The 2023 American League MVP race is over.
「エンゼルスの大谷翔平選手が19日,ロサンゼルスで右肘の靭帯を修復する手術を受けました。手術を行った医師によりますとピッチャーとしては再来年のシーズン,バッターとしては来シーズンの開幕から復帰できる見通しだということです。」と報じられました。
彼の 今シーズンは終わりましたが MVPは?
‘Fox Sports’ が Sep. 19, 2023付け
“Why Shohei Ohtani will win AL MVP despite injuries”
「大谷翔平が怪我にもかかわらず ア・リーグMVPを獲得する理由」
というタイトルで,‘FOX SPORTS MLB ANALYST’ Ben Verlander が書いています。
下記,拙訳・転載します。
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2023年のアメリカン・リーグ MVPレースは終わった。
間違ってはいけない:大谷翔平は MVP を獲得している。そして,フリー・エージェントに入る前に,UCL(ulnar collateral ligament:内側側副靱帯断裂)と長引く(lingering)斜位筋(oblique)の緊張をどのように治療するかを考えるため,シーズンの残りを欠場することになるとしても,今後2週間でその事実を変えるようなことは何も起こらないだろう。
大谷はまもなく2度目のキャリアMVPを獲得することになり,私の意見では,彼はそれを簡単に(handily)達成するだろう。
他にも,今年素晴らしい成績を残したレンジャーズの遊撃手コーリー・シーガー(Corey Seager)など, このレースの周辺にいるのが 当然の候補者が何人かいる。彼は打率 .334 と二塁打(41)の両方でリーグトップであり,キャリア最高の OPS(On-base Plus Slugging:出塁率+長打率)1.041を誇っている。
彼は打率 .334と二塁打(41)の両方でリーグトップであり,キャリア最高の OPS(On-base Plus Slugging:出塁率+長打率)1.041を誇っている。
もしシーガーがフル・シーズンを通してこれらの数字を示していたら,この会話はもっと難しくなっただろう。しかし,彼が負傷者リストに入った2つの別々の期間(stints)で約40試合を欠場していることを考えると,彼のケースを議論するのは難しい。シーガーは,大谷より15試合少ない約120試合でレギュラー・シーズンを終えるペースだ。
次に,今シーズンの打席での大谷自身のパフォーマンスを考慮する必要がある。 彼は95 RBIs(打点),打率 .304,20盗塁,8三塁打を記録し,現在本塁打(44本)。四球(walks 91),出塁率(on-base percentage,.412)で アメリカン・リーグ・トップ,長打率(slugging .654) とOPS (1.066)はMLB全体でトップとなっている。
ああ,彼は怪我をする前は アメリカン・リーグの優れた先発投手の一人だった。
だからこそ,大谷が今年,MVPを受賞しないわけがないと私は思う。
打撃の数字だけを見ても,彼が受賞する可能性は大いにあるだろう。
しかし,132イニングで防御率(ERA)3.14,奪三振(strikeouts)167を記録し,被打率(batting average against).184と遊ゴロ打率(batting average on balls in play:BABIP).2249ではメジャートップだった。
大谷は野球界史上最高のシーズンを記録する軌道に乗っており,2021年の MVPキャンペーン -当時私は それがこれまで我々が見た中で最高のシーズンだったと信じていた - をさらに上回っている。
怪我が我々から さらなる偉大さを奪い,素晴らしいシーズンを過ごしたア・リーグの選手たち,特にシーガーもいるが,大谷が年内の活動休止というニュースがMVPレースに影響を与えることはない。
It's already been won.
既に受賞している。
(転載了)
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後は 本塁打王?
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