Économiques フランス国立統計経済研究所:インセ)によるレポートを発表し,この夏 (61日から 822日まで) の熱波によるフランスの死者数を 11,000 人と推定した。

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Germany/ドイツ

June heatwave/6月の熱波

6月14日から 20日にかけて,ドイツでは,気温が 39.2 に達したことが原因で,1,636人が熱に関連したと思われる死亡をした。

July heatwave/7月の熱波

7月11日から 17日までのドイツでは,1週間で 16%,続いて 718日から 24日までの1週間で,23% の全死亡超過死亡率(all-deaths excess death rate)が見られた。これは,6,502人の超過死亡に相当する。720日に,いくつかの州で最高気温が記録された。各地の最高気温は ハンブルクの気温は 40.1,ロワー・ザクセンとザクセン・アンハルトでは 40.0,メクレンブルク・フォアポンメルンでは 39.6 (103.3),シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州では39.1 に達した。

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Hungary/ハンガリー

July heatwave/7月の熱波

7月22日金曜日,ブダペストのウイペスト(Újpest)で 38.5の気温が報告され,この日の最高気温記録を更新した。723日に 41.5℃  の気温がキスクンフェレギハーザ(Kiskunfélegyháza)とホドメズヴァーサールヘイ(Hódmezővásárhely)で記録され,ハンガリーの 41.9℃  の史上最高気温記録をほぼ更新した。

August heatwave/8月の熱波

8月2日火曜日,深刻な干ばつにより,ヴェレンス湖の水位は 58cmという記録的な低水位に達した。

8月3日,気象庁は 3-レベルの高温警報を発し,気温は 84日から 6日にかけて 30台前半に達し,おそらく 35を超えると予想された。89日,国家水総局(the National Directorate General for Water)はプレス・リリースを発表し,2022年の最初の 7ヶ月間の降水量は平均より 45% 少なく,1901年以来最も乾燥した年になったと述べている。8月16日,国立気象局は 3-レベルの高温警報を発令し,817日から 19日にかけて気温が 35 を超えると予測された。

8月17日にバハ(Baja)とクベカーザ(Kübekháza)で 37の気温が記録され,その日のハンガリーの気温記録を破った。猛暑警報のため,ハンガリー国鉄とヴォランブス(Volánbusz)は,主要な鉄道駅,地方の鉄道駅,バス停でミネラル・ウォーターを配布している。

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Ireland/アイルランド

July heatwave/7月の熱波

Met Éireann’(アイルランド気象サービス) は 713日に高温注意報を発行し,気温は 717日から 19日にかけて最高気温が 20に達し,おそらく 30℃  を超えると予測されていた。

Met Éireannはその後,715日にアイルランドにステータス・イエローの高温警告を発し,"例外的に" 気温が 32℃  に達する可能性もあった。

7月18日 月曜日,ダブリンのフェニックス公園で 33.0℃  の気温が報告された。これはアイルランドでこれまでに記録された最高気温の 1つであり,7月のアイルランドの気温記録を破った。記録的な最高気温は,18876月のキルケニー城での 33.3だったが,近年,以前の記録の再評価を求める声もあった。

アイルランドでは,ダブリン州,リーシュ州,ケリー州,クレア州の水関連の事件で 4人が死亡した。

August heatwave/8月の熱波

Met Éireann’ は 87日に高温注意報を発令し,810日から 14日までの 5日間以上,気温が 25 を超えると予測された。その後,‘Met Éireann 89日にレンスターとミュンスターに ステータス・イエローの高温警報を発し,811日から 13日までは「最高気温が 2729で,非常に暖かいまたは暑い」と警告した。‘Met Éireann’ は 812日から全国的に高温警報を延長し,予想最高気温は 30 だった。

8月12日,カーロー(Carlow)州のオーク・パークで 31.7 の気温が報告され,アイルランドの 8月の気温記録を破った。

Met Éireann’ は 814日に全国的にステータス・オレンジの雷雨警報を発し,大雨と雹が予想された。

アイルランドの熱波の間,カーロウとクレアの水関連の事故で 2人が死亡した。ダブリン海岸沖の砂州に閉じ込められた後,ハウス(Howth)の沿岸警備隊によって4人の観光客が救助され,8歳の少年は,ウェスト・クレアのダウモア・ビーチで海に流された後に救助された。

