大谷の最新ニュースと噂
MLBのホームページ ‘MLB.com’,Nov.3,2023付けで
“Dodgers are still 'favorites' for Ohtani (report)”
「ドジャースは依然としてオオタニの「本命」である(レポート)」
と題して FAの予想記事などをまとめています。
下記,拙訳・転載します。
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大谷翔平は現在フリー・エージェントとなっている。 MLB.com は,この二刀流スーパースターに関する最新ニュースや噂を追跡している。
Nov. 3: Dodgers are still 'favorites' for Ohtani (report)
11月3日:ドジャースは依然としてオオタニの「本命」である(レポート)
「ファウル・テリトリー(the Foul Territory)」のポッドキャストで語った「ジ・アスレチック(The Athletic)」のケン・ローゼンタール(Ken Rosenthal)の最新レポートによると,「ロサンゼルス・ドジャース(The Los Angeles Dodgers)」は依然として大谷翔平の本命(the favorites)であると考えられている。
大谷が投げられるのは早くても2025年になるだろうが,ローゼンタール氏は,ポストシーズンでの栄誉(accolades)の欠如からファン層の不満(malaise)まで,さまざまな理由からドジャースは大谷を「必要としている」と語る。
この推論は,ドジャースのオーナーがポストシーズン前に大谷翔平を獲得することに「非常に意欲的(highly motivated)」であり,ESPN+(購読が必要)に書いたアルデン・ゴンザレス(Alden Gonzalez)の最近の報道とも一致する。新興Dバックの手によってプレーオフ早々に敗退したことは,彼を獲得したいというロサンゼルスの願望をさらにエスカレートさせるだけかもしれない。
ドジャースはおそらくこのオフシーズンに何よりも先発ローテーションに取り組む必要があり,大谷は9月に肘の手術を受けたため,来季はその分野での役割を果たすことはないだろう。しかし,多額の予算を投じるこのクラブには,複数のスターターを追加し,今オフシーズンも大谷を狙う余地があるかもしれない。
ゴンザレス氏が指摘するように,ドジャースは今後,給与計算にかなりの柔軟性を持たせるようだ――ロスターの中で2025年以降の契約が保証されている選手はムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンだけだ。
Nov. 3: Ohtani sweepstakes could be a 10-team race
11月3日:大谷の獲得レースは10チームによるレースになる可能性がある
大谷をフリー・エージェントで獲得することでどのチームも恩恵を受けるだろうが,すべてのクラブが彼と契約するための予算があるわけではない。 ESPNのアルデン・ゴンザレス氏(要購読)は,大谷の市場はエンゼルス,ドジャース,ジャイアンツ,レッド・ソックス。カブス,メッツ,ヤンキース,マリナーズ,レンジャーズ,ブルー・ジェイズの10球団に絞り込めると考えている。
ドジャースは長らく大谷の本命の一つと考えられており,ゴンザレス・オーナーは,ポストシーズン早々に退団する前からドジャースとの契約に「高いモチベーション」を持っていたと報告している。
ゴンザレス氏は,ジャイアンツはアーロン・ジャッジに及ばず,昨オフシーズンに報道されていたカルロス・コレアとの契約を撤回した後,補強となるスーパースターを探し続けているため,「間違いなく大谷獲得が最有力候補の一つになるだろう」と書いている。
そして,メッツのジャスティン・バーランダーとマックス・シャーザーの夏のトレードは,チームが2025年に向けてリセットするために一歩後退することを示唆したが,ゴンザレスはオーナーのスティーブ・コーエンが「大谷を確保するために多大な努力をするだろう」と信じている。
一方、レッド・ソックスはこのレースのダーク・ホースだ。ボストンのオーナーが,以前ムーキー・ベッツから移籍し,元チーフ・ベースボール・オフィサーのチェイム・ブルーム氏の任期中に多額の予算を投じたフリー・エージェント移籍をほぼ回避していた後,大谷を獲得するために必要な費用を費やす意思があるかどうかは不明である。しかしゴンザレスは,この二刀流のスーパースターに近い人々から,彼が「長い間ボストンに興味を持っていた(intrigued)」と聞いたという。
Nov. 2: With World Series over, Ohtani officially a free agent
11月2日:ワールド・シリーズが終了し,大谷が正式にフリー・エージェントとなる
大谷の賞金レース(sweepstakes)を始めよう! ワールド・シリーズが終わり,二刀流のスーパースターは正式にフリー・エージェントとなった選手リストの先頭に立っている。東部時間11月6日午後5時にはエンゼルス以外のチームと自由に交渉できるようになる。
大谷は9月に肘の手術を受け,2025年まで再び登板することはないが,昨オフシーズンにアーロン・ジャッジがヤンキースと結んだ3億6000万ドルの契約を上回る,記録的な契約を結ぶことが期待されている。
「アスレチック(The Athletic)」のジム・ボーデン(要購読)は今週初め,大谷との契約について,10年4億7,700万ドル,インセンティブ付きで5億ドルを超える可能性があるとの予測を提示した。
それでは,どのチームが大谷とそのような契約を結ぶ可能性があるのだろうか?
