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2024年5月17日 (金)

トランプは大統領選挙に勝っても独裁者にはなれない,何故なら ・・・ 。

トランプ大統領時代,国家安保担当補佐官を務めて 途中で辞職,その後,政権の内情・トランプの愚かさ加減を暴露する回顧録 ‘The Room Where It Happened’ を出版,トランプの能力を熟知しているジョン・ボルトン(John Robert Bolton1948~ )が語っています。

The Telegraph’,29 March 2024付け
Trump too dumb to destroy US democracy, says his ex-national security adviser
「トランプは米国の民主主義を破壊するには愚かすぎると元国家安全保障担当補佐官が語る」
の見出し記事を読んでみましょう。

下記,拙訳・転載します。
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John Bolton says former president ‘hasn’t got the brains’ to become dictatorial figure if he wins White House race against Joe Biden
ジョン・ボルトン,元大統領がホワイト・ハウス選挙戦でジョー・バイデンに勝ったとしても 彼には独裁者になれる「頭脳が備わっていない」と語る

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元米国国家安全保障担当補佐官ジョン・ボルトンによると,ドナルド・トランプは2期目に勝利しても米国の民主主義を破壊することはない,なぜなら彼は独裁者になるための「頭脳を持っておらず」,単なる「不動産開発者(property developer)」だからだ。

フランスの保守系日刊紙フィガロとのインタビューで,トランプの顧問や ジョージ・W・ブッシュ政権下で国連大使を務めたボルトン氏は,ジョー・バイデン米大統領が 「トランプが戻ってきたらこの国は終末(apocalypse)を迎えるだろうと,国家を脅迫したのは間違いだ」と述べた。
バイデン氏は最近,警告した:「トランプの民主主義に対する攻撃(assault)は単なる過去の一部ではない。それは彼が将来に約束していることだ。」

ボルトン氏は述べた:「人々は(バイデンを)信じていない。それは真実ではないので,私も同様だ。まず,(アメリカ)共和国を転覆させる(overthrowing)可能性について,はっきりさせておきたいのは:ドナルド・トランプはジュリアス・シーザーではないということだ!」

「アメリカ憲法とその制度は強力だ。トランプは選挙結果に疑問を投げかけようとして彼らを攻撃したが,失敗した。 彼が大統領執務室(the Oval Office)にいたときに選挙を盗むことができなかったとしても,11月にマール・ア・ラーゴで選挙を盗むことはできないだろう。 憲法は非常に明確であり,3期目は存在しない。」

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トランプ氏にはシーザーのような独裁的な傾向があると思うかとの質問に対し,ボルトン氏は答えた:「彼には頭脳がない!なんと(for God’s sake)彼は不動産開発業者なのだ!」
ボルトン氏は続けて,トランプ氏が再選されればおそらくNATO離脱を目指すだろうとの主張(assertion)を繰り返した(reiterate)。

元大統領は先月,防衛費に国内総生産の2パーセントを充てなかった「義務不履行の(delinquent)」メンバーに対し,ロシアに「やりたいことは何でもする」よう促すとNATO同盟国に語ったことがあると主張し,欧州中に衝撃(shockwaves)を与えた。

ほとんどの共和党議員は,同氏が大統領在任中に最終的にNATOを放棄したわけではないとし,ロシアの侵略を招くかのような発言を軽視または擁護し,同氏の主張を暴言または強硬な交渉戦術として片づけた。
「彼が大統領だったとき,私はここにいた。彼はNATOを弱体化させたり破壊したりしなかった。」とフロリダ州上級上院議員で長年国防タカ派のマルコ・ルビオ氏は語った。
ジョン・バラッソ(John Barrasso)上院議員は,トランプ氏が一部の国に防衛費増額の圧力をかけたことを認めた。「彼は我々をNATOに留めておいた。彼はNATOを離れなかった。 彼は彼らに必要なことをやらせた。」と彼はAP通信に語った。

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しかし,ボルトン氏はこれに同意しなかった。
「彼が再選されれば NATOを離れる可能性が非常に高いと思う。」と彼はフィガロ紙に語った。
「トランプはアイデアを思いつくと,何度もそれを思い出し,その後は気が散って忘れてしまうが,最終的にはアイデアを思い出して行動する。だからこそNATO離脱は現実的な可能性だ。多くの人はそれが単なる交渉ツールだと考えているが,私はそうは思わない。」
「私は他の多くの米国政府高官と同様に,欧州諸国に対し国防費を増やすよう何時間もかけて訴えた。 しかし,我々がそうしたのは,米国に依存するのではなく,欧州諸国が必要なものを支出すれば,同盟がより強固になると分かっていたからだ。」と述べた。
ボルトン氏はさらに付け加えた:「それはトランプ大統領の目的ではない。 彼は同盟を強化するためにヨーロッパの貢献を主張しているのではなく,同盟を弱体化させ,我々を騙し不愉快な通商条約への署名を強要した同盟国を罰するためだと彼は主張している。」

The truth is that, for him, the Europeans are not really our friends.
「真実は,彼にとってヨーロッパ各国は本当の友達ではないということだ。」

(転載了)
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He hasn’t got the brains! He’s a property developer.
「脳みそがない,不動産開発業者」
ー が 大統領になれる国とは?

トランプは 5月11日,ニュージャージーでの演説会で バイデンを次のように攻撃していました。
You could take the 10 worst presidents in the history of our country, and add them up .. and they haven’t done the damage to our country that this total moron has done.”
我が国史上最悪の大統領10人を選んで,彼らを合計してみても,この全くの愚か者が与えたようなダメージを我が国に与えていない。」

そもそも トランプが 米国の大統領10名と彼らのやったことを挙げる知識・教養があるのか 極めて疑問です。
この演説を聴く10万人の支持者とは?

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