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2024年6月 1日 (土)

トランプに 陪審団,有罪判決

トランプ前米大統領が自身の不倫の口止め料を不正に処理したとして罪に問われている裁判で,陪審団は30日,同氏を34件の罪状すべてで有罪とする評決を下しました。判事が量刑を決める判決は711日に決まります。米国の主要メディアが一斉に報じています。

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CBS NEWS’ はMay 30, 2024 / 9:25 PM EDT  付けで
Is Trump going to prison? What to know about the possible sentence after his conviction
「トランプは刑務所に行くのか?有罪判決後の判決について知っておくべきこと」
の見出しで 報じています。

下記に 拙訳・転載します。
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ワシントンドナルド・トランプ前大統領は木曜日(530日),ニューヨークで行われた「口止め料」裁判("hush money" trial)ですべての容疑で有罪判決を受け,裁判官は,初めて,元大統領が重罪で有罪判決(felony conviction)を受けた場合,刑務所に収監されるべきかどうかについて間もなく判断することになった。

トランプは,2016年の大統領選挙前にアダルト映画スターのストーミー・ダニエルズに口止め料として13万ドルを支払ったことを隠蔽するため,事業記録を偽造した罪で有罪判決を受けた。マンハッタンの陪審は,20人以上の証人による6週間に及ぶ裁判の末,有罪評決(guilty verdict)を下した。
34件の重罪容疑(felony charges)は,それぞれ最高5,000ドルの罰金と4年の懲役刑が科せられる。しかし,トランプが刑務所に入るかどうかは別の問題であり,判決を下す(sentencing)裁判官次第だ。

When will Trump be sentenced?
トランプ氏はいつ判決を受けるのか?

判事は木曜日の陪審評決(the jury's verdict)を受けて,判決の期日を711日に設定した。
この時期は,同様のホワイト・カラー犯罪の重罪事件(white-collar felony cases)と一致しており,判決は有罪判決後3週間から8週間以内に下されることが多いと,マンハッタン地区検察局でホワイト・カラー犯罪事件を担当していた弁護士ダン・ホロウィッツ氏は述べている。
判決は共和党全国大会の開始の4日前に言い渡される。

What to expect from sentencing
判決に何を期待するか

第一級の事業記録の偽造(falsifying business records in the first degree)に対する最低刑はゼロであるため,トランプは保護観察(probation)または条件付き釈放(discharge),つまり懲役無し または 各罪で最長4年の懲役刑を受ける可能性がある。トランプは各罪状について同時に懲役刑に服するよう命じられる可能性が高いため,合計で最長4年となる。

「判事はゼロから最長刑までの範囲で判決を下す可能性がある」とホロウィッツ氏は述べた。「つまり,数ヶ月の懲役刑を言い渡すことも,数週間の懲役刑を言い渡すこともできるし,例えば,一定期間毎週週末に刑務所に入所し,その後残りの刑期を保護観察で服役するという判決を下すこともできる。」

2020年の大統領選に関連したトランプ大統領の連邦起訴に関する本を執筆し,前大統領に対する初の弾劾裁判で特別検察官を務めたノーム・アイゼンは,マンハッタンの地方検事が提起した類似の事件を分析した結果,約10%が懲役刑(imprisonment)に至ったと結論付けた。しかし,事件を取り巻く状況から,全面的な比較は難しい。

トランプは自宅拘禁刑(home detention)を宣告される可能性もある。その場合,刑務所に行く代わりに足首にブレスレットを着け,監視されることになる。ホロウィッツは,無罪判決と州刑務所での服役の中間の判決である自宅拘禁刑が最も可能性の高い判決かもしれないと示唆した。これはトランプの通常ではない安全保障と政治的状況にも合致するだろう。

自宅拘禁刑により,トランプは,たとえバーチャルであっても,記者会見を開いたり,ソーシャル・メディアで活動を続けたりしながら選挙活動を続けることも可能になる。裁判中,フアン・マーチャン判事は,ホワイト・ハウスでの再任を目指すトランプに選挙活動と憲法修正第1条の権利行使を認めることの重要性を強調した。しかし,それは判事が判決で考慮しなければならない要素の一部にすぎない。

What will the judge consider in Trump's sentencing?
裁判官はトランプの量刑で何を考慮するだろうか?

