新型プリウスのデザインが評判。
1月10日に プリウスの新型の発売が開始されました。
そのデザインを多くのメディアが絶賛しています。
オリジナル・デザインは気に入っていましたが その後のモデル・チェンジで改悪されていったような気がするプリウスが 一気にスタイリッシュになりました。
去年 発売が発表された時点の 米国 車専門紙 ‘CAR AND DRIVER’(NOV. 24, 2022)は次のように報じていました。
下記,拙訳・転載します。
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“2023 Toyota Prius Amazes with a Hot New Body and 220 Horsepower”
「2023 トヨタ・プリウス,魅力的な最新ボディと 220馬力で驚かせる」
ベースのプリウス・ハイブリッドでさえ今,194馬力の健全なパワーを発揮し,220馬力のプラグイン・プリウス・プライムは,ソーラー・パネルとハンズ・フリー・ドライビング・モードを提供する。
・トヨタは,2023年プリウス・ハイブリッドとプリウス・プライム・プラグ・イン・ハイブリッドの米国版を明らかにした。
・標準モデルは194または196馬力,プライムは220馬力を持つ。
・新型プリウスは 2023年中に米国で発売される。
すべての新しい車は,旧型車(predecessor)よりも速くて見栄えが良いことを目指しているが,トヨタが2023年の新しいプリウスについて,そのような主張をするのにそれほど時間はかからないだろう。
遅くて醜い(slow and ugly)のは常にプリウスの特徴であり,それはプリウスを否定する(knock against)ものではない。 プリウスは,何年にもわたって売れ行きが好調で,2004年には 10ベスト・アワードの 1つを獲得した。しかし,典型的な(quintessential)大衆市場のハイブリッドは,バイヤーとC/Dスタッフの間で最近人気がなくなっている。
徹底的に作り直された(reworked)第5世代のプリウスは,まさに適切な対抗手段(antidote)のようだ。以前より大幅にパワーアップし,燃費もわずかに向上し,ソーラー・パネルやハンズ・フリー運転機能など,多くの新機能が追加されている。待って,それはそのように見えるか?!(it looks like that?!)
ティアドロップ形状はそのままだが,新しいモデルの滑らかな側面,エレガントなディテール,はるかにアスレチックなプロポーションにより,以前のモデルを振り返って,何が起こったのかと思う。
プリウスがずっとこのように見えたなら,なぜそうしなかったのか? フロント・エンドには,C字型の LEDアクセント・ライトを備えた,えぐれた(scooped-out)ヘッドライトが特徴で,リアには,新しいクラウン・セダンのように見えるフル幅の LEDテールライト・ストリップがある。以前より 2インチ低く,1インチ広くなったプリウスは,まったく新しいスタンスを持っている-そして一見新しい人生観(outlook on life)。
これは,構成に応じて,出力を最大 194~220馬力まで上げる新しいパワートレインにまで及ぶ。
これは,前モデルの 精一杯の(wheezy)121馬力から大幅に向上している。トヨタは,新しいプリウスが 6.6~7.2秒で時速 60 マイルまで加速すると主張している。これは,前モデルの 10秒以上と比較して,NHRA(National Hot Rod Association,全米ホットロッド協会)のドラッグスターのように感じる可能性がある。
トヨタは詳細なパワートレインの仕様をまだ発表していないが,新たに発見された力への寄与の 1つは,以前の 1.8リットルのユニットと置き換わる 2.0リットルのインライン・4 ガソリン・エンジンである。
すべてのプリウスは,リア・シートの下に搭載されたリチウム・イオン・バッテリー・パックを使用するようになった;現状車の特定のバージョンにまだ見られる古いニッケル水素蓄電池パックはなくなった。全輪駆動の(all-wheel-drive)プリウスはまた,誘導式の(induction-style)後車軸に取り付けられたモーターを新しい永久磁石同期ユニット(permanent-magnet synchronous unit)に交換する。194馬力の前輪駆動セットアップが標準で,全輪駆動モデルはその合計に 2馬力を追加する。一方,前輪駆動のみのプリウス・プライムは,以前のプライムの 25マイルの評価と比較して,約38マイルの電気走行距離を約束する,より大きなリチウム・イオン・バッテリーを含む 220馬力のプラグ・イン・セットアップで範囲を上回っている。
余分なうなり声にもかかわらず,トヨタはまた,17インチの車輪を備えたベースの前輪駆動 LEモデルに対して 57mpg(mile per gallon) の EPA(Environmental Protection Agency,環境保護庁)複合定格を約束している。これは,2022年のプリウス・エコの 56 mpg 定格よりも 1mile優れているが,AWD(All Wheel Drive) を追加し,XLE および Limitedモデルのより大きな 19インチ・ホイールを選択すると,その数値は多少低下する可能性がある。
以前とは異なり,Prime プラグ・インは標準的な車との視覚的な違い(differentiation)をあまり提供していない (幸いなことに,どちらも今では見栄えが良くなっている)。 しかし,それが最も強力なプリウスであるため,トヨタはそれをスポーティーなものとして売り込み,SE,XSE,および XSE プレミアム・トリム・レベルでのみ提供される。標準車は従来通り,LE,XLE,Limited モデルの3車種。
標準内・外装は派手なものではない - パワー・シートがなく,比較的小さな8.0インチのタッチスクリーンがあり,17インチのホイールでは見た目がより大きくなる可能性がある - LimitedとXSE Premiumモデルにはいくつかの斬新な技術と便利な機能が導入されている。大型の 12.3 インチのタッチスクリーンがパワー リフトゲートとともに高級タイプに搭載され,デジタル・バックミラーはオプションである。Primeはガラス・ルーフにソーラー・パネルを装備し,車が停止している間にバッテリーを充電して,アクセサリー機能とエアコンの電力を補助する。また,Prime のみのオプションとして,時速 25 マイル以下の特定の状況下でドライバーがハンズ・フリーで走行できるようにする渋滞運転支援(Traffic Jam Assist)機能がある。
トヨタはプリウスの価格をいくらか引き上げると予想しているが,ベース・モデルはまだ $30,000未満になるはずだ。最上位モデルは 4 万ドルを超える可能性が高いが,プリウスの新たな速さ,最高級(high-end)の機能,そして何よりも,その否定できない,目を惹く外観のおかげで,それほどの水増しではないかもしれない。
(転載了)
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現在 米国TOYOTA のサイトを見ると,Starting MSRP(manufacturer's suggested retail price,メーカー希望小売価格)は 標準タイプに対して次の値を示しています。
LE $27,450
LE AWD $28,850
XLE $30,895
XLE AWD $32,295
Limited $34,465
Limited AWD $35,865
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