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2024年1月 7日 (日)

米国人の38%は酒を飲まない。

Pew Research Center’,Jan.3,2024付けに
10 facts about Americans and alcohol as ‘Dry January’ begins
「‘Dry Januaryが始まる今,米国人とアルコールに関する10の事実」
と題する調査報告がありました。

下記,拙訳・転載します。
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米国人が 新しいカレンダーを掲げ,新年の決意(resolutions)を表明する中,“Dry Januaryへの挑戦の一環として,あるいは長期的な目標の一環として,アルコールを断つことを誓う人もいる。ここでは,調査と販売データから導き出された,飲酒に関する米国人の行動と態度,およびそれらが時間の経過とともにどのように変化したかについての 10 の重要な事実を紹介する。

001m_20240105130001 20237月のギャラップ調査によると,全体として,米国成人の 62% がアルコールを飲んだことがあると回答し,38% が完全に禁酒している(abstain)。ギャラップ社は80年以上にわたり,米国人に「蒸留酒,ワイン,ビールなどのアルコール飲料を飲む機会があるか」を尋ねてきた。その期間中,大多数は一貫してアルコールを摂取していると答えている。この割合は 1970年代後半にピークに達し,成人の 71% がアルコールを飲んだと答えた。

35歳から54歳の成人,大卒者,世帯収入が10万ドル以上の人,教会に週に1回しか行かない人はいずれも他の米国人よりもアルコールを飲む可能性が高い。

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7月のギャラップ調査によると,アルコールを摂取する成人のほとんどは最近も飲酒を行ってきた。飲酒する成人のうち,69% が最後にお酒を飲んだのは過去1週間以内であると回答している。これには,最後に飲み物を飲んだのが過去 24時間以内だった 32% と,最近 27日以内に飲んだという 37% が含まれる。さらに 32% は,最後にアルコールを摂取したのは 1 週間以上前だと答えている。

ギャラップの調査によると,アルコールを飲む成人の約5人に1 (19%) は,自分が思っている以上に飲酒してしまうことがあると答えている。一部の統計グループは他のグループよりも次のように言う可能性が高い:

男性:男性は女性よりも,時には飲み過ぎてしまう(overindulge)ことがあると回答する傾向が高い(2116)。
若年層: 35歳未満の成人 (22%) 3554 (20%) の成人の約10人に 2人がそう答えているが,55 歳以上の成人では 14% である。
高所得層の成人:世帯年収が10万ドル以上の成人の24が時々飲みすぎると回答しているのに対し、世帯年収が4万ドル未満の成人では10

ギャラップの調査によると,飲酒をしない成人の中で最も一般的な理由は「ただ飲みたくない」というものだった。非飲酒者の約4分の1 (24%) は,自由回答形式の質問(open-ended question)で,飲酒する欲求がない,または飲酒したくないと回答している。

その他の一般的な回答には,酒が好きではない (16%) などがある;不健康 (14%);結果を恐れる(13%); そして過去にアルコールに関して悪い経験をした(13%)

国立 慢性アルコール乱用・アルコール依存症研究所(NIAAAthe National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism)によると,平均して近年,米国人の飲酒量は増加しており,そのデータは1970年にまで遡る。データが得られた最も近年である2021年には,21歳以上の平均的米国人は 2.83 ガロン(≒10.7ℓ)の純アルコールを消費した。これは約 603 杯の「標準的な飲み物」に相当する。(NIAAA によると,標準的な飲み物には 0.6 オンス(≒17g)のアルコールが含まれている。)

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一人当たりのアルコール消費量は 1980年代初頭に 3.28ガロン(≒12.4ℓ),つまり約700杯のピークに達した。1990年代後半に 1人あたり 2.45ガロン,つまり約 523 杯で底を打った。

004h_20240105125801 NIAAAによると,米国人は以前よりもビールを飲む量が減り,ワインを飲む量が増えたという。1970年以降,ビール消費量のピークは 1981年で,このとき21 歳以上の典型的な米国人は 36.7ガロン(≒139ℓ)を飲んだ。 2021年までに,ビールの消費量は 1人あたり 26.5ガロン(≒100ℓ)に減少した。 この40年間で,平均的な米国人が年間に飲むワインの量は 3.2ガロン(≒12.1ℓ)から 3.8ガロン(≒14.4ℓ)に増加した。一方,蒸留酒の消費量は 3.0ガロン(≒11.4ℓ)から 2.8ガロン(≒10.6ℓ)にわずかに減少した。

別の見方をすると,2021年に米国人が消費するアルコール全体のうち,ワインの割合は 17.4% で,1971年の 12.0% から増加した。同じ期間にビールの割合は 44.6% から 42.3% に低下し,蒸留酒の割合は43.5%から40.3%に減少した。

