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2022年9月22日 (木)

地震でもないのにビルが揺れた。

朝日新聞DIGITAL,9/19より
 “『ホテルで揺れと異音,300人避難 「折れるのでは」宿泊客の恐怖』  
    仙台市青葉区本町2丁目のホテル「三井ガーデンホテル仙台」で18日午後11時半ごろ,宿泊客から「20分くらい前から,横揺れと建物がきしむ音がする」と119番通報があった。
 市消防局と仙台中央署によると,宿泊客約300人は19日午前0時ごろ,階段を使って避難を始め,路上や近くのホテルで待機。約2時間後,安全が確認されたため順次客室に戻った。避難中に宿泊客1人が転倒して腰をけがし,病院に搬送されたという。
 千葉県市川市の会社員男性(30)は12階で就寝中だったが,揺れに気づいた妻(29)から「地震だよ」と声をかけられ,目を覚ました。異音も断続的にきこえ,「川を小舟で下っているような感じだった。気持ち悪くて寝られる状況ではなかった」と振り返る。館内放送に従って避難し,他の宿泊客も混乱した様子はなかったが,「ビルが折れるんじゃないかと怖かった」と語る。
 横浜市の会社員女性(54)は夕食を終えて夫(57)とホテルに戻ると,周辺に警察の規制線が張られていた。「何が起こっているのか分からず,ぼうぜんとした」。一度近くのホテルに移動し,19日午前2時半ごろに戻ったが,「いつまた揺れるのか分からず,疲れた」と話した。
 宿泊客によると,同ホテルは揺れと異音の原因について,「強風による建物の揺れを抑える制振装置の不具合」と説明しているという。”  との報道です。
   中国ではなく,日本の話です。

ビルの制振装置には (電気)動力を用いる「アクティブ式」と 動力を用いない「パッシブ式」があり,いずれも 風や地震によるビルの揺れを軽減する装置です。
  アクティブ式は ビルの外力による揺れ(大きさ,振動数,位相)をセンサーで読み取り,その揺れを相殺する逆位相となる揺れを動力(錘の移動)で発生させるしくみであり,今回の 18階ホテルでの事故は このタイプで,センサーの異常で 勝手に動いて発生したものでしょう。
  錘が動くので音も発生します。(聞いたことはありませんが,おそらく。)

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