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2023年12月28日 (木)

「高島屋,ケーキ崩れ807件 原因は『特定不可能』」の結論は早すぎる。

「高島屋は27日,ネット販売したクリスマスケーキが崩れた状態で購入客に配送された問題を受けて東京都内で記者会見し,ケーキの破損は26日時点で807件にのぼったと発表した。製造委託先や配送会社に調査した結果『原因の特定は不可能』と結論付けた。製造や保管,配送工程での温度管理は適切だったとしている。」
ー と報道されました。

原因が不明ということは 来年はケーキの販売はできないということになります。

結論を出すのが早すぎるでしょう。本気で原因究明を実施したとは思えません。
「運送会社の報告では 『温度管理は適切だった』。」で「原因の特定は困難」の結論はお粗末です。
いわば 被疑者(社)の証言(報告)を そのまま信用するというが信じられません。
全てを疑うことが原因究明の基本でしょう。

約2,900件のうち 807件の破損なので 2,000件以上の非破損があったということで,両者のプロセスに何らかの違いがあったものと考えられます。この差を探し,比較分析することが 原因究明の手法です。差は 各プロセス毎に関与した配送車,作業員個人名まで特定することが必要です。
これだけの件数の,各プロセス毎の詳細を区分し,比較分析を実施することが 2,3日でできるとは思えません。
少なくとも,どのような原因分析を実施したのか示すことが 製造者,客に対する誠意でしょう。

破損原因究明の専門家(例えば 大学工学部の先生)に相談したら如何でしょう?
あの報告では 本件を真剣に捉えているようには見えません。
それとも ¥5,000×1,000個=500万円 の損失は 高島屋にとって 取るに足らないこと?

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