見出しに見る勘違い(その899)
「【韓半島平和ウォッチ】日本人の人間らしさと日本の国家らしさを問う」 2023/4/21 中央日報・日本語版
‘韓国政府が徴用者問題解決策として第三者弁済案を発表してから10日後の先月16日,尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は電撃的に日本を訪問し,韓日関係正常化を断行した。12年ぶりの両国首脳会談だった。直後に波紋を呼んだ一大事件だ。政界・学界・市民社会の賛反両論で激しい論争があり,国民世論の反発も強かった。その渦中に国家安保室長が交代し,外交ラインが調整された。春の黄砂現象のようにぼんやりと塵に包まれたこの事件の本質と意味は何だろうか。
◆徴用問題に対する日本の立場を包容
尹大統領は首脳会談を控え,日本メディアのインタビューで第三者弁済が「1965年の国交正常化当時の合意,2018年の韓国大法院(最高裁)判決をすべて満たすために努力した結果」と説明した。先月21日の国務会議の冒頭発言でも言及したこの言葉が事件の本質に接近する通路となる。
まず,尹大統領は徴用者問題に対する日本の主張を認めて包容した。韓国は1965年の請求権協定を遵守し,この問題に関する限り韓国が自ら処理する方針を確定した。これと同時に尹大統領は大法院の歴史的な判決を尊重し,植民支配の不法性を韓国政府が堅持する原則と明らかにした。
この2つは日本を相手にした外交交渉の論題である前に,韓国の国家アイデンティティを構成する事項だ。取引を通じて日本とやり取りする性質のものではなく,韓国が自ら決める国家の存在理由(Raison d’Etat)に該当する。
尹大統領は訪日前に日本メディアを通じてこの点を明確に表明した。「徴用問題の解決策は韓国政府が国益の観点で,国民のために大局的レベルで下した決断だ」。国際法を遵守し,国際規範を先導するという最高統治権者の意志を表出した政治的行為だったというのがこの事件の本質だ。
これで大法院の判決による法的問題が解消され,両国間の経済・安保懸案も解決の道に入った。さらに韓日米の三角協力体制を構築するロードマップも描かれた。大統領が多様な側面を考慮して悲壮な覚悟で下した先制的決断に対して評価を低める理由はない。
尹大統領の包容的決断が見せた最も大きな意味は,第3の韓日歴史和解へ向かう扉を開いたという点にみることができる。1965年の国交正常化が最初の歴史和解で,1998年の金大中(キム・デジュン)-小渕パートナーシップ宣言が2番目の歴史和解だったなら,尹大統領は3番目の歴史和解に向けた出発ラインに立ち,同時に岸田首相を出発ラインに立たせた。
◆韓国国民は岸田首相の言葉を待つ
5月に広島で開催されるG7以降,岸田首相の答礼訪問があると予想される。韓国の国民は岸田首相が何を話すのかを待っている。韓国が要請してきた誠意ある呼応を岸田首相が決断すれば,歴史和解の速度は速まるだろう。
半面,進展した表明がなく,ただ晩餐を楽しんで帰るなら,尹大統領の決断は色あせて,歴史の和解は視野から遠ざかるはずだ。私は現在のところ岸田首相は答礼訪問で韓国が快く納得できるほどの呼応の表現はしないとみている。そのような岸田首相と日本の国民に私の考えを伝えたい。
日本は尹大統領が開いておいた歴史の和解に応えなければいけない。そのためには韓国人が日本に何を問うているかを知らなければいけない。関係改善を望む多くの韓国人は今すぐ植民支配の不法性を認め,請求権協定で十分に処理されなかった事案に対する法的責任を負い,それに見合う金銭的賠償をしろというのではない。
韓国人の心の奥底には日本の植民支配が正しくなかったという歴史的不正義に対する意識が刻まれている。内鮮一体という美名の下,朝鮮のアイデンティティを否定して行った罪悪は,いかなる条約や協定,謝罪と賠償でも消えず,覆われるものでもない。それ自体はいかなる和解でも許されるものではない。日本という国家のアイデンティティの一部を構成していて人類共同体の歴史が存在する限り,日本が負って行かなければならない永遠の荷だ。
国際法の日陰でしばらく休んでいくことはできるかもしれないが,他の誰もこの荷を減らしてくれることはなく,流れた時間がこの荷を取り除いてくれることもないだろう。これが植民支配が残した被害者意識に基づくトラウマとは異なる,韓国人の精神世界に由来する国民感情の一部だ。
韓国人はこうした意識に日本人が共感するかを問うている。さらに理解を表明して共感の意を伝えることが個人的には人間らしさの表出であり,首相の地位から出る国家らしさの表現だと韓国人は考える。
◆メルケル首相が拍手を受けた理由
訪韓を控えた岸田首相に,アンゲラ・メルケル元独首相の思考と行為は示唆する点があるはずだ。2008年にメルケル氏はイスラエルの国会でドイツ首相として初めて演説した。6人の議員が抗議し,議事堂を出て行った。
メルケル氏は謙虚に飾らない演説を続けた。「文明を拒否した事件のホロコーストは多くの傷を残し,その傷は今日まで癒えていない。東ドイツで育った私はドイツの歴史的責任とイスラエルという国家を完全に認めて受け入れるまでは40年以上の時間がかかった。まさにこの点で私はこの歴史的責任が私の祖国ドイツの存在理由の一部という点を明白に強調したい」。演説が終わると,イスラエル議員とホロコースト生存者として参加した聴衆は席を立って拍手を送った。
岸田首相が韓国人にどんな姿を見せるかは本人しだいだ。日本人の品格と日本の国格を表す岸田首相の言葉と行為は韓日関係史で一つの分岐点になるだろう。朴鴻圭(パク・ホンギュ)/高麗大政治外交学科教授’ と書いています。
そもそも 「韓国人に人間らしさを問われる」筋合いも,謂れも,何もないと,読む気を失くさせる見出しですが,我慢して読んでみました。
ナチによるホロコーストと日韓併合を同一視するでたらめの歴史観を持つ大学教授の書いた文章は そのレベルを超えるものではなく,日本人にとっては戯言でしかありません。さらに甘えが過ぎます。
岸田さんは日本の道を誤ることはないでしょう。
尚,「国格」は中国語であって 日本語には存在せず,意味不明です。
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