大谷翔平選手の今年の実績まとめ
MLBのホームページ‘MLB.com’,October 7th, 2022付け
“Shohei Ohtani - making history”
「大谷翔平 - 歴史を作る」
の見出しで 今年の実績をまとめた記事がありました。
下記,拙訳・転載します。
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28歳の現 A.L. MVP と 2018 A.L. ルーキー・オブ・ザ・イヤーは,2022 シーズンを 15勝9敗,防御率 2.33 (166 IP:Innings Pitched,投球回数 – 43 ER:Earned Runs,自責点) で終えた。そして28回の先発登板で 219個の奪三振を記録し,対戦相手を平均打率 .203(124/610)に抑えた。
打者として,彼は 90得点(runs),30 二塁打(doubles),6 三塁打(triples),34 本塁打,95 打点(RBI:runs batted in),72 四球(walks),11 盗塁(stolen bases),.875 OPS(On-base plus slugging,出塁率+長打率) を記録した。
下記は 今シーズンの追加の成果である:
FIRST PLAYER EVER…
初めてのプレーヤー
・1シーズンに投手と打者の両方でリーグ・リーダーの資格を得た唯一の選手である
・MLB史上唯一人,同一シーズンに10回以上の投球勝利と30本以上のHRを記録した選手
・ベーブ・ルース(1918年)が,10回以上の勝利と10本以上のHRを持つ唯一人の他のプレイヤーである
・1試合において 打者として 8打点以上,投手として 13奪三振を記録したMLB 史上唯一の選手・・・彼は今シーズンの連続試合で両方の偉業を達成した (6月21~22日対カンザスシティ・ロイヤルズ戦) )
・MLB史上唯一人,同じシーズンに現リーグ・チャンピオンの両方に対して6回まで1ヒットに抑えた(one-hitter)投手
・4月20日 ヒューストン戦で6回に完全試合を達成
・7月22日のアトランタ戦は7回まで 1ヒットに抑えた。
・4月20日,ヒューストンで,マウンドに上がる前の初回のトップで2回打席に立った最初の先発投手(1900年以来)になった. その夜,彼は 無失点 6.0イニングで 2人の走者を許したが,12奪三振を記録した。
・First player in MLB history to both throw and face a team's first pitch of the season?
(力不足で・・・)
・エンゼルスの全先発投手試合で先発指名打者として活躍
・今年から ‘Dictionary.com’ に「大谷ルール(Ohtani rule)」という用語が追加された
THE PITCHER
投手
・奪三振率 11.87 SO/9 (9イニングで11.87奪三振)で A.L. でトップ
・28試合中22試合で2失点以下…防御率2.08(26 IP(投球回数)–6 ER(自責点)),4回の勝ち負けがつかない試合で25奪三振。
・最終19試合の 防御率1.67(IP 118.2 - ER 22)で154奪三振。
・6月9日から7月13日までの6試合の投球期間中、防御率0.45(39.2 IP – 2 ER),58奪三振で6勝0敗(OPS.997で8本塁打)
・6試合連続で6勝0敗、SO58以上、ER2以下の史上4人目の投手。サイ・ヤングの勝者ヨハン・サンタナ(2004)、R.A. ディッキー (2012) とクレイトン・カーショウ (2014)
・5月5日のボストン戦で29の空振り(swings and misses)を記録。今シーズンの試合でこれ以上を記録した投手は他にいない … その日,彼はまた,1919年9月20日の vs. ホワイトソックスでのベーブ・ルース以来,フェンウェイ・パーク(Fenway Park)での試合で上位4つの打順の1つで打った最初の先発投手になった( 第1試合)
・今季10試合で10奪三振以上を記録し,A.L.のトップ。
・エンゼルス史上,6試合連続で10奪三振を記録した唯一の投手としてノーラン・ライアン(Nolan Ryan)に加わった
・9月29日のオークランド戦で7.2イニング ノーヒット・ノーランを達成
・SO/9(9イニング 奪三振数)で A.L.をリードするほか,奪三振(219;3位),空振り率(33.0%;4位),防御率(2.33;4位),勝数(15;T4位),WHIP:Walks plus Hits per Inning Pitched,イニング当たりの与四球+安打数(1.01;5位)と対戦相手の打率( .203; 6位)。
THE HITTER
打者
・アメリカン・リーグの通算ベース数(304; 5位),故意四球(14; 3位),長打(70; T3位),長打率( .519; 5位),本塁打(34; 4位),OPS ( .875;5 位),三塁打 (6;T4位),打点 (95;7 位),四球 (72;7 位),得点 (90,T8 位) でトップ10にランクイン
・6月21日のカンザスシティ戦でMLBの1試合打点記録を更新し,1試合キャリアハイ(MLBまたは NPB)の8打点を記録。
・9月14日から10月3日まで18試合連続安打を記録
・4月10日の対ヒューストン戦で,時速 119.1マイルの打撃速度で二塁打を放ち,スタットキャスト時代の左打者による長打の自己記録を更新した。
・メジャーで今シーズン,三塁打6回以上,本塁打34本以上を記録した唯一の選手(2年連続で唯一の選手)
ALL-STAR
オール・スター:
・2年連続で投手・野手としてオール・スター・ゲームに選出
・野手と投手の両方でオール・スターに選ばれたのはMLB史上唯一の選手
・A.L.の指名打者としてオール・スター・ゲームに先発し,2015年のマイク・トラウト以来となる先頭打者オール・スター安打を記録。
SHO OFF
・MLB史上唯一人,同じシーズンに10勝以上の投球勝利と30本以上の本塁打を記録した選手
・今シーズン,時速100マイル以上で40球以上を投げた,ただ一人のアメリカン・リーグの先発投手
・5月5日にボストンで7.0イニングを無失点で投球し,8回に打点を時速103.7マイルでグリーンモンスターに放ち,手動スコアボードのラインスコアのピッチング・セクションから彼の#17を打ち抜いた(knocked)。
・6月9日から7月13日まで連続31.2イニング自責無失点。
・同じシーズンに10回以上の勝利と10回以上の盗塁を記録した唯一のワールド・シリーズ時代の選手
・ベーブ・ルース(1918年)と大谷翔平(2022年)の双方向比較:
Babe Ruth (1918):
13勝7敗,防御率 2.22,WHIP:Walks plus Hits per Inning Pitched,イニング当たりの与四球+安打数 1.05,奪三振 40
打率 .300,二塁打26,本塁打 11,長打率 .555
大谷翔平 (2022):
15勝9敗,防御率 2.33,WHIP:Walks plus Hits per Inning Pitched,イニング当たりの与四球+安打数 1.01,奪三振 219
打率 .273,二塁打 30,本塁打 34,長打率 .519
「ホーム – 一塁間」走塁平均時間 4.09秒でメジャー・リーグ 1位
(転載了)
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実績再確認しました。
そもそも 投打二刀流の選手が他にいないので,大抵の実績は記録と歴史に残ります。
普通の人間にはできないことです。
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