« 日本,ワールド・カップ 2022 を終えて- | トップページ | 2022年に亡くなった米国の映画スターたち »

2022年12月 9日 (金)

「驚天動地の事態ではありました。」

11月29日に襲われて重傷を負った,東京都立大学教授の社会学者・宮台真司さんが  12月7日,インターネット動画チャンネルで退院報告をしている様子をTVニュースで見ました。

この中で「驚天動地の事態ではありました。」と話しました。
「~ ではある。」と書かれた文章を読むことはあっても 話すのを聞くことは稀です。

ここで 例えばの国語試験です。

問:「驚天動地の事態ではありました。」と言う人は 「驚天動地の事態でした。」に対して,その表現で何の違いを伝えたいのか,あるいはどのような感情を伝えたいと思っているのか示しなさい。

答: ?

私は 単に「如何わしさ」しか感じません。
各新聞は その部分を,ほぼ「驚天動地の事態だった。」と書いています。

又,「脅迫の手紙とか ・・・ 」と言いましたが,これが単なる言い間違えだといいのですがー。
脅迫者に尊敬語を遣うのは 大学教授以前の問題で,まずいでしょう。
「盗んだ方は ・・・ 」と言う窃盗事件の被害者と同じレベルです。

| |

« 日本,ワールド・カップ 2022 を終えて- | トップページ | 2022年に亡くなった米国の映画スターたち »

言葉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 日本,ワールド・カップ 2022 を終えて- | トップページ | 2022年に亡くなった米国の映画スターたち »