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2024年8月12日 (月)

鯨保護活動家,国際指名手配容疑者,逮捕された ポール・ワトソンは 日本に引き渡されるか?

2010年に南極海で日本の捕鯨船に対する妨害行為を指示したとして,海上保安庁が傷害と威力業務妨害の疑いで逮捕状を取得し,日本の要請を受けて国際刑事警察機構(インター・ポール)が 2012年に発行した「赤手配書(Red Notice)」に基づき国際手配されていたシー・シェパードの創設者 ポール・ワトソン容疑者 ― 別名「エコテロリスト」-は,721日,グリーンランドで逮捕されました。

Red Notice:世界中の法執行機関に対して,引き渡し,または同様の法的措置を待つ人物を見つけ出し,暫定的に逮捕するようにとの要請。

日本への引き渡しは?

ワトソン容疑者の身柄に関しては,フランスのマクロン大統領が身柄を日本へ引き渡さないようデンマーク政府に働き掛けるなど,「反捕鯨」を基点に釈放の声が高まっているようです。

Le Monde’ の電子版は Aug.11, 2024付けで
Whale protection: 'The United Nations must intercede with Japan to obtain Paul Watson's release'
「鯨保護:『国連はポール・ワトソンの解放のために日本に仲介をしなければならない』」
の見出し記事を掲載しています。

下記,拙訳・転載します。
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マリー・トゥーサン(Marie Toussaint)やオリヴィエ・デ・シュッター(Olivier de Schutter)を含むジャーナリスト,活動家,人権専門家のグループが,日本の要請(behest)でデンマークで逮捕された捕鯨保護活動家(whale conservationist)ポール・ワトソンの「無条件かつ即時の(unconditional and immediate)」釈放を求めている:「彼の逮捕に同意することは,一国の要請で国際法の尊重を無視する(flout)ことになる」

NGOシー・シェパードの創設者ポール・ワトソンは,日本政府の要請により,グリーンランドのデンマークの刑務所に2週間以上拘留されている。デンマーク法務省は,同氏の日本への引き渡しについて815日に決定を下す予定だ。
日本が「衝突を企てた」として国際逮捕令状(international arrest warrant)を請求しているこの有名な船長は,721日に船でグリーンランドに静かに寄港中(stopover)に逮捕された。

それ以来,ジャーナリストのヒューゴ・クレマン(Hugo Clément)が立ち上げた嘆願書(petition)を含め,ワトソンの釈放を求める大規模な国際的運動が展開され,現在70万人を超える署名が集まっている。

フランス大統領もこの件に介入し(intervened),デンマーク当局にワトソンの身柄引き渡しを行わないよう要請している[エマニュエル・マクロン大統領は「状況を注視(following the situation closely)」しており,日本への身柄引き渡しを阻止するため「デンマーク当局に仲介している(interceding with the Danish authorities)」とエリゼ宮で723日火曜日に説明]

シー・シェパードの創設者がこれほど人気を博しているのは,名声や個人的な利益のためではなく,主に鯨を保護するために,何十年も世界中の海で 執拗に(doggedly)活動してきた(plying)からだ。ワトソンと彼のチームは,5,000頭以上のクジラ目の動物(cetaceans)の救助に貢献したと言われている - クジラ目動物は,1986年に国際捕鯨委員会(IWC)が採択したモラトリアムが発効して捕鯨が正式に禁止されて以来,国際法で保護されているはずの(supposedly protected)クジラである。

現在,モラトリアムに従わない国はアイスランド,ノルウェー,日本の3ヶ国のみである。特に日本は,2014年に国際司法裁判所からモラトリアム違反の判決を受けていた。

(以下 有料記事のため省略)

(転載了)
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国連は関係ないでしょう。

日本は 犯罪容疑者を裁くために引き渡しを求めるのみです。懲役15年が相当と言われているようです。
「日本では公正な裁判を受けられないと思う。( "We don't believe you get a fair trial (in Japan).)" 」と キャプテン・ポール・ワトソン財団(the Captain Paul Watson Foundationの幹部ロバート・リードが語ったと伝えられていますが,他国の司法の公正さへの疑いを公言するのは如何なものでしょう。

IWC設立の目的は 「秩序ある捕鯨産業の発展」(to provide for the proper conservation of whale stocks and orderly development of the whaling industry.)であり,「鯨の保護」は手段に過ぎず IWCの目的ではありません。
手段と目的を取り違えてはいけません。決して 鯨を殺さないことが IWCの目的ではないのです。
日本が IWCを脱退した理由が 正にこれです。
因みに,私は 尾の身の刺身が好きですが,もう何年も食べていません。

それにしても フランスは フォアグラ生産におけるガチョウへの残虐行為は どう考えているのでしょうね? フォアグラ生産禁止法を作る予定はないのですか? マクロンさん。

因みに フォアグラの生産は次の国(地域)では禁止されています。これは 国連とは関係ありません。

Argentina,Australia,Austria,Czech Republic,Denmark,Finland,Germany,India,Ireland,Israel,Italy,Luxembourg,Malta,Netherlands,Norway,Poland,Sweden,Switzerland,United Kingdom,Turkey,The states of California and New York in the United States

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