ESPNが選ぶMLB 2023年トップ100の1位は大谷選手
スポーツ・チャンネル ‘ESPN’ が Mar 23, 2023付けで
“MLB Rank 2023: Ranking baseball's top 100 players” を発表しました。
次に その一部を 拙訳・転載します。
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2023年のMLBシーズン最優秀選手は誰になるか?
野球のエリートが互いにどのように積み重なるかを分析する時が来た。
野球のトップ 100 選手の年次 MLB ランク・リストを作成するために,ESPN 野球の専門家のパネルにゲーム内のビッグ・ネームのペアリングを提示し,1つの簡単な質問をした:2023年,どっちの選手がより良くなると予想するか?
しかし,ここで疑問が生じる:大谷翔平のようなプレイヤーをマイク・トラウトとどのように比較するか? それともアーロン・ジャッジと? そして,野球の最高の投手はどこに着地するか? これらのスターを互いに競わせることは不可能に思えるが,我々はそれをやり遂げ,1 人のプレイヤーがトップになった。
我々のリストには,サイ・ヤング賞の受賞者,MVP,殿堂入り履歴書を作成するベテラン,そして今後何年も MLBを支配する可能性のある若いメガスター達が含まれている。しかし,一番は誰? そして,あなたのチームで最高の選手は何位にランクされるか?
ESPN MLB の専門家であるオールデン・ゴンザレス(Alden Gonzalez),デイブ・シェーンフィールド(Dave Schoenfield),ジュン・リー(Joon Lee),ジェシー・ロジャース(Jesse Rogers),ブラッド・ドゥーリトル(Brad Doolittle)が,各選手が この位置にランク付けされている理由と,来るべきシーズンに何を期待できるかを分析した。
- Shohei Ohtani / SP/DH | Los Angeles Angels
大谷が 2023 シーズンに向けて首位に立っていることは誰も驚くべきことではない。彼は野球の歴史の中で最もユニークな才能のある選手であり,アーロン・ジャッジが連続 MVP になるのを防ぐために,歴史的な攻撃シーズン(historic offensive season)を送るだろう。まだ 28歳の大谷は,最も支配的な先発投手の1人であり,このスポーツで最も恐れられている打者の1人でもあり,最速のランナーの1人でもある。(もし彼が外野手になることを望めば,コーチは彼が優秀なディフェンダーにもなれると信じる。)
2021年から2022年にかけて,大谷はホセ・ラミレス(Jose Ramirez),ムーキー・ベッツ(Mookie Betts),マニー・マチャド(Manny Machado)よりも高いwRC+を記録し,マックス・シャーザー(Max Scherzer),マックス・フリード(Max Fried),サンディ・アルカンターラ(Sandy Alcantara)よりも低いxFIPを記録した。
100年以上前の,簡単に言えば二刀流選手だったベーブ・ルース以外では,このレベルで両方の特性を試みた人,ましてや優れた人は誰もいなかった。 -- ゴンザレス
シーズン予測: 年月が経つにつれて,大谷は二刀流の役割をより安心して任せられるようになるようだ。 マウンドでの彼の能力は常に進化しており,相手投手への熟知度(familiarity)は増すばかりだ。
ワールド・ベースボール・クラシックでの活躍を見れば,大谷が世界最高の野球選手であることは明らかになった。5億ドル以上の契約に進む,次のMVPに値するシーズンが期待される。 – ゴンザレス
以下 10位までを 名前のみ記します。
- Mike Trout / CF | Los Angeles Angels
- Aaron Judge / OF | New York Yankees
- Manny Machado / 3B | San Diego Padres
- Freddie Freeman / 1B | Los Angeles Dodgers
- Juan Soto / RF | San Diego Padres
- Julio Rodriguez / CF | Seattle Mariners
- Trea Turner / SS | Philadelphia Phillies
- Mookie Betts / RF | Los Angeles Dodgers
- Nolan Arenado / 3B | St. Louis Cardinals
以下略
(転載了)
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・wRC+(weighted Runs Created plus):
打撃での得点貢献を平均基準で指数化。
打者が創出した得点数を表すwRCに,球場ごとの結果の出方の偏り(パークファクター)を考慮した補正をかけ,平均値と比較したもの。
リーグの平均的な打者(投手除く)を100としており,仮に値が130であればリーグの平均的な打者(投手除く)の 1.3倍の貢献を果たしたことを意味する。
・xFIP(expected fielding independent pitching):
与四死球,奪三振,被外野フライによる投手評価で次式による-
xFIP=(13×リーグ全体のフライに占める本塁打の割合×外野フライ+3×(与四球-故意四球+与死球)-2×奪三振)÷投球回+定数
ここで 定数=リーグ全体の{失点率-(13×リーグ全体のフライに占める本塁打の割合×外野フライ+3×(与四球-故意四球+与死球)-2×奪三振)÷投球回}
野球に それほど興味のない私も,大谷選手効果で 勉強させてもらえます。
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