大和の主砲を削り出した旋盤,展示建屋 建築中。
昨年,次の報道がありました。
**************************
(讀賣新聞 2022/11/23)
「戦艦「大和」の主砲造った長さ16m「旋盤」,呉に戻る…ミュージアム敷地に設置」
旧海軍の戦艦「大和」の主砲を削り出すため使われたとされる大型の旋盤(長さ約16m,重さ約160トン)が,兵庫県の企業から呉市に寄贈され,11月22日,同市の大和ミュージアム敷地内に設置された。旋盤が呉に戻るのは69年ぶりで,来年3月に一般公開される。
金属などを回転させながら切削する旋盤は1938年,海軍がドイツから輸入して呉の工場に配備。当時世界最大級だった大和の主砲(口径46cm,長さ約20m)の製造に用いたとされる。
1953年に神戸製鋼所に払い下げられた後,機械部品製造会社「きしろ」(兵庫県明石市)が買い取り,播磨工場(同県播磨町)で2013年まで稼働した。同社の申し出で呉市に寄付され,今月上旬,船で輸送された。
この日は旋盤を船のクレーンでつり上げ,展示予定地に移動させた。ミュージアムは一般公開に向け,展示用の施設も新たに整備する。
******************************
主砲を加工した旋盤は他に数台あったようですが,米軍によって破壊され 残ったのは これ1台です。
二番艦 武蔵の主砲は 三菱・長崎 独自の旋盤で加工されたのでしょうか?
完成予想図を下に示します。
大和ミュージアムと 駐車場を挟んだ位置にあります。
| 固定リンク | 0
「散歩・風景」カテゴリの記事
- 開花していた一本の桜。(2023.03.21)
- 桜の蕾がやっと綻び始め,椿は 今,盛り。(2023.03.18)
- 公園の梅,ほぼ満開。(2023.03.01)
- 梅,ほぼ満開。(2023.02.01)
- こういう日本人がまだいる。(2023.03.20)
コメント