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2022年10月28日 (金)

見出しに見る勘違い(その852)

「『食べ残したものではありません』…束草刺身屋のマダイの刺身をめぐる論議=韓国」 2022/10/26 中央日報・日本語版
   ‘江原道束草(カンウォンド・ソクチョ)のある刺身屋で価格に比べ粗末な料理を購入したということが公開され「ぼったくり商法」の論議が提起された。
 24日オンラインコミュニティ「ボベドリーム」には束草中央市場のある刺身屋で6万ウォン(約6200円)分のマダイ刺身と2万ウォン分のユムシを持ち帰ったというネットユーザーAさんの投稿があった。  

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Aさんは薄切れした刺身が使い捨ての包装容器にのせられている姿などが映られた写真を公開し,「写真に見えるマダイ刺身の値段がいくらのように見えるか。私が最近の物価をよく分からなかったのかと思って質問する」と他のネットユーザーに意見を求めた。
  また,「食べ残したのではなく,口にもつけずに撮ったものだが,これで6万ウォンだった」と主張し,計8万ウォンを決済した領収証の写真も公開した。
  Aさんは食堂側と電話をした内容も伝えた。Aさんは「包装がおかしくて電話したところ,対話が通じない」として「刺身は職員が切り,ラップ包装は社長がするという。包装紙が大きすぎるということを認知したようだが,忙しくてそのまま渡したという。刺身については全く誤りを知らない」と主張した。
  掲示物を見たネットユーザーは「99000ウォンで済むようだ」「マートで売っている2万ウォンの刺身もあれよりは量が多い」「おかずではなく本品を見せてほしい」と批判混じりのコメントを書き込んだ。
   論議が巻き起きると該当刺身屋社長は「直接選んだマダイを目の前で切って差し上げた」として「刺身というのが薄切りにするか,厚切りにするかによって量が違うように見える。器が大きすぎて刺身が片方に傾き,そのように見えたようだ」と釈明した。’ との報道です。
   店主(社長?)の釈明が面白い。このような場合,100g がいくらかーの定量的に議論すべき。それしても 写真の量が 6,000円は?
本記事で 興味を持ったのは 一緒に買った「ユムシ」。
韓国では 刺身で食べるのが普通らしい。
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 「ユムシ」とは 『環形動物門ユムシ動物ユムシ綱ユムシ目ユムシ科の海産無脊椎動物』。
私は 30歳過ぎるまで この生物を見たことがなく,そもそも その存在を知りませんでした。たまたま,かつて住んでいた場所が海岸のそばで その砂地(漁業権範囲外)で大きなアサリがよく採れ,度々 掘っていました。ある日,熊手を振るうと何やら柔らかい手ごたえがあり 掘り出すと 見たことのない,肌色の,人の指のような物体が現れ 腰を抜かすことはありませんでしたが,10年に1回(生まれて 3回目)くらいの驚きでした。
翌日,会社で地元の人間に訊くと,「ここ呉では『コウジ』と呼び,『クロダイ』を釣る時の餌にする。」とのことでした。人間は食べない,とのことでしたが,日本でも地域によっては 食用にするようです。見かけで判断してはいけない,食べると 美味いかも知れない。しかし,私は 食べない。

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