見出しに見る勘違い(その905)
「“日本にいつまで『謝罪しろ、カネを出せ』と言うのか”… 在日韓国人・張本勲氏の苦言【5月13日付社説】」 2023/5/13 朝鮮日報・日本語版
‘かつて日本最高の野球選手だった,在日韓国人の張本勲氏が「いつまで日本に『謝罪しろ』『カネを出せ』と繰り返さないといけないのか。恥ずかしい」と語った。張本氏は「当時はわれわれが弱くて国を奪われたが,今では自負を持って日本と対等に手を組み,隣国として進んでいってはいけないのか」と述べた。広島で被爆した経験を持つ張本氏は,多くの懐柔にも関わらず最後まで韓国籍を守った人物だ。そんな張本氏が「私は韓国人で、私の祖国だから言うこと」だとし,胸に刺さる苦言を投げかけたのだ。張本氏だけの考えではないだろう。多くの韓国国民も,今や韓国は先進国になったのに,いつまで日本と非正常な関係を引きずりながら「謝罪しろ」「カネを出せ」と言うのか-という思いを抱いている。
外部勢力に侵略されて植民地になった国は多い。だが韓国のように,80年も謝罪と賠償を要求し続けている国はない。ベトナムはフランスの統治と日本軍の進駐,米国との戦争などで800万人の国民を失った。だが相手国に賠償を要求する代わりに「未来のために協力しよう」と言った。金大中政権が「韓国軍のベトナム良民虐殺疑惑」に対する補償の意志を明かすと「必要ない」と答えた。ドイツとロシアの侵攻で560万人が死んだポーランドは,ドイツとの安全保障協力を強化した。過去は忘れないが,未来へ向かったのだ。
1965年の請求権協定には徴用被害者の補償が明白に明示されており,補償もなされた。盧武鉉政権も「日本に再び賠償を要求することはできない」と結論を下した。そのとき,文在寅前大統領も政権に参加していた。ところが大統領になると,反日攻勢に利用した。慰安婦合意も事実上破棄した。尹錫悦政権が困難の中で徴用被害者への第三者弁済案を打ち出したが,進歩(革新)系最大野党の「共に民主党」は「屈従外交」だとの非難に忙しい。何の代案も提示しない。ひたすら国民感情を刺激し,政治上の利得を狙う計算あるのみだ。
今,大韓民国は世界第6位の輸出大国で,国民1人あたりの国内総生産(GDP)は日本に並ぶ。国家競争力の順位は日本を上回った。日本では「このままでは韓国に後れを取る」との懸念が強い。そんな韓国が絶えず「カネを出せ」と言ったら,国際社会はどう思うか。歴史の教訓を忘れてはならないが,被害意識からは抜け出すべきだ。そうすべき時期になった。反日攻勢をカネ稼ぎと政治に利用する勢力も,もうそんなことはやめなければならない。’ と書いています。
逆に言えば,「謝罪しろ,カネを出せ」と韓国が言っている限り,韓国は先進国になりきれない,あるいは 劣等感に溢れる三等国だと日本は安心して韓国を低く見続けることができるのでしょうが ・・・ 。
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