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2023年2月16日 (木)

“SAICHO TEA” という飲み物? 「最澄茶」?

英国版 GQGQ UK)の “Ten coolest things of the week”(3 February 2023)の 25/49 番目に-
SAICHO TEA” がありました。
その解説は-

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Saicho Tea” はアルコールの味を真似するのではなく,独自の味で,アルコール分を含まない,本当においしい飲み物を探していた創業者の探求から生まれた。「ジャスミン」,「ダージリン」,「ほうじ茶」の 3種類のフレーバーがあり,飲み物として爽やかで,軽いスパークリングの味わいで,料理との相性も抜群である。 17.99 から。 saichodrinks.comで。
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saichodrinks.com’ には-
(拙訳・転載します。)

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FOUNDERS/創立者

チャーリーとナタリーはいつも食べ物と飲み物に情熱を注いできた。そして,夫妻は,食品科学の博士号を取得しているときに出会った。残念ながら,ナタリーはアルコールを飲むことができず (ほんの一口でもトマトのように真っ赤になる),そのため,チャーリーが大好きな料理とワインの組み合わせを十分に楽しむことができなかった。

CATALYST/きっかけ

これは,ある夜,高級レストランで頭に浮かんだ。ソフト・ドリンクの選択肢が限られているため,ナタリーはいつものコップ一杯の水道水(tap water)で済ませなければならなかった。遠く離れたブドウ畑の話や,特定のヴィンテージによってどの特定の料理のトーンやテクスチャーが最も引き立てられているか,そしてなぜナタリーが素晴らしいワインの大きな側面を食事体験で見逃しているかについての詳細なアドバイスで,彼女はうらやましく見守っていた。それで,彼らに考えた:確かに,ワインと同じ種類の複雑さと遺産を備えた成分を含むノンアルコール飲料が存在する可能性があると。

SOLUTION/解決策

香港出身のナタリーは,食べ物と一緒にお茶(tea)を飲んで育ったので,お茶が完璧なペアリングを生み出すことができることを知っていた。お茶に関しては,収穫された時期,栽培された地域,酸化のレベル,特定の季節の特定の気象条件が非常に重要である。したがって,フローラルからフルーティー,ナッツからスモーキー,砂糖漬けからうま味まで,種類,テロワール,製造方法に応じて,多種多様なフレーバーが得られる。このインスピレーションの瞬間に興奮したチャーリーとナタリーは,サンプリングと実験の 2年間のプロセスに熱心に取り組んだ。世界中の何百もの異なる品種をテストした後,最終的に最初の 3つのお茶に落ち着いた。

COLD BREWED/コールド抽出

ホット抽出とはまた違った風味が楽しめる。はるかにデリケートで,アロマが強化され,バランスの取れた渋みがあり,より複雑な風味プロファイルと口当たりが食べ物と完全に調和する。

Saicho” は,正確な品種,収穫時期,場所,テロワール,標高,加工方法を手摘みで選び,シングル・オリジンのお茶を使用している。雑多なフレーバーに攻められる(bombarded)のではなく,シングル・オリジン・ティーを使用することにはシンプルさと純粋さがある。個々のティーは,最も繊細で複雑なフレーバーを抽出するために,24 時間かけて水出しされる。ほのかな甘みとほのかな酸味によって,お茶は絶妙なバランスを保っている。仕上げにスパークリングを入れ,お茶の風味が一層引き立つ。

SAICHO/最澄

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805年,最澄は唐での長い修行から日本の故郷に戻った。彼は,中国の僧侶が長い瞑想セッションを延長し,強化するために使用する奇妙でエキゾチックな飲み物の知識だけでなく,この神秘的な飲み物の源であるお茶の種ももたらした。 最澄は天台宗を開いた。

最澄が日本の土に最初の茶の種を植えてから,茶の木が成長し,摘み取る準備ができるまで5年かかったが,待った甲斐があった! 最澄の宗福寺を訪れた嵯峨天皇は,一度飲んで 味をとても気に入り,すぐに全国の地方に茶の木を植えるよう命じた。そこから日本でのお茶への熱意は爆発し,現在では日本文化の中核と見なされている。

OUR MISSION/我らの使命

私たちの名前の由来である最澄のように,私たちはスパークリング・ティーを世界中のドリンク・レセプションやダイニング・テーブルに届けることを使命としている。
高級レストランでの食事,ワインバーでのドリンク,または家族や友人との自宅での食事など,私たちの知識,情熱,勤勉さ,人任せにしない(hands-on)アプローチがすべてのグラスに反映されることを願っている。

(転載了)
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スパークリング・ティー,飲んでみたい気もします。

因みに 記事のタイトルは  “Ten coolest things ・・・ ” とありますが,49の品物が紹介されています。この場合の “ten” は  “excellent” あるいは  “perfect” を意味していると思います。

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