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2023年8月12日 (土)

映画『オッペンハイマー』の日本公開日は不明。

世界では既に公開されながら 日本での公開日が はっきりしない,話題の映画『オッペンハイマー』(Oppenheimer)が どのような映画なのか 英文Wikipedia を読んでみました。
私が知っているのは- 彼が「原爆の父」あるいは「原爆開発の責任者」のユダヤ人 ーだけです。
映画が日本で公開されれば 観る予定の方は 注意してください。
下記,拙訳・転載します。

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『オッペンハイマー』(Oppenheimer (/ˈɒpənhaɪmər/ OP-ən-hy-mər) は,クリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)が脚本・監督を務めた 2023年の壮大な伝記スリラー映画である。
2005年にピューリッツァー賞を受賞したカイ・バード(Kai Bird)とマーティン・J・シャーウィン(Martin J. Sherwin)による伝記『アメリカン・プロメテウス』(American Prometheus)を基にしたこの映画は,米国の理論物理学者 J. ロバート・オッペンハイマー(J. Robert Oppenheimer)の経歴を記録している(chronicles)。

物語は主に,オッペンハイマーの初期の研究,第二次世界大戦中のマンハッタン計画の指揮,そして 1954 年の安全保障公聴会(security hearing)による最終的な失脚に焦点を当てている。

この映画は,キリアン・マーフィー(Cillian Murphy)がタイトル・キャラクター,エミリー・ブラント(Emily Blunt)がその妻キャサリン・“キティ(Kitty)”・オッペンハイマー,マット・デイモン(Matt Damon)がマンハッタン計画の責任者レスリー・グローブス将軍(General Leslie Groves),ロバート・ダウニー・ジュニア(Robert Downey Jr.)が米国原子力エネルギー局(the U.S. Atomic Energy Commission)の幹部ルイス・ストラウス(Lewis Strauss)を,精神科医(psychiatrist)でオッペンハイマーの愛人ジーン・タトロック(Jean Tatlock)役をフローレンス・ピュー(Florence Pugh)が演じている。
アンサンブルのサポート・キャストには,ジョシュ・ハートネット(Josh Hartnett),ケイシー・アフレック(Casey Affleck),ラミ・マレック(Rami Malek),ケネス・ブラナー(Kenneth Branagh)が含まれる。

この映画は,ノーラン監督と長年の配給会社であるワーナー・ブラザース映画との対立を経て,ユニバーサル・ピクチャーズがノーラン脚本の入札合戦に勝利した後,20219月に発表された。マーフィーは翌月,オッペンハイマー役で契約を結んだ最初のキャスト・メンバーであり,残りのキャストは202111月から20224月までに加わった。
2022年1月までにプリ・プロダクションが開始され,撮影は2月から5月にかけて行われた。

『オッペンハイマー』は,史上初めて IMAX 白黒フィルム写真のセクションを含め,IMAX 65 mm65 mm 大判フィルムを組み合わせて撮影された。ノーラン作品としては『インソムニア(Insomnia)』(2002)以来,R指定を受けるのは初めてとなる。これまでの作品と同様に,ノーランは広範な実用的な効果と最小限のコンピューター生成画像を使用した。

『オッペンハイマー』は2023711日にパリのル・グラン・レックス(Le Grand Rex)で初公開され,2023721日にユニバーサル・ピクチャーズにより米国と英国で劇場公開された。
ワーナー・ブラザースの「バービー人形」(Barbie)と同時リリースされたことは,ソーシャル・メディア上で「バーベンハイマー(Barbenheimer)」現象を引き起こし,観客に両映画を二本立てで見るよう促した。
『オッペンハイマー』は、1億ドルの製作費に対して全世界で56,000万ドル以上の興行収入をあげ,2023年の興行収入第9位の映画となっており,特にキャスト,脚本,ビジュアルが高く評価され,批評家からも高い評価を得た。

Plot

1926年,22歳の博士課程学生J・ロバート・オッペンハイマー(J. Robert Oppenheimer)は,ケンブリッジのキャベンディッシュ研究所(the Cavendish Laboratory)で実験物理学者(experimental physicist)パトリック・ブラケット(Patrick Blackett)の下で研究していた。オッペンハイマーはホームシックと不安に悩まされ,必要な研究作業を行うのに苦労する。オッペンハイマーは,要求の厳しいブラケットに腹を立てて,毒入りのリンゴを彼に残すが,それを取り戻す。
客員科学者のニールス・ボーア(Niels Bohr)はオッペンハイマーの知性に十分な感銘を受け,代わりにオッペンハイマーが博士号を取得するためにドイツで理論物理学を学ぶべきだと勧めた。その後,スイスの学会で理論物理学者のヴェルナー・ハイゼンベルク(Werner Heisenberg)と出会う。