アイリッシュ・ウォーターは,水をできるだけ節約するよう人々に訴え,全国の 37ヶ所の水供給が干ばつの影響を受けていると警告した。

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Italy/イタリア

イタリアでは,6月末までに山火事の数が過去の平均の 3倍になった。ローマの気温は 628日に 40.8 に達した。722日,ローマを含む 16の都市が,深刻な健康リスクを警告する同国で最も高い熱波警報である緊急警報状態に置かれた。
7月4日にマルモラーダ(Marmolada)山で氷河(glacier)が崩壊し,11人が死亡し,異常な高温が原因であるとされた。
7月5日,ポー渓谷の深刻な干ばつに対応して,北部の5つの地域で非常事態が宣言された。これは70年で最悪であり,その後トスカーナで発生した。

7月18日の夜,ルッカ(Lucca)のマサローザ(Massarosa)で大規模な火災が発生し,2022721日の時点で 900haが焼失し,ピサ県に達した。

トリエステで 719日,カルソ(Carso)の火災が原因で停電が発生した。

8月7日から,大規模な低気圧が北東からイタリアに入り,気温を季節平均に戻し,雨を再び降らせ,6 月から国全体に猛威を振るった極端な暑さの状況を 国の一部の地域で一時的にブロック解除した。

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Netherlands/オランダ

7月18日,オランダ王立気象研究所は中部と南部の州にコード・オレンジ熱警告を発し,予測気温は中部の州で719日に 36,南部で3839だった。オランダでは極端な暑さはめったにない; 1901年に中央測候所で測定が開始されて以来 (2022718日現在),気温が 35を超えたのは 9 日だけである。2019年,オランダでは史上初めて 40 を超える気温が記録された。

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Norway/ノールウェー

June heatwave/6月の熱波

6月28日に,トロムソ(Tromsø)は 29.7 に達し,サルトダル(Saltdal)は 31.6 に達し,どちらも 6月の記録となった。 メハムン(Mehamn)では 30.8に達し,これまでの 6月の記録よりも 10度近く高くなった。

July heatwave/7月の熱波

7月,ノールウェー気象研究所(the Norwegian Meteorological Institute)は,いくつかの地域で気温が 30 を超える可能性があると報告した。スタヴァンゲル(Stavanger)では,気温が 32に達すると予測されていた。ヌールラン(Nordland)では,720日と 21日が最も暑い日であると予測され,気温は 25 を超えた。
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しかし,気象研究所は,国の記録が破られるとは考えていなかった。全国放送局 NRK は,自殺率の増加や攻撃性を含む,極端な暑さによるメンタル・ヘルスへの影響について警告した。

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Poland/ポーランド

(省略)最高気温は スウビツェ(Słubice)での 38.3℃

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Portugal/ポルトガル

ポルトガルの気象庁によると,熱波は 1941年以来,ポルトガルで 7月に発生した熱波の中で最も長く,面積の拡大も最大だった。
国の中央部にあるアルベガ(Alvega)とモーラ(Mora)の 2つの町では,10日間連続して 4046の最高気温が記録された。また,ポルトガル北部のドウロ渓谷(Douro Valley)にあるピニャン(Pinhão)の町では, 7月に記録された最高気温は 47.0 だった。

7月には,合計 30,000ha がレイリア(Leiria)の山火事で焼け,ポルトからリスボンまで走る A1 の一部が塞がれた。アルガルヴェ(Algarve)では,ファロ市で発生した火災がキンタ・ド・ラゴ(the Quinta do Lago) リゾートに広がった。市民保護局によると,山火事が始まって以来,少なくとも 135 人が負傷し,約800人が家から避難した。1人のパイロットが,この地域の山火事と戦っているときに,ヴィラ・ノーヴァ・デ・フォス・コア(Vila Nova de Foz Côa) で撒水攻撃機(waterbombing plane)が墜落し,死亡した。

