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2024年6月10日 (月)

米コンシューマー・レポートによる2024年 ベスト・カー,10車種

2024年227日付けで ‘Consumer Report’ が “Best Cars of the Year: 10 Top Picks of 2024”(今年のベストカー: 2024年のトップ 10選)を発表しました。(この記事は Consumer Reports 誌の 20244月号に掲載された。)
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車種中 日本車が7車種を占めています。

どの車が選ばれたのか,下記,拙訳・転載します。
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CR のテストで最も輝いた車,SUV,トラック

2024年に新車を購入する人は,260種類以上のモデルから選ぶことができる。あなたにぴったりの車を見つけられるように,コンシューマー・レポートは,路上テストでのパフォーマンス,予測される信頼性,所有者の満足度,安全性に基づいて,毎年 10種類のトップ・ピックを選出している。(すべてのトップ・ピックには,歩行者検知機能(pedestrian detection)付きの低速時と高速道路の速度の両方で作動する自動緊急ブレーキが標準装備されている。)

「自動車購入者に賢い選択を提供するために,さまざまな価格帯とカテゴリーから最高のモデルを選んだ。」とコンシューマー・レポートの自動車テスト・センターのシニア・ディレクター,ジェイク・フィッシャーは言う。

今年の優秀自動車賞(pantheon of automotive excellence)には,ハイブリッド車 4台,プラグ・イン・ハイブリッド電気自動車 (PHEVPlug-in Hybrid Electric Vehicle) 3台,EV 1台が含まれており,完全または部分的に電動化されたパワートレインを備えたモデルがガソリンのみのライバル車に勝てる(best)ことを証明している。

スバルとトヨタは,それぞれ 2車種と 4車種で今年も好成績を収めた。この 2つのブランドは,シンプルな操作性,快適な車内,そして最も重要なインフォテインメント(infotainment)機能と高度な安全機能を備えた,スマートに設計されたモデルを一貫して提供している。

歴史と広範な調査分析から,ほとんどのモデルの信頼性は生産期間を通じて向上し,各世代の最終年が最もトラブルが少ないことがわかっている。これが,2024年型スバル フォレスターとトヨタ カムリの魅力を高めている。(どちらも 2025年に再設計される。次世代のフォレスターとカムリが楽しみ。)
これらスバルとトヨタのモデル,およびフォード マーベリック・ハイブリッドは,昨年もトップ・ピックだった唯一の車である。信頼性の向上により,テスラ モデル Y がリストに初登場した (モデル 3 は昨年リストに載った)2度目の登場となる BMW X5 は,高級車部門でトップの座を獲得した。

2024年に最高の栄誉を獲得した車,SUV,トラックを 以下を示す。

Subaru Crosstrek/スバル クロストレック

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Subcompact SUV/サブコンパクト SUV

2024年モデルとして再設計されたクロストレックは,エンジンとトランスミッションの改良,より現代的なインフォテインメント・システム,オプションのパワー・シート,改善されたアクティブ・セーフティ機能のEyeSight一式など,進化を遂げ,その魅力を高めている。クロストレックは,全体で29mpgmile per gallon)で,四輪駆動の非ハイブリッドSUVとしては最高の燃費を誇るが,ベースの2.0リッター・エンジンは少し弱いと言わざるを得ない。上位の2.5リッター・エンジンは,より速く,より静かで,より満足のいくものである。
クロストレックの優れた乗り心地と日常的なハンドリングの良さが,この体験をさらに高めている。乗り込みやすく,キャビンは広々としており,サポート力のあるシートと,良好な外の視界を備えている。この多用途の車は,週末の冒険だけでなく,都会での用事(errands)にも適している。

Toyota Prius & Prius Prime/トヨタ プリウス & プリウス・プライム

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Hybrid/PHEV Car/ハイブリッド・PHEVPlug-in Hybrid Electric Vehicle)

