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2023年12月 6日 (水)

「ダッフル・コート」は健在か?

15年ほど前に ‘Gloverall’ の ダッフル・コート “Monty” を買い,一時は よく着て トグル・ファスニングの麻紐が擦り切れ,英国から材料を取り寄せて取り換えを行っています。
しかし,最近の冬は ダッフル・コートを着るほど寒い日が無いため,ほとんど出番がありません。

ICONIC/ALTERNATIVES’ のサイトに
Iconic Essentials: The Duffle Coat
「アイコニックな必需品:ダッフル・コート」
と題する記事が掲載されていました。
下記,拙訳・転載します。
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父と一緒に初めて観てから40年近く経った今でも,『ナバロンの要塞(The Guns of Navarone)』は私の大好きな映画のひとつである。私にとって,この第二次世界大戦を描いた大作(epic)は,アクション,サスペンス,そして素晴らしい演技のほぼ完璧なブレンドだ。しかし,私がこの映画の衣装に本当に注意を払い始めたのは,つい最近のことだった。ナチスの制服はさておき,伝統的なワークウェアのスタイルにインスピレーションを得たいなら,グレゴリー・ペック,デヴィッド・ニーヴン,アンソニー・クインなど,ギリシャの漁師に変装したクルーがおすすめである。

そして,ほんの少ししか登場しないが,私のお気に入りの衣装の1つは,映画の最後にペックとニーヴンが駆逐艦の甲板上で着用している英国海軍(the Royal Navy)標準仕様のダッフル・コートである。

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A little bit about the Duffle Coat …
ダッフル・コートについて少し ・・・

「 ・・・ ダッフル。コートの名前は,19世紀初頭に粗くて重いウール生地が生まれたベルギーの港町アントワープに由来している。1890年代までに,英国海軍に採用され,2つの主要な世界大戦を通じて,カーキのキャメル・カラーの「コンボイ・コート(convoy coats)」が支給された。ダッフル・コートは英国海軍によってより多く採用され,認可されたが,最も有名な英国陸軍将校の1人である陸軍元帥サー・バーナード・モントゴメリー(Sir Bernard Montgomery)との関連性を維持しており,その結果,「モンティ・コート(Monty coat)」というニックネームが付けられた。」

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ピー・コートと同様に,ダッフル・コートは1950年代までに軍の起源を超え,英国と米国の両方で多くの男性の寒い季節のワードローブの定番になった。そして,ここにジッパーが追加されたり,トリマーがカットされたりしたことを除けば,基本的なデザインは何十年も変わっていない。例えば,ジャック・ニコルソンとアート・ガーファンクルが1971年の映画『愛の狩人(Carnal Knowledge)』で着ていたダッフル・コートは,1990年の映画『ロシア・ハウス(The Russia House)』でショーン・コネリーが着ていたものとほとんど同じに見える。

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Features Wanted for the Duffle Coat
ダッフル・コートに求められる機能

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ウールまたはウール混紡の布。最も伝統的な色はキャメルとネイビー。しかし,あなたがもっと冒険したいと感じているなら,今そこにある他の選択肢はたくさんある。

太ももの真ん中から膝までの長さ。

3つまたは4つのトグル・フロント・クロージャー。トグルはホーンまたは木でできており,紐または革のループでジャケットに取り付けることができる。一部のモデルには、追加のボタン,またはジッパークロージャーが付属している。トグルがコートを閉じる主な方法である限り,どちらも実際に問題にならない。

2つの大きなパッチ・ポケット。ポケットはフラップあり,なし,いずれでも(お好みで)。一部のモデルには,前面の高い位置にジェット式ハンドウォーマー・ポケットが付いている。それらは伝統的なものではないが,それらを高く評価する人がいるかもしれない。

取り外し可能なフード? 一体化フードに襟なし? お任せしたい。

肩のガン・フラップ。繰り返しになるが,より現代的なモデルの中には,これを無しにしているものもある。しかし,間違いなくクラシックなデザインの一部である。

Notes on the Duffle Coat
ダッフル・コートの注意点

代替案(alternatives)に入る前に,3つのことについて議論したい。まず,フィット感。より現代的なカットにもかかわらず,今日のダッフル・コートは 依然 少しオーバーサイズで着用することを意図している。第2次世界大戦で「モンティ」が着たほどだぶだぶ(baggy)ではない。しかし,テーラードのアウターウエアのように見えたり,トップ・コートのようにフィットしたりすることを意図したものではない。

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2点目はダッフル・コートの着こなし方である。デザインの最大の課題は,ゆったりとしたフィット感と大きなトグルが,全体的な外観を「かわいい(cute)」領域(territory)に簡単に漂わせてしまうことだと思う。他の服をプレッピーにしすぎると,グレゴリー・ペックというよりパディントン・ベアのようになってしまう可能性がある。だから,私が着るときは,通常,ダッフル・コートの海軍の伝統を,着ている他のものと合わせて参考にするようにしている。または,ワークウェアにインスパイアされたアイテムをミックスする。頑丈で実用的なエッジを追加するのに役立つもの。

最後になるが,ダッフル・コートをどこで手に入れるかである。明らかに,最近は 新しいデザインのブランドが多い。しかし,Ebayでは,バーバリーやグローバーオールなどのヘリテージ・ブランドのほとんど使用されていないコートが見つかる素晴らしい出品がいくつかある。そして,あなたが本物を望むなら,陸軍/海軍の放出物資店をチェックすることを忘れずに。

(転載了)
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