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2024年8月30日 (金)

トランプは どのくらい 噓吐きか,又は どのくらい 噓吐きと言われているか。

トランプの嘘は有名ですが,英文Wikipedia には その項目があります。
False or misleading statements by Donald Trump
「ドナルド・トランプによる虚偽または誤解を招く発言」

下記,拙訳・転載します。
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ドナルド・トランプは,米国大統領としての任期中および任期終了後,何万件もの虚偽または誤解を招く主張を行った。ワシントン・ポストのファクト・チェッカーは,彼の大統領任期中に30,573件の虚偽または誤解を招く主張を記録した。これは1日平均約21件に相当。トロント・スター紙は,20171月から20196月までの虚偽の主張を5,276件と集計した。これは1日平均6件に相当。

評論家やファクト・チェッカーは,トランプの虚言(mendacity)の規模は米国政治では「前例のない」ものであり,虚言の一貫性は同氏のビジネスと政治のアイデンティティの特徴的な部分であると述べた。トランプのツイートの学術的分析では,欺く意図(intent to deceive)があったことを示す「重大な証拠」が見つかった。

当初は抵抗していたものの,20196月までに多くの報道機関がトランプの虚偽(falsehoods)の一部を「嘘(lies)」と表現し始めた。ワシントン・ポスト紙は,トランプが虚偽と知りながら頻繁に主張を繰り返すのは偽情報(disinformation)に基づく選挙運動に等しいと述べた。トランプ陣営の最高経営責任者で大統領首席戦略官のスティーブ・バノン(Steve Bannon)は,民主党ではなくマスコミがトランプの最大の敵であり,「彼らに対処するにはマスコミを糞で埋め尽くすしかない」と述べた。

2020年の米国大統領選挙を覆そうとする試みの一環として,トランプとその同盟者は,大規模な選挙不正があり,トランプが選挙に勝利したと繰り返し虚偽の主張をした。彼らの取り組みは,ヒトラーの「大嘘(big lie)」プロパガンダ手法の実践だと一部の人々から指摘されている。

2023年68日,大陪審はトランプを「虚偽の陳述および表明(false statements and representations)」の罪で起訴した。具体的には,召喚状で提出された機密文書を,探し出して政府に返還しようとしていた自身の弁護士から隠した罪である。20238月,2020年の選挙に関するトランプの虚偽のうち21件がワシントンD.C.の起訴状(indictment)に記載され,27件がジョージア州の起訴状に記載された。

Veracity and politics
真実と政治

米国の政治情勢を研究する多くの学者や観察者は,トランプの嘘とそれが政治談話(political discourse)に与える影響は独特,あるいは極めて異例だと述べている。「政治家が嘘をつくのは昔から自明の理(truism)だった。」とキャロル・マクグラナハン(Carole McGranahan)は2017年に米国民族学者誌に書いたが,「ドナルド・トランプは違う。」トランプは米国政治に関わった中で最も「熟達した,効果的な嘘つき(accomplished and effective liar)」である;さらに,彼の嘘は公共の談話を変え,「政治における嘘の頻度,程度,影響は今や前例のないもの」となった。

歴史家のダグラス・ブリンクリー(Douglas Brinkley)は,米国の大統領は時折「国を欺いたり,誤解させたりした」が,トランプほど「常習的な嘘つき(serial liar)」はいないと述べた。ドネル・スターン(Donnel Stern)は2019年に『精神分析的対話(Psychoanalytic Dialogues)』で,「政治家は真実を歪曲するものだ。だがトランプ氏は全く別の動物だ(whole different animal)」と断言した。なぜならトランプは「政策として嘘をつき」,支持者や自分自身を満足させるためなら「何でも言う(will say anything)」からだ。

2017年にロイター・ジャーナリズム研究所に寄稿したハイディ・タクスダル・スキエセスは,どれほど嘘が「常に政治の不可欠な部分であった」と述べた。しかし,トランプは選挙運動中および大統領在任中,「前例のない規模で虚偽(untruths)を流布した」。スキエセスは,フランス政界で虚偽を流布する点でトランプ氏に匹敵する人物はいないとコメントした。

「でっち上げ(fabrications)は長い間,米国政治の一部だった。」と,シェリル・ゲイ・ストルバーグ(Sheryl Gay Stolberg)は2017年にニューヨーク・タイムズ紙に書いた。過去50年間の大統領たちは時折 嘘をついてきたからだ。ストルバーグは,ドワイト・アイゼンハワー(Dwight Eisenhower)がソ連上空で撃墜された米スパイ偵察機について嘘をつき,リンドン・ジョンソン(Lyndon Johnson)がベトナム政策を正当化するために嘘をつき,ビル・クリントン(Bill Clinton)が性的関係を隠すために嘘をついたことを例に挙げた。一方,ストルバーグは,リチャード・ニクソン(Richard Nixon)がウォーターゲート事件で嘘をついたと非難され,ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)がイラク戦争の必要性について嘘をついたと非難されたことを詳しく述べている(ブッシュが嘘をついたと非難した人の1人はトランプだった)。

しかし,ストルバーグは,「歴史家や 両政党のコンサルタントが一致して言うように,トランプ大統領は,作家ハンナ・アーレント(Hannah Arendt)がかつて『真実と政治の衝突(the conflict between truth and politics)』と呼んだものをまったく新しいレベルにまで引き上げたようだ・・・トランプは,事実上,毎日のように誇張(hyperbole),歪曲(distortion),捏造(fabrication)を流布している(trafficking in」と述べている。ロサンゼルス・タイムズのマーク・バラバック(Mark Barabak)は2017年,「あらゆるタイプの」大統領がこれまで,偶然に,あるいは「非常に意図的に(very purposefully)」国民を誤解させてきたと述べている。

バラバックは,ナチスの強制収容所(death camps)を撮影したと虚偽の発言をしたロナルド・レーガン(Ronald Reagan)や,医療費負担適正化法(Affordable Care Act.)の下で「健康保険に満足しているなら,そのまま続けられる」と虚偽の発言をしたバラク・オバマ(Barack Obama)を例に挙げた。しかし,バラバックは,「ホワイト・ハウスの学者や政府を研究する他の学者は,ドナルド・トランプ大統領のような大統領はかつて存在しなかったことに同意している。彼の虚偽,誤った発言,そして度重なる誇張(exaggerations)の量は,他に類を見ない(unparalleled)。」と述べた。

ジェレミー・アダム・スミス(Jeremy Adam Smith)は「嘘はトランプの選挙運動と大統領職の特徴であり,欠点(bug)ではない」と書いた。トーマス・B・エドサル(Thomas B. Edsall)は「ドナルド・トランプは大統領史上最もひどい(prodigious)嘘つきの称号を主張できる。」と書いた。ジョージ・C・エドワーズ3世(George C. Edwards III)は「ドナルド・トランプは歴代の大統領の中で最も嘘をついている。これに匹敵する人物はいない(There is no one that is a close second.:これに次ぐ者はいない)」と書いた。

(以下 省略/転載了)
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トランプが大統領任期中に述べた虚偽,1日平均 21件。
真実は 何件? 側近は苦労したでしょう。

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