この暑さで少なくとも238人が死亡し,187人が負傷した。717日までに,ポルトガルの保健総局は,熱波に関連した約659 人の過剰死亡を報告した。

7月18日までに,熱波に関連する過剰死亡者数は 1063 人に増加した。

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Slovakia/スロヴァキア

(省略)最高気温は 629日の 37

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Slovenia/スロヴェニア

(省略)最高気温は723日,ドブリチェ(Dobliče)での 39.4℃

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Spain/スペイン

June heatwave/6月の熱波
6月10日に スペイン気象庁(AEMET)によって特別な熱警報が発せられたが,これは 12の州のみで,アラゴン,カスティーリャ・ラ・マンチャ,カタロニア,エストレマドゥーラ,マドリッドでは黄色の警報が発令され,アンダルシアではオレンジ色の警報が発令された。この最初の段階では,異常な暑さはカナリア諸島,ガリシア,西カンタブリア沿岸,および半島の地中海沿岸のポイントに影響を与えなかった。当初,AEMET は熱波が 6月15日まで続くと予測していたが,残りの週は熱気が続く可能性があると推測していた。

6月11日には半島の南西部で最高気温が記録され,セビリアでは 41.0 を記録した。また,アラゴン,カスティーリャ,レオン,カスティーリャ・ラ・マンチャ,カタロニア,マドリッドではイエロー・レベル,エストレマドゥーラとアンダルシアではオレンジ・レベルのアラートが発令されたままだった。しかし,気象条件は,熱波を開始するための公式の基準を満たしていなかった。

6月12日,気温はアルマデン(Almadén (シウダー・レアル(Ciudad Real)) 43.2 に達し,熱波の公式開始日の最高値となった。40を超える気温も,AEMET ネットワークの 47観測所で計測された。当局は,この現象に関する情報を含む特別通知番号 3/2022 を発行し,レベル割り当てマップ(level-assignment map)を使用した予防措置の国家計画を開始した。

6月14日,熱波はガリシア(Galicia)南部とカンタブリア海(Cantabrian Sea)の内部に広がった。熱帯夜も続き,気温は多くの州で 20(68) を下回らなかった。ハエン(Jaén)では,最低気温が 27  と予想されていた。熱波のピークは 617日に達し,サラゴサ,リェイダ,コルドバで記録的な気温になる可能性があると予測されていた。

影響を受けなかったスペインの唯一のポイントは,アストゥリアス(Asturias),カナリア諸島,セウタ(Ceuta)とメリリャ(Melilla)の自治都市であった。毎日の声明で,AEMET 618日の気象現象の終わりを予測し,アフリカの熱い空気が不安定と気温の低下を引き起こした。AEMET のルーベン・デル・カンポは,「少なくとも過去 20 年間で 6月中旬の最も激しい熱波」であると述べた。

「イベリア例外(Iberian exception)」の適用初日は,発電用のガスに上限を設けて電力の規制価格を計算するもので,615日だった。PVPC は小規模消費者向けの自発的な価格であり,火力発電所への補償と,熱波の最中のガスと石炭の使用拡大のために,より多くの電力が支払われることになる。

AEMETによると,スペインの熱波の最終日は618日で,スペインが記録を取り始めて以来,春の熱波は年間で最も早いものであると判断した。

カルロス 3世 健康研究所の推定では,6月の総死亡者数は 830人だった。
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July heatwave/7月の熱波

7月,エストレマドゥーラ(Extremadura)州で山火事が発生し,カスティーリャとレオンのサラマンカに広がり,4,000 ha 以上が焼失した。

7月14日,カルロス3世健康研究所は,710日と 11日に少なくとも 43人が暑さで死亡したと発表した。710日から 715日までの間に少なくとも 360 人が暑さで死亡したと716日に発表された。

7月17日,カタルーニャ中部のエル・ポン・デ・ビロマラで山火事が宣言された。

7月18日,カルロス3世健康研究所は 716日にさらに 150人の熱中症による死亡を報告し,総死亡者数は 510人になり,翌日には 679人に増加した。カルロス3世健康研究所の最終的な見積もりでは,7月の総死亡者数は 2,064人だった。

August heatwave/8月の熱波
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スペインの一部では,最高気温が 38 に達すると予想されていた。

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Switzerland/スイス

6月15日,ティチーノ州で熱波警報が発令された。翌日,ジュネーブ州とヴォー州が警報を発した。

6月16日,連邦気象気候局 (Meteo Swiss) は,アルプス南部,ヴァレー中央部,ジュネーブ湖地域で 3133の気温が測定されたと報告したが,地域レベルで熱波と見なされるしきい値 (1日を通して 25の平均気温) を超えた。

