今年は去年より 更に暑くなりそうだ。
英国の気象庁 ‘Met Office’ が 去年12月に 今年(2024年)の気温を予想していました。
‘Met Office’,8 Dec 2023付け
“2024: First chance of 1.5℃ year”
「2024年:気温が 1.5℃上昇する最初の出来事」
の見出し記事を 拙訳・転載します。
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英国気象庁による世界の気温の見通しは,2024年がさらに記録を更新する年となり,2023年を超えると予想されており,2023年自体が観測史上最も暖かい年であることはほぼ確実である。
予測されている二段階の地球気温の上昇は,熱帯太平洋を温暖化させている現在のエルニーニョ現象によって,一時的かつ部分的に後押しされている。しかし,気象庁のアダム・スカイフ教授は,「記録破りの気温の主な原因は,産業革命の開始以来続いている人為的温暖化である」と述べている。
スカイフ教授はさらに,「残り1ヶ月となった2023年は,エルニーニョ現象も後押しした2016年に樹立した現在の記録を超え,観測史上最も暖かい年になるのはほぼ確実だ」と述べた。
世界の平均気温は 1850年~1900年の間の差として測定される:産業革命の代用(proxy)。2023年の世界の平均気温は 1.5℃ 未満になると予想されているが,来年の予測では 1.5℃ 以上の値が排除できないことが初めて示唆された。
2024年の世界の平均気温は,産業革命前 (1850~1900年) の平均を 1.34℃~1.58℃ (中心推定値は 1.46℃) 上回ると予測されており,11年連続で気温が上昇している。産業革命前の水準より少なくとも 1.0℃ 上昇するだろう。
この予測を主導した気象庁のニック・ダンストーン博士は,「この予測は,10年あたり 0.2℃という進行中の地球温暖化傾向と一致しており,重大なエルニーニョ現象によって後押しされている」と述べた。 したがって,我々は地球の気温が2年連続して新記録を更新すると予想しており,初めて,1年で一時的に1.5℃を超える可能性が十分にあると予測している。」
ダンストン博士は次のように結論づけている。「一時的に 1.5℃ を超えたからといって,パリ協定違反を意味するものではないということを認識することが重要である。しかし,気温が 1.5℃ を超えた最初の年は,間違いなく気候史上の節目の出来事(milestone)となるだろう。」
パリ協定では,個別の年ではなく長期平均 1.5℃ について言及していることが広く受け入れられている。 今月初めにネイチャー誌に掲載された気象庁主導の論文は,パリ協定のガード・レールに達した場合に即座に認識する手段を提案した。
今年(2023年)は,地球の気温が記録を更新する月が多くあった。 最新の2023年のWMO観測値(1月から10月を対象)は +1.40℃で,2022年末に発表された気象庁の予測値(1.08℃~1.32℃,中心予測値は 1.20℃)を上回っている。
アダム・スカイフ教授はこの予測についてコメントし,「エルニーニョ現象に加えて,北大西洋と南洋で異常な高温が発生しており,気候変動と相まって,これらの要因が新たな地球規模の極端な気温の原因となっている」と結論づけた。
(転載了)
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あくまで 世界の平均なので 日本がどうなるのか分かりませんが,暑くなる可能性は高いでしょう。
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