NIAAAデータによると,一人当たりのアルコール消費量は西部で最も高く,南部で最も低いようだ。州レベルでは,ニュー・ハンプシャー州とデラウェア州が最も高く,ユタ州が最も低いようである。ただし,州レベルの消費量の推計は,近隣の州の人々への売上高(特にアルコール税率に大きな違いがある場合)や観光客によるアルコール消費量(ネバダ州,フロリダ州,ワシントンD.C.を思い浮かべてください)などの要因によって影響を受ける可能性がある。

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ギャラップによると,今日の若者は20年前の若者に比べて飲酒する可能性が低いが,高齢者は飲酒する可能性が高いという。酒を飲んだことがあるという1834歳の成人の割合は,20012003年の72から202123年には62に低下した。 (ギャラップは,信頼できる年齢層分析を可能にするために,3年間のデータを調査した。)

006h_20240105125901 一方,飲酒する若者は,最近飲酒した可能性が20年前に比べて低下している:調査前の1週間に飲酒したと答えた人は61だったのに対し,2000年代初頭は67だった。そして,自分が飲むべき以上に飲酒してしまうことがあると回答した人の割合は,2000年代初頭の 28% から現在は 22% に減少している。

一方,55歳以上の米国人は,20年前の米国人よりも,これらすべてのことを行っていると答える可能性が高くなる。 35歳から 54歳までの年齢層の中で,これらのことを行う割合は長期にわたって比較的安定している。

ミシガン大学の「未来モニタリング」調査によると,米国の十代の若者の未成年飲酒(underage drinking)は過去20年間で減少している。2023年には,12年生の 46% が調査前の 12ヶ月間にアルコールを摂取したと回答し,10年生の 31%8年生の 15% も同様だった。これらの割合は,12年生の 73%10年生の 64%8年生の 42% が前年に飲酒したと答えた 2001年に比べて減少している。

3学年すべてにおいて,調査前の30日間に飲酒したと回答した割合,および過去2週間に連続5杯以上飲酒した,短時間での大量の飲酒(binge drinking)を報告した割合も,2001年から2023年にかけて減少した。

10 ビール,ワイン,蒸留酒販売店の年間売上高は増加傾向にあり,通常は毎年12月にピークに達する。インフレ調整後でも,ビール,ワイン,酒類販売店の売上高は,2000年代から2010年代にかけて徐々に増加し,新型コロナウイルス感染症のパンデミックの初期数ヶ月に急増した。2020年の真夏以降,販売量は徐々に減少しているが,依然としてパンデミック前の水準を上回っている。 (すべてのアルコール飲料が酒屋で購入されるわけではないが,これらの数字はより広範な傾向についての洞察を提供する。)

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例年,売上が最も高まるのは12月である。2022年,米国勢調査局(the U.S. Census Bureau)の毎月の小売売上高調査によると,そのような小売店の 12月の売上高は,その年の他の 11ヶ月の平均を 37% 上回った。逆に,通常,1月と 2月はこれらの売り手にとって最低の月である。

(転載了)
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Dry January” を 英文Wikipedia は次のように説明しています。

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Dry January” は “Alcohol Change UK” が提供するキャンペーンで,人々は 1月の間アルコールを控えることにサインアップする。 “Dry January” という用語は “Alcohol Change UK” の登録商標であり,2014 年に初めて登録された。

(以下略)

(米国に関しては)
2021年14日から5日にかけて米国の成人2,200人を対象に実施された ‘Morning Consult’ の世論調査では,米国の回答者の13%が “Dry January” に参加していることが判明した。前年は 11% だった。 79はその決断の理由がより健康的だったためだと回答し,72は一般的にアルコール摂取量を減らそうとしたためだと答えた。 63が飲酒を「リセット」したいと回答し,49が新型コロナウイルス感染症のパンデミック下で飲みすぎていると回答した。2022年には,成人飲酒者の 35% が新年の初めに禁酒を決意した。Dry Januaryの直後には元の飲酒習慣に戻ると信じている人もいるが,最近の研究では,この小さなライフスタイルの変化が数ヶ月後も持続的な影響を与える可能性があることが示されている。

(転載了)
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日本人の飲酒率は?
厚労省の報告では 飲酒習慣がある男性:35.9,女性:6.4% となっていますが,上述の米国の値と比較できる値かどうか疑問です。

飲酒するかどうか-の質問に対する回答は 条件付きで種々ありそうです。
「飲みたいと思わないが 会社(仕事)の付き合いで 止むを得ず飲む」人は何%いて どのように分類されるのか ・・・ 等。
因みに 私は リタイア後は 全く飲みません。

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