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2022年10月31日 (月)

ソウル繁華街での圧死事件で思い出したこと。

「29日夜,韓国ソウルの繁華街のイテウォン(梨泰院)で,ハロウィーンを前に集まった大勢の若者が狭い路地に密集,大勢の人が折り重なるようにして倒れ,これまでに149人が死亡し,76人がけがをしました。」との報道がありました。
(その後 死者 153人ー男:54人?,女:97人?)

これで思い出したのが 約35年前の 広島市フラワーフェスティバルでの出来事です。
車道ではパレードが行われ,歩道は多くの観衆で溢れていました。
私が,妻,娘と歩道を移動してしていた時,催し物の「迷路」が作られていた場所で,歩道が狭くなり,観衆が動かなくなり,そのうち,圧力を感じ始めました。
車道側から離れた位置にいて,前後左右の動きができなくなって 小さな娘に力が加わらないように頑張っていましたが 力尽きそうで,命の危機を感じるようになって,何とか逃げようと,傍に立っている「迷路」の壁を見ました。

「迷路」の壁は ベニヤ板の粗末なものだったので,思い切って これを蹴破って,あるいは継ぎ目から剥ぎ取って(詳細は記憶にないが,明確に器物破損)「迷路」の中に逃げ込みました。
入口が近くだったので そこから「迷路」の外に出ました。入口に立っていたスタッフが 怪訝な顔をしていたので「ギブ・アップです。」と伝えました。命に較べれば ベニヤ板は安い。(弁償してないが・・・。)35年前 迷路の壁を壊したのは 私です,申し訳ない。

以来,人混みには 近づかないようにしています。

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