2022年，今年の 大谷翔平選手の活躍は－

‘Sports Illustrated’ が，サイト，‘NEWS SI.COM’ の SEP 19, 2022 付けで
“Angels News: How Historic is Shohei Ohtani's 2022 Two-Way Season?”
「Angels News: 大谷翔平の 2022年の二刀流シーズンは どのくらい歴史的か?」
の見出し記事を掲載していました。

下記，拙訳・転載します。
*************************
今シーズン，大谷選手がどれだけ大きな歴史を築いてきたかに あなたは驚くかもしれない。

エンゼルスのスーパースター，大谷翔平は 正に類を見ないシーズンを送った。

月曜日（9月19日）の時点で，大谷はホームラン数，長打率，OPS（出塁率＋長打率），被敬遠数，三塁打でアメリカン・リーグのトップ5 にランクされており，打点，四球，打点ではトップ5 のすぐ外側に位置している。
打者として，彼はシルバー・スラッガーのシーズンを過ごしている。

月曜日の時点で，大谷は防御率，勝利数，奪三振数，三振率（Whiff Percentage），SO/9（９イニング三振数）でアメリカン・リーグのトップ 5 にランクされ，WHIP（Walks plus Hits per Inning Pitched，「投球回あたり与四球・被安打数合計」）と対戦相手の打率でもトップ 5 のすぐ外側に位置している。

MLB史上，1シーズンで ERA（防御率），WHIP，SO/9 の組み合わせが 彼より優れている唯一の投手は，1999年のペドロ・マルティネス（Pedro Martinez）で，彼はその年にサイ・ヤング賞（Cy Young award）を受賞した。
投手として，大谷はサイ・ヤングのシーズンを過ごしている。

大谷が安定した投球を続ければ，ワールド・シリーズ時代に投手と打者の両方でリーグ首位に立つ最初の選手になるだろう。最初のワールド・シリーズは 119年前である。

それは素晴らしい歴史の一部（cool piece）だが，大谷が今年確定した唯一の記録ではない。

2022年シーズンのMLB記録簿に大谷の名前が登場する場所をいくつか挙げてみよう：

大谷翔平は MLB史上初，1シーズンで 30本以上の本塁打を放ち，10勝以上を達成した選手である。 昨年は 46本塁打で9勝とわずかに及ばなかった。

大谷翔平は，MLBの歴史上，チームのシーズン最初の投球と最初の打席に立った，最初の選手である。彼は開幕戦でエンゼルスの先発投手と首位打者だった。

大谷翔平選手は日本人選手としてMLB史上初めて，シーズン連続で30本以上の本塁打を打った選手である。

大谷翔平は MLB史上 3人目の日本人選手として 100本塁打を打ち，現在は松井秀喜 (175本)に次ぐ 127本で歴代2位である。

大谷翔平は，1900年以来，マウンドに立つ前，初回のトップで2塁打を打った唯一の先発投手である。

大谷翔平は，1920年以来，キャリアを通して20本以上の三塁打と20回以上の勝利投手を収めた唯一のプレーヤーとして，ジョニー・クーニー（Johnny Cooney）に加わった。

4月10日，大谷翔平は ‘Statcast’ 時代に，左利きの打者によって打たれた119.1 MPHの最も強い打球を打った。

そして 遂に，それらすべての中で最高の可能性を秘めた，ルールブックに大谷の名前を見つけることさえできた。
今シーズンに向けて，メジャー・リーグ・ベースボールは「大谷翔平ルール」を制定して，チームが先発投手を先発DHとして機能させ，投手として出場した後，彼を打者に残すことを許可することになった。

大谷選手は野球界に多大な影響を与えてきた。

彼の2022年シーズンは，これまでに見たことのないものだった。彼は全会一致の MVP 2021 シーズンよりもさらに優れており，その道のりで歴史を作り続けるだけである。

Whether he wins the MVP award over Aaron Judge or not, we have to make sure to always appreciate the greatness that was Shohei Ohtani's 2022 season.

彼がアーロン・ジャッジ（Aaron Judge）を下して MVPを受賞するかどうかにかかわらず，大谷翔平の 2022シーズンの素晴らしさ（greatness）を常に正しく評価する（appreciate）必要がある。

（転載了）
*******************