10月26日のニューヨーク・ポスト紙の記事で,MLBネットワーク関係者のジョン・ヘイマン氏は,大谷の獲得候補としてドジャース,レンジャーズ,ジャイアンツを挙げ,次いでメッツ,レッド・ソックス,エンゼルス,カブス,ヤンキース,パドレス,マリナーズとなった。
これらのチームに加えて,ボーデンはフィリーズ(Phillies)とブルー・ジェイズも大谷に最適なチームに数えている。
Oct. 28: An early look at the potential suitors for Ohtani
10月28日: 大谷の潜在的な要求ティーム(suitors)を早期に調査
大谷の獲得レース(sweepstakes)への興奮が高まっている。このレースは,二刀流のスーパースターが今年のワールド・シリーズ終了後にフリー・エージェントになったときに始まる予定だ。
どのクラブが大谷を最も積極的に追いかけるのかはまだ分からないが,MLBネットワークの内部関係者ジョン・ヘイマン氏がニューヨーク・ポスト紙の記事で潜在的な市場についての初期の見方を提供した。
ヘイマン氏の見解では,大谷と契約する本命(favorites)はドジャース,ジャイアンツ,レンジャーズの3つだという。
ドジャースがFAに慎重な(conservative)アプローチをとり,ジャイアンツがトップ・ターゲットのアーロン・ジャッジを逃した昨オフシーズンの出来事を受けて,ロサンゼルスとサンフランシスコは長らく大谷の獲得に期待してきた。
一方,テキサスは,トレード期限までに大谷を獲得しようとしていると報じられ,フリー・エージェント候補として新たに浮上している。 MLBネットワーク関係者ジョエル・シャーマンは最近,ポッドキャスト「ザ・ショー」の最新エピソードでレンジャーズを29歳と契約するための「本物のワイルド・カード」だと言及した。
レンジャーズは今年,ワールド・シリーズ進出を果たし,勝利の味を味わっており,ヘイマン氏は,ここを大谷と契約する本命と考えている -その理由の一つは,レンジャーズが過去2オフシーズンにフリー・エージェントでコーリー・シーガー,マーカス・セミエン,ジェイコブ・デグロム,ネイサン・イオヴァルディらと契約しており,「お金を使うことを恐れていない(unafraid to spend)」からだ。
ヘイマン氏は最新の大谷オッズ・ボードでメッツ,レッド・ソックス,エンゼルス,カブス,ヤンキース,パドレス,マリナーズをそれぞれトップ10に残るチームとしてランク付けしている。
Oct. 26: Rangers viewed as 'real wild card' for Ohtani
10月26日: レンジャーズは大谷に対して「本物のワイルドカード」とみなされている
アメリカン・リーグ・チャンピオンのテキサス・レンジャーズは,過去数年間にフリー・エージェントとして数々の大きな話題を呼んできた。大谷翔平が彼らの次の選手になる可能性はあるだろうか?
MLBネットワーク関係者のジョエル・シャーマンとジョン・ヘイマンが出演するポッドキャスト「ザ・ショー」の最新エピソードで,シャーマンはレンジャーズが2023年のア・リーグMVPを獲得するための「本当のワイルドカード」だと考えていると語った。
「レンジャーズはトレード期限までに大谷を獲得しようと非常に積極的に計画していた」とシャーマン氏は語った。「 ・・・ それで,私はレンジャーズを本当のワイルドカードとみなしている。もし彼らが ワールド・シリーズで勝てばレンジャーズはある種の熱狂を感じると思う。レンジャーズのオーナーシップは,大きな仕事をしようと努めているように見える。」
ゲストの「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールもシャーマンの意見に同意した。同氏は,テキサスのワールド・シリーズ進出が球団にオフシーズンに再び大型契約を結ぶ動機を与える可能性があると主張した。
ローゼンタール氏は「ゼネラル・マネジャーのクリス・ヤングがやりたいことを望んでいることは明らかだ」と語った。 「過去2つのオフシーズンに8億ドルを費やしたが,彼は恐れていない。だから,これはレンジャーズを勇気づけるだけだろう。」
2021年シーズン終了後、テキサスはコーリー・シーガーとマーカス・セミエンと総額5億ドルの契約を結び,長期にわたって 外野手を安定させた。 ジェイコブ・デグロムは今シーズン前に1億8,500万ドルの契約を結んでいた。ジョン・グレイ(5,600万ドル)とネイサン・イオヴァルディ(3,400万ドル)はさらに注目を集めた補強であり,これはレンジャーズがトレード市場で どれほど積極的であるかを物語るものではない。
Oct. 16: Ohtani still likely to top $500 million?
10月16日: 大谷はまだ5億ドルを突破する可能性があるか?
大谷のフリ・ーエージェント株は,二刀流のスーパースターが手術を必要とするUCL断裂を負い,2025年までマウンドから遠ざかることになったことで打撃を受けた。しかし,MLB.comのマーク・ファインサンドは,大谷の攻撃的価値だけで 彼にMLB史上最大のフリー・エージェント契約をもたらすのに十分だと考えている。
アーロン・ジャッジは昨オフシーズンにヤンキースと3億6000万ドルの契約を結び,フリー・エージェント記録を樹立した。大谷の攻撃面のプロフィールはジャッジのそれに匹敵しており,いつか彼が再び投げることになるという見通しから,保証金として約4億ドルの契約が結ばれる可能性があり,インセンティブも付いて契約額は5億ドルを超える可能性があるとファインサンド氏は書いている。
ファインサンド氏は,現職のエンゼルスに加え,ドジャース,ジャイアンツ,マリナーズを大谷の獲得候補として挙げている。 MLBネットワーク内部関係者のジョン・ヘイマン氏も最近、ニューヨーク・ポスト紙の記事で レッド・ソックスと大谷を結び付け,29歳の大谷と契約するにはボストンが真の脅威であると信じているというMLB幹部の言葉を引用した。
(転載了)
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さて 時間の問題となりました。
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