BBCが 韓国の「犬食用防止法」を報道
‘BBC NEWS’,Jan.9,2024付けで
“South Korea passes law banning dog meat trade”
「韓国,犬肉の取引を禁止する法律を可決」
の見出し記事が掲載されました。
BBCがこのニュースに注目したのは?
下記,拙訳・転載します。
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国会議員らが新法を支持したことを受け,韓国では肉用の犬の屠殺(slaughter)と販売が違法となる。この法律は2027年までに施行される予定で,人間が犬の肉を食べるという何世紀にもわたる習慣を終わらせることを目的としている。
「ボシンタン(boshintang)」と呼ばれる犬肉のシチューは,韓国の一部の高齢者の間では珍味とみなされているが,この肉は大衆の間で人気がなくなり(fallen out of favour),若者の間では一般的でなくなっていた。
新しい法律の下では,犬肉の消費自体は違法ではない。
ギャラップの昨年の世論調査によると,過去12ヶ月間に犬肉を食べたことがあると答えた人はわずか 8%で,2015年の27%から減少した。肉の消費を支持すると答えたのは調査対象者の5分の1にも満たなかった。
22歳の学生,リー・チェヨンさんは,動物の権利を促進するために禁止は必要だと語った。 「今日,ペットを飼う人が増えている。」と彼女はソウルのBBCに語った。 「今では犬は家族のようなもので,家族を食べるのは良くない。」
新しい法律は犬肉取引に焦点を当てており,犬の屠殺で有罪判決を受けた者には最長3年の懲役が科される一方,食肉用に犬を飼育したり犬肉を販売したりした罪で有罪判決を受けた者は最長2年の懲役となる可能性がある。
飼育者やレストランの経営者は,法案が発効するまでに代替の雇用と収入源を見つけるまでに3年間の猶予が与えられている。
政府統計によると,韓国には2023年時点で約1,600の犬肉レストランと1,150の犬飼育場があり,そのすべてが今後,段階的に事業を廃止する計画を地方自治体に提出する必要がある。政府は廃業を余儀なくされる犬飼育者,肉屋,レストラン経営者を全面的に支援すると約束しているが,どのような補償が提供されるのか詳細はまだ詰められていない。
火曜日の昼休み,ソウルの犬肉レストランが数軒並ぶ路地では,数人の高齢者がシチューにかぶりつき,世代間の亀裂は歴然としていた。キム・ソンホさん(86)は禁止令に失望していた。「私たちは中世からこれを食べてきた。なぜ私たちが伝統的な食べ物を食べるのをやめさせられるのでしょうか?」 彼は言った。 「犬肉を禁止するなら牛肉も禁止すべきだ。」
1980年代に遡る歴代政府は犬肉の禁止を約束した(pledged)が,進展はなかった。 現大統領のユン・ソク・ヨルとキム・ゴン・ヒ大統領夫人は動物愛好家として知られ,犬を6匹飼っており,キム氏は犬を食べる習慣をなくすよう呼びかけてきた。
長年禁止を求めてきた動物愛護団体は,火曜日の投票結果を賞賛した。
韓国人道協会の事務局長チョン・ア・チェさんは,生きている間にこの禁止令を見て驚いたと語った。 「この変化が遅すぎた何百万頭もの犬たちのことを思うと心が張り裂けそうですが,韓国が歴史のこの悲惨な章を終わらせ,犬に優しい未来を受け入れることができたことをとても嬉しく思う」と彼女は語った。
犬肉農家は禁止に反対する運動を行っていた。 彼らは,若者の間で人気が低下していることを考慮すると,この習慣は時間が経つにつれて自然に消滅するのを許すべきだと主張した。農家やレストラン経営者の多くは高齢者で,晩年になって生計を切り替えるのは難しいだろうと語った。
犬飼育者の一人,チュ・ヨン・ボンはBBCに対し,犬業界は絶望に陥っていると語った。
「10年も経てば,この業界は消滅していただろう。我々は60代、70代になり,今や生計を失う以外に選択肢はない。」と彼は語り,これは「好きなものを食べるという人々の自由の侵害(infringement)である」と付け加えた。 」。
60代の犬肉レストランのオーナーのキム夫人はBBCに対し,この禁止令を不満に思っており,韓国でペットを飼う人の数が増えているのはそのせいだと語った。
「最近の若者は結婚せず,ペットを家族だと思っているが,食べ物は食べ物だ(food is food)。犬の肉を受け入れるべきだが,衛生的な環境で飼育し屠殺すべきだ。」と彼女は言う。
「中国やベトナムなど他の国では犬を食べているのに,なぜ禁止するのだろうか?」
(転載了)
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この報道の,BBCの真意は?
「やっと文明国になった」,あるいは「今まで 犬肉を食べていた,あるいは食べることが許されていた国」,「法で禁止しなければ犬肉を食べる国」,「犬を食べ物と思っている人がいる国」等々- いずれでしょうか?
「犬食用防止法」は食用を目的に犬を「飼育」,「食肉処理」,「流通」,「販売」する行為を禁止するもので,食べることを禁止する法ではないようです。しかし,食用目的の行為の全てを禁止されて 食べる手段は? 何か 思いつくでしょうか?
「この禁止令を不満に思っており,韓国でペットを飼う人の数が増えているのはそのせいだ。」と犬肉食堂オーナーが語っているのは 自給自足の意味? 法律には「営利目的でー」の条件がなさそうなので 個人での上述の「飼育」,「食肉処理」行為も該当するでしょう。
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