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2024年3月13日 (水)

米国防総省,地球外宇宙船の隠蔽,飛来等を否定する報告を発表。

米国には エリア51で,墜落したエイリアンの宇宙船とエイリアンの死体を保管しているとか,最近は 米軍機が不思議な飛翔体を撮影したとか,エイリアンの地球来訪を信じる人がいて,政府の隠蔽説が根強いようですが,国防総省がこれらの全てを否定する調査結果を発表しました。

The Washington Post’ が March 8, 2024 付けで
Pentagon report finds no evidence of alien visits, hidden spacecraft
「国防総省の報告書では宇宙人の来訪,隠された宇宙船の証拠は見つからない」
の見出し記事が掲載されました。

下記,拙訳・転載します。
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地球外(extraterrestrial)テクノロジーをリバース・エンジニアリングする政府の秘密計画に関する主張は,「循環報告(circular reporting)」と伝聞(hearsay)に基づいていることが調査員らによって判明した。

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一般にUFOとして知られる「未確認の異常現象(unidentified anomalous phenomena)」に関連した米国政府の活動を国防総省が長期にわたって調査した結果,地球外知性体(extraterrestrial intelligence)が地球を訪れたこと,あるいは 当局が墜落した,エイリアンの宇宙船(spacecraft)を回収して国民から隠しているという証拠は見つかっていない。

金曜日(38日)に公開されたこのレビューは,1945年から現在までの米国の公式調査活動(investigatory efforts)をすべて網羅し,機密および非機密の政府アーカイブを調査している。

その結論は明白であり(unequivocal),「(米国政府が)いかなる調査,学術支援研究,または公式審査委員会が,UAPUnidentified Anomalous Phenomena:異常現象)のいかなる目撃も地球外テクノロジーを表していることを確認したと証拠はないと結論付けた。」
飛行物体やエイリアンの乗り物と思われる報告は,通常,平凡な(quotidian)説明がなされていることが判明した:それらは 「ありふれた物体や現象であり,誤認の結果」であり,時には別世界の(otherworldly)何かを発見したと思った善意の目撃者によるものだった。

この報告書は,政府が宇宙人生命の証拠を隠し,テクノロジーのリバース・エンジニアリングに特化した一連の精緻な機密プログラムを構築していると確信していると思われる独立捜査官や元米軍関係者,陰謀論者(conspiracy theorists)らによって精査され(scrutinized),拒否される可能性が高い。昨年の夏,国防総省の UAP任務部隊(task force)に所属していた元情報将校が議会で,政府には墜落した異星人の宇宙船と死体(corpses)の秘密保管庫(repository)があると発言し,ニュースと憶測を巻き起こした。

国防総省の全領域異常解決局(AAROAll-domain Anomaly Resolution Office)がまとめた新しい報告書は,こうした申し立てに直接言及した。

AAROは,これまでに提供されたすべての情報に基づいて,特定の人物,既知の場所,技術試験,および地球外技術のリバース・エンジニアリングに関与または関連するとされる(allegedly)文書に関する主張は不正確であると判断した。」と当局は60ページを超える非機密(unclassified)文書で述べた。
報告書が発表される前から,同局を批判する人々は,高度な機密資料にアクセスできないことで捜査が妨げられる(hamstrung)のではないかと疑問を呈していた。 しかし,報告書によれば,同局は政府機関と協力して,インタビュー対象者が想定されるコード名や説明によって特定した,いわゆる特別アクセス・プログラムを検討する「安全なプロセス」を考案したという。

同局の捜査官には「関連する(pertinent)すべての政府機密情報への完全なアクセスが許可されており」, 報告書には,企業や請負業者が特定されると,それらの組織の上級幹部,科学者,技術者にインタビューしたと記載されている。
捜査官らは,国防総省や軍事機関,CIAが保有する記録を含む情報機関,エネルギー省,国土安全保障省,国立公文書館など,幅広い政府部門や機関にアクセスできた。