オッペンハイマーは米国に戻り,そこで量子物理学(quantum physics)の研究を拡大したいと考えている。
彼はカリフォルニア大学バークレー校とカリフォルニア工科大学で 1 人の学生から教え始めた。
彼は,将来の妻となる生物学者で元共産主義者(ex-communist)のキャサリン・“キティ”・プニングと出会い,また米国共産党員のジーン・タトロック(Jean Tatlock)と関係を持ち,数年後の1938年,彼女が自殺するまで断続的に関係があった。

ナチス・ドイツの核分裂研究の進歩により,オッペンハイマーと彼の同僚はその結果を再現することに駆り立てられた。その後,レオ・シラード(Leo Szilard)とアルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)はフランクリン・D・ルーズベルト大統領に書簡を送り,核兵器の壊滅的な潜在力について警告した。

第二次世界大戦のさなかの 1942年,オッペンハイマーが共産主義に共感を抱いていないことを確約した後,アメリカ陸軍大将レスリー・グローブス(Leslie Groves)はオッペンハイマーを原爆開発マンハッタン計画の指導者に採用した。
ユダヤ人であるオッペンハイマーは,ハイゼンベルク(Heisenberg)が率いるナチスの核兵器開発計画が完了する可能性があることに特に駆り立てられている。オッペンハイマーはエドワード・テラー(Edward Teller)とイシドール・アイザック・ラビ(Isidor Isaac Rabi)を含む科学チームをニュー・メキシコ州ロスアラモス(Los Alamos)に集め,秘密裏に爆弾を作成する。オッペンハイマーは科学者のエンリコ・フェルミ(Enrico Fermi)やデヴィッド・L・ヒル(David L. Hill)と協力し,更に,彼とアインシュタインは,原子爆弾が世界を破壊する可能性のある止められない連鎖反応を引き起こす危険性について話し合う。

ドイツが降伏した後,プロジェクトの科学者の中には爆弾の妥当性(relevance)や民間地域を標的としたことを疑問視する人もいる;オッペンハイマーは,標的は軍事施設であり,太平洋での戦争は終わるだろうと反論する。トリニティ実験は成功し,ハリー・S・トルーマン(Harry S. Truman)大統領は広島と長崎への爆撃を命令し,日本は降伏を余儀なくされた。

オッペンハイマーは「原爆の父」として世間の注目を集めるが,膨大な(immense)破壊と大量死(mass fatalities)が彼を悩ませる。オッペンハイマーはトルーマンに対し,さらなる核兵器開発を制限するよう要請するが,大統領はオッペンハイマーが弱いと考えてその助言を拒否する。

米国原子力委員会(AEC: the U.S. Atomic Energy Commission)の顧問として,オッペンハイマーはさらなる核研究,特にテラーが提案した水爆(hydrogen bomb)に反対を主張する(advocates against)。ソ連との緊迫した冷戦のさなか,彼の立場は争点(contention)となる。
AECのルイス・ストラウス(Lewis Strauss)委員長は,オッペンハイマーが放射性同位元素の輸出に関する懸念を公に否定し,ソ連との武器交渉を推奨したことに長年 不快に思ってきた(resented)。彼はまた,何年も前にオッペンハイマーがアインシュタインを敵に回したとも信じている。

オッペンハイマーは,自身の政治的影響力を排除することを目的とした公聴会で,テラーと他の関係者に裏切られる。ストラウスは,オッペンハイマーとタトロックやオッペンハイマーの弟フランクなどの共産主義者との関係を利用する。

同盟国がオッペンハイマーを弁護する証言をしたにもかかわらず,オッペンハイマーの機密保持許可は取り消され,彼の公共イメージは傷つき,彼の政策への影響力は無力化された。その後のストラウスの上院での商務長官承認公聴会で、ヒル(Hill)はオッペンハイマー失脚を画策したストラウスの個人的な動機について証言した。米上院はストラウス氏の指名に反対票を投じる。

1963年、リンドン・B・ジョンソン(Lyndon B. Johnson)大統領は政治的復興の一環としてオッペンハイマーにエンリコ・フェルミ賞(the Enrico Fermi Award)を授与した。
オッペンハイマーとアインシュタインの以前の会話は決してストラウスについてではなく,核兵器の広範な影響についてのものであったことが明らかになった。
オッペンハイマーは,いつか地球を破壊する(ravage)可能性のある連鎖反応を自分が始めてしまったことに気づいた。

(転載了)
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日本人からすれば どう描いても 弁解の話にしか受け取れないのかもしれません。

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