「男おいどん」は永遠なり。
2月20日,日経電子版よりー
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松本零士さん死去 「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」
「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などで知られる漫画家の松本零士(まつもと・れいじ、本名=晟=あきら)さんが2月13日午前11時,急性心不全のため東京都内の病院で死去した。85歳だった。お別れの会を行うが日取りなどは未定。喪主は妻で漫画家の牧美也子さん。
福岡県出身。「蜜蜂の冒険」で漫画家デビューし,「男おいどん」(1971年)で人気を確立した。74年にテレビ放送が始まった「宇宙戦艦ヤマト」は映画化されて空前のヒットとなり,70年代のアニメブームをけん引した。
77年から連載を始めた「銀河鉄道999」は宇宙を舞台にした壮大な世界観とともに「メーテル」などのキャラクターも話題となり,子どもを中心に熱烈なファンを生んだ。
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団塊世代の私にとっては 松本零士さんと言えば「男おいどん」(『週刊少年マガジン』(講談社)誌上で1971年5月9日号から1973年8月5日号まで連載)です。連載が開始されたのが大学4年生,学生相手の食堂におかれた「少年マガジン」を 深夜 読んでいました。
その後の「宇宙戦艦ヤマト」,「銀河鉄道999」などは 既に 大人になっていたので あまり馴染みがなく,せいぜい 就職後の独身寮食堂での夕食時に 「宇宙戦艦ヤマト」のアニメを見た記憶がある程度です。
「男おいどん」と言えばー
・洗濯してないパンツを投げ込んでいた押し入れの中で生えた 「キノコ」,その名も「サルマタケ」!
・警官に職務質問された昇太が叫ぶ「グラグラした!」,それに反応した警官「どこか揺れたか?」又は「地震か?」
「グラグラした」(≒ 感情を害した)は福岡弁で,久留米出身の昇太は叫ぶのです。北九州出身の私としては 親近感を覚えたものです。
因みに 氏は久留米生まれで小倉育ち,よって昇太の台詞の方言は そのままの感覚で理解できたのです。
ご冥福を祈ります。
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