“Park Avenue Bridge” として知られる “Harlem River Lift Bridge” とは-
TVで 映画 『21ブリッジ』(“21 Bridges”,2019)を観ました。
話しは 深夜,ニューヨーク・マンハッタンで麻薬を強奪し,警官7人を射殺した犯人2人をマンハッタン島内で逮捕するため午前5時まで マンハッタンから外部に出るルートを全て封鎖します。その中に21の橋が含まれます。
B級アクション映画ですが,寝ることなしに観ました。
「レインボーブリッジは封鎖できません」が,マンハッタン島から- 西のニュージャージー(Hudson River),北のブロンクス(Harlem River),東のブルックリンへ(East River)の橋は封鎖可能なようです。
この映画の冒頭,マンハッタン島を囲む川のいずれかと,それに架かる橋が映されます。
初めて見る橋で,中央部が持ち上がるタイプです。
ニューヨークを舞台にした映画では ‘East River’ に架かって ‘Brooklyn’ 地区と結ぶ,例えば ‘Brooklyn Bridge’ や ‘Manhattan Bridge’ はよく登場しますが,全てで20を超える橋の大部分は よく分りません。
そして 映画に映った橋を調べると 鉄道橋で “Harlem River Lift Bridge”,又は 別名 “Park Avenue Bridge” でした。‘Harlem River’ に架かっていて ‘Bronx’ 地区と結びます。
この橋について Wikipedia を読んでみました。
概略を 下記,拙訳・転載します。
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Harlem River Lift Bridge / ハーレム川リフト橋
ハーレム川リフト橋 -パーク・アベニュー橋(Park Avenue Bridge)とも呼ばれる- は垂直リフト橋(vertical lift bridge)で,メトロ・ノース鉄道(Metro-North Railroad)のハドソン線,ハーレム線,ニュー・ヘイブン線が,ニューヨーク市のマンハッタン地区とブロンクス地区間でハーレム川を横断している。路線の平日の平均利用者数は 265,000人である。
Current bridge/現在の橋
1954年から 1956年の間に,ニューヨーク・セントラル鉄道はこの場所に 4番目の鉄道橋を建設,今回は垂直リフト橋で,1897年に完成した橋を交換した。
新しい橋は 1956年に開通した。4線橋は今日でも使用されており,長さ 340ft (100 m) の 2つの平行な複線スパンで構成されている。 通常時,水面上 25ft (7.6 m),リフト状態で 135ft (41 m) のクリアランスがある。1960年代に,橋はペン・セントラル鉄道(Penn Central Railroad)を含むいくつかの異なる会社の所有になった。メトロ・ノース(Metro-North)がこれを運営しており,これをハーレム川リフト橋と呼んでいる。
(部分転載了)
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下に 本映画のタイトルとなった “Manhattan’s 21 bridges” を川ごとに示します。
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