最新のプリウスは,前モデルよりもスポーティなスタイリングと75馬力アップを実現し,輝きを増した。その結果,四輪駆動を追加したにもかかわらず,0から60mphまでの加速が2.6秒も大幅に速くなり,以前と変わらず効率の良い車が誕生した。さらに,改造後は見た目もかっこよくなり(cooler-looking),運転も楽しくなったが,スペースや乗り心地などの快適要素は以前のモデルと同等ではなく,外が見えにくくなっている。
プリウス プライム・プラグイン・ハイブリッドは,電気だけで 39 マイル走行でき(39 electric-only miles),ほとんどの日常の作業(chores)に最適である。バッテリーが空になる(depleted)と,プライムは全体で 43 mpg に戻る。このユニークで印象的な車には 2つのパワートレイン・オプションがあり,魅力が倍増する。

Subaru Forester/スバル フォレスター

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Compact SUV/コンパクト SUV

フォレスターは,デザイン変更前の最後の年でありながら,トップ・ピックとして 11回目の登場を果たし,依然として高い地位を維持している。この勝利の秘訣は,室内スペースを最大限に確保し,比類のない視界を確保する箱型デザインである。大きなドアと高めの車高のおかげで,乗り降りは簡単である(cinch)。シートは快適で,室内は広く,四角い(squared-off)荷物スペースはたっぷりである(copious)。フォレスターは,このクラスで最も乗り心地の良いモデルの 1つであり,ハンドリングは応答性が高く,安全である。このバランスのとれた小型 SUV は,期待に応える性能を備えており,毎年簡単にお勧めできる。

Mazda3/マツダ3

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Small Car/小型車

マツダは,小型で低価格の車が退屈である必要はないことを証明している。実際,マツダ3のセダンとハッチバックは,機敏な(nimble)ハンドリングとスムーズなパワートレインを備え,運転するのが非常に楽しい。ベース・エンジンはコスト効率の高い選択だが,ほとんどのライバルよりも高い191馬力を搭載しており,より活気(verve)を求めるドライバー向けに,元気いっぱいの(feisty227馬力のターボ4気筒エンジンがある。特に上位グレードでは,全体的な感触は価格から想像されるよりも高級感があり,マツダ3は主流の競合車よりも半クラス上であるように見える。どちらのエンジンでも全輪駆動が提供され,BSWBlind Spot Warning:後側方車両検知警報システム)とRCTWRear Cross-Traffic Warning:後側方接近警報システム)は2024年に標準装備される。コントロールがもう少し邪魔にならないといいのだが。

Toyota Camry Hybrid/トヨタ カムリ・ハイブリッド

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Midsized Car/中型車

カムリ・ハイブリッドは,快適なパッケージで驚異的な燃費を実現しているが,効率の低い小型車と同程度の価格である。94 ポイントという驚異的なロード・テスト・スコアに反映されているように,カムリ・ ハイブリッドは独自の満足のいく長所の組み合わせで際立っている。しかし,主な魅力は,優れた(stellar)信頼性と効率性である。
カム​​リ・ハイブリッドは,燃費テストで全体で 47 mpg,高速道路テストで 53 mpg を記録し,通勤や,1タンクあたり 610 マイルの走行距離でロード・トリップに非常に費用対効果の高い車になっている。この燃費節約の偉業(feat)は,ベースの 4気筒よりもスムーズで,静かで,応答性が高く,わずかに速い 208馬力のハイブリッド・パワートレインによって実現されている。

Ford Maverick & Maverick Hybrid/フォード マーベリック・ハイブリッド

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Small Pickup/小型ピックアップ

マーベリックの洗練された(civilized)乗り心地,操縦性,簡単なステップ・イン アクセス,燃費,低価格は,他のトラックとは一線を画している。クルー・キャブの車内は広々としていて実用的で,小型車としては前後の足元と頭上のスペースも十分である。コントロールは使いやすく,便利な収納スペースが至る所にある。191馬力のハイブリッドは,その優れた燃費効率と改良が際立っている。マーベリックは,機能に「楽しさ(fun)」を加えた価値の高い製品である。

