財布が消えた，「もうろく」か？

先日のことです。

スーパーマーケットで牛乳など ￥1,560を払って買い，カゴからエコ・バッグに移すカウンターにきて 財布を入れたショルダー・バッグの蓋を閉めようと バッグの中を見ると，さっき ￥1,000札を出して 入れたつもりの財布が見当たりません。硬貨を出した コイン入れはあります。

距離にして 2m，時間にして10秒程度の間に財布が消えました。

慌てて もう一度 バッグの中，更にズボンのポケットを確認しましたがありません。
付近を見渡しましたが 床にも落ちていません。
焦りました。

財布を失くしたことは 約75年間 生きてきて一度も記憶にありません。
「もうろくしたか！」
財布には 現金（2万数千円），クレジット・カード，銀行カード，保険証，マイナンバー・カード等が入っています。

レジ付近を探しましたがありません。
そもそも 財布を出した後，どこに，どうしまうかは ルーチン・ワークで行い，手から離さずバッグに入れるので，レジ・カウンターに置くことは考え難いことです。

しばらく 落ち着いて考えました。買った 「あずきバー」が融けることが気になります。

客が少なかったので レジの女性が 「レシートに時刻が示されているので 防犯カメラで確認しましょう。」と言い，レシートを持って事務所に行きました。

その女性が 戻って来て カウンターの下を覗いて「ありました。」

バッグに入れたつもりが バッグに入らず，本体とカバー蓋の間に挟まっていてカウンター近くで落下，それを自らの靴先でカウンター下に蹴り入れたようです。カゴに隠れて足元が見えなかったようです。

出川氏ではありませんが「アセッター」。