6月17日,MeteoSwiss は,国内のほとんどの地域で熱波に対するオレンジ色と黄色の警報を発令した。
最高気温は,スイスのヴァレー州とロマンド州の低地で 617日から 621日まで,3237と予想された。

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United Kingdom/英国

June heatwave/6月の熱波

6月14日,気象庁の高温予測を考慮して,英国健康安全保障局 (UKHSAUK Health Security Agency) は,616日の深夜から 618日の深夜までの期間、いくつかの地域でレベル 2 の「警戒と準備」警報を発令しました。影響を受けた地域は,ロンドン,イースト・ミッドランズ,イースト・サウス イースト,サウス ウェスト・イングランドだった。

6月15日,UKHSA は,ロンドン,イングランド東部および南東部にレベル 3 の「熱波活動(heat-wave action)」アラートを発行し,イースト・ミッドランズおよびイングランド南西部にはレベル 2 アラートを維持した。気象庁の予測によると,618日に気温が大幅に低下する前に,熱のピークは金曜日に到達し,熱波を考慮するために必要なしきい値に達した。617日,ロンドンは 6月の熱波の最も暑い日に 32.7 に達した。

July heatwave/7月の熱波

7月8日,気象庁はイングランドとウェールズの一部に熱中症警報(heat-health alert)を発令した。715 日,UKHSA は熱波警報レベルを 4 に引き上げ,「リスクの高いグループだけでなく,健康な人々の間で病気や死亡が発生している」とした。気象庁は,イングランドの一部の地域で 40 を超える予報があり,国家非常事態(national emergency)が宣言された後,史上初の赤色の極度の熱警告を発した。

赤色警報の初日である 718日に,気温はサフォーク州サントン・ダウンハムで 38.1 に達した。ウェールズは,ハワーデン(Hawarden)で暫定的に記録された 37.1で,記録された最高気温の記録を破る可能性があった。チャネル諸島では,セント・ヘリア(St Helier)で暫定的に 38 が記録されたため,新しい記録的な気温が記録された可能性がある。718 日から19日にかけて,英国はウェスト・ヨークシャーのエムリー・ムーア(Emley Moor)で 25.9 という記録的な最高の夜間最低気温を記録した。

7月19日に,40.3 の温度がリンカンシャーの ‘RAF Coningsby’ で暫定的に記録された。 確認されれば,英国の史上最高気温となる。現在,記録は 38.7 で,719日にイングランドの少なくとも 34ヶ所で破られた可能性があり,そのうち 6ヶ所が暫定的に 40 を超えていたと気象庁は報告している。フロアズ城(Floors Castle)で暫定的に記録された 35.1 が確認された場合,スコットランドでも最高記録を更新する可能性がある。

熱波の結果として首都全体で数回の火災が発生した後,ロンドン消防隊は水関連の事故で少なくとも10人が死亡し,重大な事故を宣言した。719日は,第二次世界大戦以来,旅団(brigade)にとって最も忙しい日だった。

8月2日,国家統計局(National Statistics)は,イングランドとウェールズで 722日までの 1週間で 1,680人が死亡したと報告した。

August heatwave/8月の熱波

気象庁の気象学者であるトム・モーガン氏は8月,「気温は7月ほど高くはならない」が,「気温は30度台前半」で「長期間」続くだろうと述べた。88日,英国保健安全保障局は,イングランド中部および南部に 89日から13日まで有効なレベル 3 の熱中症警報を発令し,その後 814日まで延長された。

8月9日,気象庁は,811日から 14日まで,イングランドとウェールズのほとんどの地域で異常な暑さに対する黄色の気象警報を発令した。

8月11日に英国で記録された最高気温は,ウェスト・サセックスのウィゴンホルト(Wiggonholt811日に英国で記録された最高気温は、ウェスト・サセックスのウィゴンホルトで 34.2℃だった。

熱波が終わった 815日に雷雨が始まった。
(転載了)

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本稿は 8月途中で書かれたもののようで 8月に関しては 推定の表現があります。

死者数として 次の値が示されていますが,その出典,精度等は不明です。
特に ドイツの 8,138人は やや疑問があります。

Deaths   23,125[when?]

   France: c. 11,000 (1 June–22 August)
   Germany: 8,138
   Spain: 2,894
   Portugal: 1,063   
   United Kingdom: 16
   
   Ireland: 6
   Poland: 3

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