ポール・ワトソン,グリーンランドで逮捕・拘留。
‘BBC’,July 22,2024付け
“Veteran anti-whaling activist arrested in Greenland”
「実績豊富な反捕鯨活動家,グリーンランドで逮捕される」
の見出し記事を 下記,拙訳・転載します。
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反捕鯨活動家のポール・ワトソン(Paul Watson)が,日本が発行した国際逮捕状(international warrant)に基づきグリーンランドで逮捕されたと当局と彼の財団が発表した。
リアリティ番組「ホエール・ウォーズ(Whale Wars)」のスターであるワトソン氏は,グリーンランドの首都ヌーク(Nuuk)で船が入渠(docked)した際に逮捕されたと警察の声明で発表された。
キャプテン・ポール・ワトソン財団(the Captain Paul Watson Foundation)によると,今回の逮捕はワトソン氏が南極地域で行った以前の反捕鯨活動(anti-whaling interventions)に対して発行されたインターポールのレッド・ノーティス(Interpol Red Notice)に関連しているとみられる。
警察によれば,73歳の男は日本への引き渡しの決定が出るまで拘留(detain)を要請され,地方裁判所に連行される予定だという。
彼の財団がXに投稿した映像には,ジョン・ポール・デジョリア(the John Paul DeJoria)号の船上で警官がワトソン氏に手錠をかけ(handcuffing),彼を警察のバンに乗せて連れ去る様子が映っていた。
彼の財団は「レッド・ノーティスは数ヶ月前に消えていたので,非常にショックを受けた。」と述べた。
「消去されたか,機密扱いされた可能性を意味するので驚いた。日本が機密扱いにしたのは,ポールに誤った安心感を与える(lure)ためだったと今ではわかっている。と財団の船舶運営責任者,ロッキー・マクリーンは声明で述べた。
「我々はデンマーク政府に対し,ワトソン船長を釈放し,この政治的動機による要請を受け入れないよう要請する(implore)。」
グリーンランドはデンマークの自治領で,自治政府と議会を持つ。
2012年にワトソン氏に対してレッド・ノーティスが発令され,インターポールは,2010年に南極海で日本の捕鯨船に対して2件の事件を起こし,損害と負傷を引き起こした容疑で日本が彼を指名手配していると発表している。
日本政府はコメントしていないが,日本の海上保安庁の広報担当者はAFP通信に対し,逮捕について承知していると語った。
ワトソン氏の財団は,彼は「北太平洋で日本の新造船である関鯨丸を妨害する(intercepting)」ために向かっている途中だったと述べた。
5月に日本を出航した関鯨丸は,小型船が捕獲して殺したクジラを解体する。
活動家らは,日本が「科学的」目的と称して南極海と北太平洋で捕鯨を行っていた2019年以前に,関鯨丸の前身船を標的にしていた。
日本は2019年に国際捕鯨委員会(IWC: the International Whaling Commission)を脱退し,現在は自国の領海内で持続可能な規模(sustainable scale)でのみ商業捕鯨を行っている。
しかし,ワトソン氏の財団は,日本が早ければ来年にも南極海と北太平洋での公海捕鯨(high-seas whaling)を再開する計画であると考えている。
同団体は声明で,ワトソン氏に対するレッド・ノーティスの「再開(reactivation)」は「政治的な動機によるもので,新造の捕鯨母船の進水と同時期である。」と述べた。
ワトソン氏は何十年にもわたる活動により世界中から支持者を獲得しているが,攻撃的な戦術により批判も受け,法的問題にも直面している。
その批判の一部は,ワトソン氏が共同創設者であると主張している(同団体はこれを否定している)グリーンピースからのものだった。
(転載了)
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国際逮捕状を発行して,逮捕してもらった,あるいは 逮捕させた責任国・ 日本には,当然 ワトソンをキッチリ裁く義務があります。
“Red Notice”:
《a ~》レッド・ノーティス◆国際刑事警察機構が加盟国の申請により発行する通知。その国で逮捕状が出ている被疑者などについて人物を特定し,発見したら手配元の国に引き渡す方向で協力するよう各国に要請するもの。
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