研究者らは,自分たちの研究が懐疑的な(skeptical)聴衆に直面することを予期していたようだ。彼らは,宇宙人の訪問についての国民の想像と誤解は,格納庫にある宇宙船や地下室にある宇宙人の死体についての同じ誇張した(extravagant)主張を繰り返すテレビ番組,書籍,映画,ソーシャル・メディア業界によって煽られている(fueled)と主張した。

「大衆文化における一貫したテーマには,[米国政府が] またはその内部の秘密組織が,いくつかの地球外の宇宙船と地球外生物の遺体を回収したそしてこの活動を米国議会と米国国民から隠蔽するために1940年代から共謀してきた(conspired)-という特に根強い物語(narrative)が含まれている。」と報告書は述べている。

政府関係者はその考えを最も熱心に信じている人間に属する。捜査当局は,公式の UAP 研究プログラムに携わった人も含め,約30人に聞き取り調査を行った。
「多くの人が実際の出来事を心から誤解したり,認可されていない米国の機密プログラムをUAPや地球外技術の利用に関連したものだと誤解したりしている。」とAAROの所長代理ティム・フィリップス氏は記者団に語った。

彼らの結論は,一種の機密電話ゲームに基づいており,その中では,多くの場合,伝聞に基づいた秘密プログラムに関するささやきが,軍や諜報機関で何年にもわたって広まっていた。

「我々は,お互いを知っている少数の人々のグループを見たが,彼らは皆,自分たちの信念や観察の目的として自分たちの観察を引用した」とフィリップス氏は語った。
これらの人々の中には,2000年代初頭に次世代の航空宇宙技術の研究を目的とした国防総省のプログラムの下で UAPの研究に取り組んでいた人もいた。当時,未確認飛行物体に変わらぬ(abiding)関心を持ち,UFO伝説(lore)の中心的な位置を占める秘密の空軍実験場であるエリア51の本拠地出身であるハリー・M・リード氏(民主党,ネバダ州)の強力な後ろ盾があった。報告書によると,UAPの研究はプログラムの任務の一部ではなかったが,超常現象(paranormal activity),「生物」,「異次元現象」に関する報告を調査し,その領域に踏み込んだという。

2017年,その装備の成果が,軍用機から撮影された,UFOが異常な速度で飛行する様子を映したビデオとともに公開され,軍パイロットらを驚かせた。
この暴露は,軍と諜報機関にオープンな新たな時代の先駆けとなり(ushered),UAP(ドローンや極超音速兵器ではないかと考える人もいた)を国家安全保障と民間航空に対する潜在的な脅威として検討し始めた。
それ以来,軍関係者は目撃情報を報告することが奨励されている; 後に,その一部は外国航空機,調査(surveillance)気球,大気異常(anomalies),または単に空中に浮遊する破片(debris)によるものであると考えられている。

AAROの調査員らと話した目撃者の陳述には混乱が広がっているようだった。インタビュー対象者(interviewees)が提供したプログラムのコード・ネームの一部は存在しないか,あるいは消滅した(defunct)実体に遡る可能性があることが報告書で判明した。ある人は,民間の UAP 研究プログラムが米国政府によって運営されていると誤って特定した。

AAROの注目を集めたもう1つのプログラムであるコナ・ブルー(Kona Blue)は,「『非ヒト生物製剤(nonhuman biologics)』の回収と搾取を隠蔽する」ための国土安全保障省の取り組みであると報告書は明らかにした。 言い換えれば,宇宙人の体(alien bodies)。

捜査関係者らによると,こうした疑惑の根源は,リード氏の支援を受けてUAPの研究に迷い込んだ初期の国防総省の研究者の一部に遡るという。

2012年に国防情報局(the Defense Intelligence Agency)が「メリットがなかったため」その取り組みを中止したとき,その支持者らは国土安全保障省に「人間の意識の異常(human consciousness anomalies)」を含む超常現象研究を調査するための新しいバージョンに資金を提供するよう提案したと報告書は述べている。 彼らがコナ・ブルーと呼ぶことを提案したこのプログラムは,「彼らが入手したいと考えていた地球外の宇宙船(off-world spacecraft)」をリバース・エンジニアリングするものだった。 コナ・ブルーの支持者らは,宇宙人の生物学的証拠はすでに政府が保有していると考えていたことが報告書で判明した。