Toyota RAV4 Prime/トヨタ RAV4 プライム

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Plug-In Hybrid SUV/プラグ・イン ハイブリッド SUV

非常に人気の高い RAV4 は,通常の 4気筒エンジンと効率的なハイブリッド・パワートレインで利用できるが,RAV4 プライム プラグ・イン ハイブリッドは効率をさらに高めている。302馬力を誇り,この小型 SUV はわずか 6.3秒で時速 0マイルから 60マイルまで加速し,これはガソリンのみのバージョンよりも 2 秒速い。電気のみで走行できる距離が 42マイルと異例に長いため,オーナーはガソリン・エンジンの使用を最小限に抑えることができる。バッテリーが消耗しても,RAV4 プライム は全体で 34 mpg を実現し,ハイブリッド・バージョンの 37 mpg よりわずかに低い。機敏で(Frisky)燃費の良い(frugal)プライムは,他のバージョンよりも乗り心地が良く,静音性も高いため,全体的にプレミアムな体験ができる。

Toyota Highlander Hybrid/トヨタ ハイランダー・ハイブリッド

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Midsized SUV/中型SUV

ハイランダーは快適な中型SUV で,乗り心地がよく,シートがゆったりしていて,キャビンの利便性に配慮されており,アクティブ・セーフティ機能が充実しており,信頼性も高いと予測されている。しかし,243馬力のハイブリッド・パワートレインを搭載しているため,燃費効率は抜群である。
当社のテストでは,他の 3列シート SUV は全体で 30mpg を達成していないが,ハイランダー・ハイブリッドは 35 mpg で,四輪駆動で圧倒的な成績を収めている。高速道路では 41 mpg を達成している。燃料タンクが満タンの場合,航続距離は 590 マイルである。ハイブリッドはガソリンのみのバージョンに約1,500 ドル追加されるが,燃料節約ですぐにペイされる。

BMW X5 & X5 PHEV/ BMW X5 & X5 プラグイン・ハイブリッド

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Luxury SUV/高級 SUV

X5 での移動は贅沢な体験である。静かな(whisper-quiet)キャビンには贅沢に革と木が使われ,表面はクッション仕上げで,前部座席は心地よく(with coddling)フィットする。バランスのとれたサスペンションはしなやかな乗り心地と,カーブの多い道路でも負けない落ち着いたハンドリングを提供する。
ターボ 6気筒エンジンは素早い加速を実現するが,プラグイン・ハイブリッド・バージョンこそが真のエースである。ターボ直列 6気筒エンジンも使用しているが,一体型電気モーター(integrated electric motor)と十分な大きさのバッテリーが組み合わされ,強力な(robust)電気推進力を発揮する。ほぼすべての細部まで精巧に仕上げられた(exquisiteX5 は,高い基準を確立している。

Tesla Model Y/テスラ モデルY

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Electric Vehicle/電気自動車

モデル Y は、モデル 3 と共有する電気自動車プラットフォームの最上位モデル:SUV のようなボディは,セダンよりも広い乗客と荷物スペースを提供する。魅力的な中型サイズのパッケージ,長い走行距離,強力なスーパーチャージャー互換性により,広大な充電ネットワークで急速充電が可能になり,電気自動車への移行が容易になる。
モデル Y は,ロング・レンジとパフォーマンス・トリムで驚くほど速く,0 から 60 mph まで 5 秒未満で加速する。さらに,スポーツカーのようなハンドリングで,ステアリングの応答性が高く,コーナリング時のボディ・ロールが最小限に抑えられている。機能は無線アップグレード(over-the-air upgrades)によって追加および強化されるため,すでに優れたこの車が,時間の経過とともにさらに良くなる可能性がある。

(転載了)
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