2023年 MLB選手年俸予想 大谷がトップで 6,500万ドル
‘Forbes’,Mar.27,2023付けで
“Baseball’s Highest-Paid Players 2023: Shohei Ohtani's MLB-Record Total Lands Him At No. 1”
「2023年,最も稼ぐ野球選手: 大谷翔平が MLB史上最高額の合計で 1位に」
の見出し記事が掲載されました。
下記,拙訳・転載します。
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MLB で最も市場性のあるスターは,昨年の史上最高額から 15%増加し,今年の税金とエージェント手数料を差し引く前の合計で記録的な 4億3,600万ドルを集める予定のグループを率いている。
大谷翔平が先週のワールド・ベースボール・クラシックでチーム・ジャパンを勝利に導き,ロサンゼルス・エンゼルスのチームメイトであるマイク・トラウトを三振させて チャンピオンシップ・ゲームを終わらせたとき,彼は拡大し続ける野球の履歴書(resume)にさらに別の素晴らしい成果をもたらした。
メジャー・リーグで 6シーズン目を迎えた大谷は,2021年のアメリカン・リーグ MVP を含む多くの賞を獲得している。この種の成功は,28歳の大谷に対する金銭面に反映され,現在野球界で最高額の年俸を獲得している。
フォーブスは,大谷が 2023年シーズンの税金とエージェント手数料を差し引く前の総収入で 6,500万ドルを集めると見積もっており,これは MLB の記録である。そのほぼ半分は,仲裁(arbitration)を回避するために 10月に署名した記録的な 1年 3,000万ドルの契約延長によるものである。
フィールドの外では,野球界で最も得点能力の高い(prolific)投手は,世界的なスーパースターへと上り詰めており,我々の計算によると,年間少なくとも 3,500 万ドルの広告収入を上げている。
最近の記憶の,次に高いフィールド外(off-the-field)の合計は,2022年のブライス・ハーパー(Bryce Harper)の 650万ドルだった。アーロン・ジャッジ(Aaron Judge)の広告収入(endorsement earnings)は,今年のリストで 2番目に高い 450万ドルだった。
彼の年俸を押し上げているのは,大谷が太平洋の両側でヒットし続けているという事実である。彼の 13 のパートナーシップには,日本では製薬会社の「コーワ」,「セイコー時計」,「BOSS(旧Hugo BOSS),米国では ‘Fanatic’ と ‘Topps’ が含まれる。過去数ヶ月で,大谷は日本の化粧品会社「コーセー」と「ニュー・バランス」との有利な(lucrative)取引を追加した。ボストンを拠点とするアパレル・ブランドは,大谷の頭からつま先までのコーディネートに加えて,日本での大きな展開やライフ・スタイル・フットウェア・コレクションなど,大谷の世界的な計画を立てている。
ニュー・バランスの最高マーケティング責任者であるクリス・デービス氏とその億万長者の会長であるジム・デイビスは次のように述べている。「翔平の日本市場における年間の商業的影響は,数千万ドルに上るだろう。なぜなら,彼は第一に日本の文化的アイコンであり,第二に野球選手だから。」 「彼はおそらく,この世代でブランドにそのレベルの商業的影響を与える能力を持つ最初で唯一の野球選手になるだろう。」
それでも,大谷は一団(pack)をリードしているが,この1年で球場の外でヒットしたのは彼だけではない。野球界の最も高額年俸の10人の選手は,今年,税金とエージェント手数料を差し引く前の合計で 4億 3,600万ドルを集める予定であり,昨年の最高額である 3億7,700万ドルから 15% 増加している。これは、ジャッジの 9年 3億6000万ドルの契約,カルロス・コレアの 6年2億ドルの契約,ジャスティン・バーランダーの 2年8670万ドルの契約など,爆発的なレベルの支出を特徴とするオフシーズンの結果である。バーランダーの 4,330万ドルの年俸は,ニューヨーク・メッツのチームメイトであるマックス・シャーザーと並んで,繰り延べ金を除く 2023年のフィールドでの最高額である。
・・・ (中略)
今のところ,多くの人が,来るオフシーズンと間近に迫った大谷のフリー・エージェンシーに目を向けている。彼がエンゼルスと再契約するかどうかは不明であり,最近,彼の代理人が潜在的な取引についてクラブと話し合ったかどうかはわからないと ‘The Athletic’ に語った。大谷の代理人はこの件についてコメントを控えた。来シーズン,彼が所属するクラブが何であれ、「王の身代金(king’s ransom)」を支払うことが期待されている。トラウトは現在,総額4億2,650万ドルという MLB最大の契約をしている。大谷が最初に 5億ドルのしきい値を超える可能性があると予測する人もいる。
「彼と契約する人には大きなリターンがあるだろう。」とコラスは言う。
“I'm sure that teams are going to be willing to pay a significant premium in a way that may not necessarily make baseball sense, but will make business sense.”
「必ずしも野球の意味をなさないかもしれないが,ビジネスには意味のある方法で,球団は,かなりのプレミアムを支払うことを厭わないと確信している。」
BASEBALL’S TEN HIGHEST-PAID PLAYERS 2023
2023年,野球界で最も稼ぐ 10人の選手
#1 • $65M
Shohei Ohtani
Team: Los Angeles Angels | On-Field: $30M | Off-Field: $35M
MLBの歴史的な二刀流の才能は,2021年の 600万ドルから 2022年には 2,000万ドルに,そして現在 2023年には少なくとも 3,500万ドルに,彼の広告収入(endorsement portfolio)を成長させた。彼の成功により,好感が持て,恰好のいい(clean-cut)大谷は,数百万ドルのブランド取引を集める力を持っている。
「翔平の稼ぐ力は,NBA のシグネチャー・シュー・アスリートに匹敵する」とニュー・バランスのデイビスは言う。フィールドの内外で、より高く舞い上がることを期待してください。
*2位 以下の記述省略。
選手,金額等は 添付list参照願う。
(転載了)
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