ホロウィッツは,判決を下す際に裁判所が考慮できる要素は数多くあると述べた。行為の性質と程度,誰が負傷したか,被害者がいるかどうか,責任の受け入れなどだ。トランプはこの事件で繰り返し罪を否定している。
「裁判所は,責任を認めず裁判に臨んで有罪判決を受けるよりも,行為の責任を認めて有罪を認めた被告を信用するだろう」とホロウィッツは付け加え,「責任を認めなかったために裁判で下された判決は、そうでない場合よりも厳しいもの(stringent)になる」と述べた。

裁判中の被告の行動も影響する可能性があり,トランプがマーチャンの口外禁止命令(gag order)に何度も違反したことが量刑の大きな要因となる可能性がある。裁判中,トランプは,事件に関与する可能性のある証人,陪審員,弁護士,裁判所職員について公にコメントすることを禁じる命令に10回以上違反したと告発された。

トランプの量刑は,元大統領としてシークレット・サービスの終身保護を受けていることでも複雑になる可能性がある。この問題は裁判中に浮上し,判事はトランプを口止め命令違反で侮辱罪に問うた。トランプは複数の罰金に直面したが,判事はトランプを投獄することは「最もしたくないこと」だと表明した。投獄すれば裁判が中断し,元大統領の警護を任されているシークレット・サービス・エージェントに困難をもたらすことになるからだ。

「本日の判決は,米国シークレット・サービスが保護任務を遂行する方法には何ら影響を及ぼさない」とシークレット・サービスは判決後にCBSニュースに提出した声明で述べた。「我々のセキュリティ対策は変更なく継続される」
トランプの投獄にはシークレット・サービスの職員の交代が必要となり,彼は他の囚人と隔離される必要があるだろう。前大統領の食料や私物は,他のロジスティックス上の考慮に加え,保護のために検査される必要があるだろう。
「世界中のあらゆる状況について,我々は場所を調査し,最先端の技術,保護情報,高度なセキュリティ戦術を組み込んだ包括的で階層化された保護モデルを開発し,保護対象者を保護している」とシークレット・サービスの広報責任者アンソニー・ググリエルミは判決前に述べた。

米国の刑務所は 元大統領の投獄の可能性に対処しなければならなかったことはこれまでなかった。ホロウィッツは,州の矯正施設や拘置所で保護拘留されている受刑者のための仕組みはあるが,実際にそのプロセスがどのように機能するかはまだ分からないと述べた。

トランプが木曜日に有罪判決を受けた後,シークレット・サービスは新たな声明で「本日の判決は,米国シークレット・サービスが警護任務を遂行する方法に何ら影響を及ぼさない。我々の警備対策はこれまでと変わらず継続される」と述べた。

Where could Trump be imprisoned?
トランプはどこに投獄されるのだろうか?

トランプが自宅拘禁の判決を受けた場合,元大統領はニューヨーク以外,例えばフロリダ州のマール・ア・ラーゴ邸で刑期を執行する可能性があり,ニューヨーク州はフロリダ州の保護観察局と連携し,同局がトランプ氏の拘禁を監視することになる,とホロウィッツは述べた。

トランプが懲役刑を宣告された場合,場所は刑期の長さによって決まる。
トランプが1年以上の懲役刑を受ける場合,ニューヨーク州法ではニューヨークの刑務所で刑期を務めることが義務付けられている。しかし,刑期が1年未満の場合は,ライカーズ島などのニューヨーク市の矯正施設(correctional facility)で刑期を務めることになる。

What comes next?
次は何?

トランプは 控訴中は刑の執行を延期するよう求める可能性があり,これは控訴裁判所が判決を下すまで刑に服さなくてよいことを意味するが,これはニューヨーク連邦裁判所のホワイト・カラー犯罪では珍しいことではないとホロウィッツは述べた。この措置により,投獄は選挙まで,あるいはそれ以降まで延期される可能性がある。

いずれにせよ,投獄の可能性はトランプ氏の大統領選挙活動にいくつかの障害をもたらすが,有罪判決は彼が投獄された(behind bars)としても 選挙活動を続けることを妨げるものではない。

(転載了)
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トランプは評決の言い渡し後,裁判所で記者団に「これは不正で恥ずべき裁判だった。本当の評決は(大統領選の投開票日に当たる)115日に国民から下される」と反発したようです。
 「私は無実だ。これはバイデン政権が政敵を傷つけるためにやったことだ。最後まで戦い,勝つ。まだ終わっていない」と主張し,この判決を利用までしているようです。

今回の裁判は,トランプが抱える四つの事件で最も早く審理が始まり,20年の大統領選結果を覆そうと手続きを妨害し,翌年の連邦議会占拠につながった事件など,他の三つは日程が決まっておらず,大統領選までには公判が始まらないとみられています。

いずれにせよ,米国史で 有罪判決を受けた初の大統領経験者になりました。

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