クイズにあった知らない熟語,漢字。
朝日新聞の土曜版 “be” のクイズ・ページに「ネット漢字」というクイズが掲載されていました。
クイズを解く前に,そこに示された,読み方,(厳密な)意味など分からない熟語が多く,教養の無さに愕然としました。
どんな教養人が このクイズを作り,どんな教養人がこのクイズを解くのでしょうか。
そのままにしてはおけない,と調べました。
「奸佞」 “かんねい”:心がねじけて、悪がしこく、人にへつらうこと。
「出花」 “でばな”:湯をついで出したばかりの、かおりのよい茶。
「鬼も十八、番茶も―」(どんな器量の女も,娘盛りには美しく見える)
聞くことはあっても 元の意味,正確な意味を知らなかった
「葦切」 “よしきり”:早口で多弁な人をたとえていう語。
「綾羅」 “りょうら”:あやぎぬ(=模様を織り出したきぬ)と、薄いきぬ。
「落想」 “らくそう”:考えが心に浮かぶこと。 また、その考え。 思いつき。 着想。(何となく わかったが ・・・)
「小枕」 “こまくら”:木枕の上にくくりつけて使う、もみ殻やそば殻を入れた細長い円筒形の袋。
「靴箆」 “くつべら” (読めたが ほとんど見たことがない漢字)
「竈猫」 “かまどねこ”:火の落ちた竈の中に入って灰だらけになっていた猫。(読めたが 意味は ・・・ )
「扁額」 “へんがく”:建物の内外や門・鳥居などの高い位置に掲出される額,看板(読めはしたが・・・)
「奸佞」,「葦切」,「綾羅」は読めませんでした。
勉強させてもらいました。
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コメント
時代小説を読むと割とこういった言葉が出てくる。時代小説は侮れない。
投稿: hirosuke | 2022年11月21日 (月) 13時23分