米国人は 「新年の抱負」 を立てるか?
米国人には 日本人ほど「新年」 の特別感がなく,従って,日本人に比べて 新年に 新たな抱負を設定する人は少ないのでは- と思いますが,実際は?
‘Pew Research Center’,Jan.29,2024付けの
“New Year’s resolutions: Who makes them and why”
「新年の抱負: 誰が,どんな理由で?」
の見出し調査報告書がありました。
下記,拙訳・転載します。
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新年の抱負を立てる時期である - 時にはそれが守れないことがある。
ピュー研究所の最新調査によると,10人に3人の米国人は今年少なくとも1つの新年の抱負を立てたと報告しており,このうちの半数は複数の抱負を立てているという。
新年が明けてほぼ1ヶ月が経過した現在,この調査では,抱負を立てた人のほとんどがそれを守り続けているが,13%は何も守っていないと答えていることも判明した。
1月16日から21日に実施された成人を対象とした調査に基づいて,新年の抱負を立てる米国人とその理由についていくつかの重要な事実を紹介する。
Young adults are most likely to make New Year’s resolutions
新年の抱負を立てる可能性が最も高いのは若者
18歳から29歳の成人のほぼ半数(49%)が,今年,少なくとも1つの抱負を立てたと回答しており,これは全年齢層の中で断然最大の割合となっている。
30歳から49歳までの年齢層の約3分の1 (31%) が 抱負を立てたと回答しているが,50歳以上の成人では約5分の1 (21%) のみしか抱負を立ててない。
人種や民族,性別や党派によって抱負を立てることには,わずかな違いしかない。
Health and wealth are popular topics for New Year’s resolutions
健康と富が新年の抱負の人気のテーマである
あらゆる年齢層において,今年 抱負を立てた人のかなりの割合が,目標は健康,運動 あるいは ダイエットに焦点を当てていると述べている。
全体として,79% が自分の抱負は健康に関するものであると述べている。小規模ではあるが依然としてある程度の割合は,お金や財務 (61%),個人関係 (57%),趣味や個人的な興味 (55%),または仕事やキャリア (49%) に関する抱負を立てている。
若い米国人は,年配の米国人よりも,健康以外のこれらの各テーマについて抱負を立てる可能性が高くなる。これは特に仕事とキャリアに当てはまる。抱負を立てた 30歳未満の人の 65% は,自分の仕事やキャリアに関連した豊富と回答している。これは,どの年齢層においても群を抜いて最大の割合である。
Some Americans are early backsliders on their New Year’s resolutions
新年の抱負を早々に後回しにする米国人もいる
新年が始まって 1ヶ月も経たないうちに、決意をした人の大多数 (87%) が、少なくとも一部は守ったと回答している。
少なくとも 1つの決意をした成人の約10人に6人 (59%) は,これまでの抱負をすべて維持していると答え、28% は一部の決意を維持していると述べている。さらに 13% は,どれも保管していないと回答した。
誰が抱負を破ったのか,誰がこれまでその抱負を貫いてきたのかという点に関しては,人口統計上のわずかな違いしかない。
Many Americans just don’t like making New Year’s resolutions
多くの米国人は新年の抱負を立てるのが好きではない
今年新年の抱負を何も立てなかったアメリカ人の70%のうち、過半数(56%)が,抱負を立てない主な理由は単に抱負を立てるのが好きではないからだと答えている。
決意をしなかった人の約 10 人に 1 人 (12%) は,抱負を簡単に破ってしまうと述べている。ほぼ同数 (9%) が,決意すべき抱負が思い浮かばなかったと回答し,6% が今年は抱負を立てるのを忘れたと答えている。さらに 17% は,抱負を立てない別の理由があると回答している。(転載了)
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日本と あまり変わらない?
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