国土安全保障省の指導者らは最終的にこの提案を拒否した。

AAROの調査員は,CIA がある企業と協力して異星人の宇宙船を調査していたことを含む多くの具体的な主張を調査した;元米軍高官が宇宙船の「表面に触れ」,おそらく軍か請負施設と思われる「建物の中に宇宙船が浮かんでいる」のを目撃したという;そして,異星技術(alien technology)は議会の監督から遠ざける企ての一環として,政府ではなく企業が保有したままになっている。

他のインタビュー対象者は,自身のUAP目撃談を提供し,軍人が宇宙船のコンテナを飛行機に積み込むのを見たり,特殊な材料の試験中に科学者たちが異星人の存在について議論しているのを聞いたと主張した。機密活動について知っている人々が,いかなる秘密違反も「死刑に処せられる」という条項を含む機密保持契約(nondisclosure agreements)に署名したと主張する者もいた。

AARO の調査員は,これらの説明を裏付ける証拠を発見できず,それらの一部について異議を唱えたり、誤りであることを暴くことができた。

宇宙船に触れたとされる元軍人は捜査官の尋問に対しこの主張を否定し,問題の会話を思い出せなかったので,この問題は誤解から生じているのではないかと推測した: 実際,彼が触れたのは,2018年の空軍出版物によると,F-117ナイトホーク・ステルス戦闘機で「ネバダ州の民間伝承ではUFOと呼ばれたほど極秘の航空機」だという。

材料試験中に異星人が存在したと主張した人物は,おそらく会話を誤解しており,その会話はおそらく「言及された特定の施設で『異星人』を意味するニックネームを付けられた試験と評価ユニット」について言及したものであると報告書は述べている。

別の例では,「奇妙な特徴を示す」物体を見たと主張したインタビュー対象者は,おそらく正しかっただろう。提供された具体的な情報に基づくと,その人物は「地球外技術の開発とは全く関係のない」新しい軍事「プラットフォーム」のテストを目撃した可能性が高いと報告書は述べた。

AAROの調査員は,民間調査員が宇宙船からのサンプルであると主張したものを入手することにも成功した。さらに詳しく調べたところ,それは「地球上で製造された合金であり,地球外の技術を示すものではなく,いかなる例外的な性質も備えていない」ことが判明したと報告書は述べている。サンプルの成分はマグネシウム,亜鉛,ビスマスに加え,鉛などの微量元素も含まれていた。

企業の幹部を含む,異星人のテクノロジーを隠蔽する取り組みに参加したとされる人々は,捜査官の尋問に対しこれを否定し,記録上の供述が真実であることを証明した。

ワシントン・ポスト紙は以前,米国政府および民間部門の墜落事故回収およびリバース・エンジニアリング活動に関する情報を持っていると主張する6人にインタビューした。 AAROの報告書は調査員が聞き取りを行った人物を特定していないが,彼らの証言のいくつかはポスト紙に話をした人々の詳細な主張と一致している。

ポスト紙は,各人が自分たちの主張を裏付ける証拠を提供しなかったため,彼らの供述を公開しないことを選択した。 彼らの情報は,ほとんど独占的に,インタビュー対象者が特定を拒否した人物からの二次または三次の発言に基づいていた。場合によっては,各人物に聞き取りを行った議会調査官は,彼らがおそらく実際の機密プログラムをUAPに関連するものと取り違え,米国政府の活動について直接証拠に裏付けられていない結論に達したと信じられた。

(転載了)
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エイリアン(知的生命体)の存在を否定しませんが,その存在の確認,あるいは 遭遇の可能性は 極めて低い - と言う説が もっとも 説得力があります。
宇宙は あまりに大きい,広い。

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