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2023年3月15日 (水)

“Glass Ceiling Index”,OECD加盟先進国29ヶ国で 日本28位で変わらず。

The Economist’ が,Mar. 6th 2023付けで
The Economist’s glass-ceiling index”(エコノミストの「ガラスの天井指数」)を発表しました。
glass ceiling” は (女性に対する)「目に見えない障壁」を指します。

下記,拙訳・転載します。
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エコノミストの「ガラスの天井指数」は,ほぼ豊かな国のOECDクラブ全体の労働力における女性の役割と影響を示す。
スウェーデン,アイスランド,フィンランド,ノルウェーの4つの北欧諸国は,働く女性に最適な場所としてインデックスはトップである。女性が 依然,家族とキャリアのどちらかを選択しなければならない日本と韓国は,最低ランクである。

インデックスにおける国のパフォーマンスは,性別賃金格差(gender pay gap),育児休暇(parental leave),育児のコスト(cost of childcare),教育の達成(educational attainment),上級管理職(representation in senior management)および政治的仕事(political jobs)など,10の指標に沿って計算される。

私たちは、すべての女性(労働力の参加など)に影響を与える指標により多くの重みを与え、一部のみに影響を与える(出産賃金など)ことは少ない。
父親の給与も含まれています。 調査によると,父親が育児休暇を取る場合,母親は労働市場に戻り,女性の雇用が高く,男性と女性の間の収入のギャップが低いことが示されている。
(下表は 各指標における日本の数値を示す。)

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(転載了)
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指標(項目)によっては 改善の兆しが見えるものもあるようですが,世界のランキングに 影響を及ぼすほどではありません。

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